ひかり

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小麦粉シャンプー

2013年11月09日 | 界面活性剤不使用
今日は、小麦粉シャンプーについて、お伝えしたいと思います。

先ずは、レシピから。

 薄力粉 30g(全体の10%)
 水   270g
 ※強力粉は、グルテンが髪の毛について白くなってしまいます。
  全粒粉は、粉が荒く、地肌に残ってしまうので、お薦めできません。
 ※350gのはちみつ容器に、入る量です。

用意するもの

 はかり
 小鍋(蓋付き)
 泡立て器(小さめの物)
 マグカップ(泡立て器が入る大きさの器)
 小鍋を冷やす為の器
 ろうと
 へら
 お好みの容器(350gのはちみつ容器など)


では、作り方です。


薄力粉を30g計り、水を入れて300gにする。
※写真の秤の数字は、粉が35gの場合の数字を示しています。ややこしくて御免なさい。


泡立て器で良く混ぜて、火にかける。(強火で2分位)
※火にかけたまま、放置しない様にして下さい。
 30秒毎位に様子をみて混ぜる。2分前後で混ぜ続ける。


出来上がり。
見極めは、混ぜにくくなる瞬間があります。そうすると泡も消え始める。
望みの硬さよりも、随分ゆるめに仕上げないと、冷めると硬めになります。


鍋よりも大きめの浅い器に水を入れて、
鍋を入れ冷やす。
膜が張るのを防ぐ為に、蓋をして、時々、混ぜます。
(泡立て器についた小麦粉が固まるのを防ぐ為に、
泡立て器の先を水に漬けておく。)


粗熱が取れたら、容器に移します。
あまり長時間放置し過ぎると、硬くなり過ぎて容器に入れにくくなるので気をつけて下さい。
美容院に行く時には、蓋付きの小さな容器に入れて持って行きます。
(美容院では、お薦めのシャンプー等を置いているので、こっそりお願いするのが良いと思います。)

冷蔵庫で保存。1週間弱保ちます。


では、使い方です。
先ずは、シャワーなどで頭皮と髪を濡らし、
適量の小麦粉シャンプーを手に取って、マッサージします。
よく洗い流します。
リンスなどは使いません。


では、小麦粉シャンプーについて少しお話ししたいと思います。

一般的な市販のシャンプーは、界面活性剤が入っています。
頭皮の脂や汚れを落としてくれるのですが、
自然な潤いも奪ってしまうだけではなく、
皮膚を清潔に保ってくれる菌も殺してしまいます。

適度な潤いも残してくれる小麦粉シャンプーですが、
べたつく髪の方にもお薦めです。
小麦粉シャンプーにする前は、
18時間程すると、髪がべたついていましたが、
1日経っても、それ程べたつく事は、なくなりました。

それから、市販のシャンプーやリンスには、シリコンが入っています。
髪をサラサラにする為のシリコンです。
小麦粉シャンプーの使い始めは、人によっては、ゴワゴワしますが、
使い続けるうちに、ゴワつきや、きしみが無くなります。


小麦粉シャンプーは、環境に良いのか?
残念ながら、科学データーが手元にありません。
しかし、市販のシャンプー、リンスには、環境に良くない添加物が沢山含まれている事を考えると、
手づくり小麦粉シャンプーには、それらは含まれていませんので、その意味では、環境に優しいと言えると思います。

お財布にも優しい小麦粉シャンプー
薄力粉の値段をネットで調べてみると、
1kgで、大体数百円程でした。
私ひとりの場合、1kgの小麦粉を消費するのに掛かる日数は、140日位でしょうか。
オーガニックや、無添加シャンプーは高価なので、それらに比べれば、格段に安いと思います。

髪にも、お財布にも、環境(?)にも優しい小麦粉シャンプーの紹介でした。



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