内田農園ブログ

千葉県北総台地の豊かな自然の中から、とりたての野菜を紹介します。

レタス

2012-10-30 05:09:11 | 日記
 9月中旬からの雨が多かったのが一番の原因とおもうがレタスの出来が悪い、悪い、この辺の気候には合わないので農薬散布をしても軟腐病にやられてしまう。一部が隣の植木屋さんの陰に入り水分が抜けにくいのも大発生の原因だ。半分ぐらいが畑に置き去りのままだ。これでは赤字になってしまう。8/27播きのレタスはこれまたこのところの低温で生育が思わしくない。堆肥に尿素を混ぜて追肥をしたがあと10日ぐらいたたないと収穫になってこない。11/4から出荷の生協用のレタスがあまりない。天候には勝てずだがもう少し早生、晩生と一緒に播けばよかったかなと日にちに合わせての出荷は難しいとつくづくおもう。産直のお任せセットなら、レタスがなければキャベツで、葉物がなければ、大根、葉付き人参でしのぐ事もできるが、これは生協の担当者に連絡するしかない。
 冬越しキャベツを植えるのと玉ねぎの定植、もみがらくん炭焼き、そして生姜の掘りとりと秋の収穫ものがどんどん待っている。月がきれいなのでホッとするひと時もある毎日です。

天恵緑汁

2012-10-24 05:29:38 | 日記
 膝痛みでついつい億劫にしていた農業用の資材‘天恵緑汁‘を先日仕込んだが、玄米酢や天然カルシウムと一緒に秋野菜にどんどん使ったのですぐなくなってしまった。去年のような温かい秋なら窒素肥料の働きをする天恵緑汁は葉面散布には使わないのだが今年は違う。まだ気温のある10月にどんどん散布していかないと生育がますます遅れてしまう。でか葉物もないので夏野菜ののこり、ツルムラサキをコンテナいっぱいとってきてきざんで黒砂糖とまぜ甕壺に入れ重しをして二日ほど置く。別の甕壺を用意して中の材料を甕壺の上に置いたざるにあけ、下の甕壺に自然に汁が落ちるようにする。このでてきた植物のエキスに酵母菌やらいろいろな微生物が入っていて、これを500倍に薄めて野菜にかけている。効果のほどはと言われると比較試験をやってないのでなんともいえないが、人間が飲んでも大丈夫なので秋野菜には2~3回かけている。韓国の趙漢珪先生の教えを受けてからだが、畑の輪作とあわせて毎年行っている。

大掃除

2012-10-20 05:19:53 | 日記
 昨日の金曜日は前日の雨もありすぐには畑に入る事はできなかった。以前から気になっていたスイカの残り段ボールをきちんとかたずけようと気持ちをいれる。本当は9月中旬にはと思っていたのだが畑の草取りに追われてできなかった。健夫も‘来年は俺のメロンの箱も置くから‘と言って、八街市のごみ袋を持ってきてし分けしながらかたずけてゆく。なにせ毎日出荷に追われていたので掃除ができていない。ネズミの跡がある古段ボールはとりあえずパレットにのせ外に運び出す。床に敷いてあった段ボールはぺろぺろなので、これは家で燃やせると古箱にどんどんつめる。落花生の種が入った南京袋を置いた時もあったのでネズミに食われた殻がぽろぽろところがっている。箒で掃きとり、新しい?古段ボールを敷いて3Lから残った箱を手前に向かって積みなおす。箱の後ろに置いてある荷物戸棚は30年前母屋を立て直す時にうちしたままのものだ。中の品物(なぜか昔の服や小学校で賞をもらった書道のお掛けじが入っていた)これの掃除は次回に。処分しようと言った健夫に‘一枚板で作ってあるんだから、今なら30万以上だよ!と喝。昔のものは長持ちします、しかしネズミの巣になっては元も子もなし、きれいにしておかないとね。半日かかってごみ山をだし、捨てられるものは町の処分じょうに。気持ちも秋空のごとくすっきりしました。掃除はいいですね。

ぼっち積み パート2

2012-10-19 05:00:29 | 日記
 15,16の両日で終わらした落花生のぼっち積みだがこれはなかなかコツがいる。亡くなった父は最期の一つかみはポンと飛び跳ねて山のてっぺんに載せていたが、そんな大きなぼっちはこちらは作れないし(土台を大きくしないと大きいぼっちは作れないし、それは均等にみっちり積んでないと強風などで崩れてしまうことが多い)高くも詰めない。月曜日からくることになった千葉市からの石井さんは奥さんと一年以上海外を旅行してきたという心の広い(?)人に思えたが、とにかく農業をやってみたいという気持ちが強いのでぼっち積みを教えてみる。といってもこの私も父が亡くなってから本格的に積み始めたほうだ。積む場所は畑全体をみて土台の位置を考えてゆく。風通しが悪い場所にはつまず、手間がかかっても落花生をよい場所に運んでくる。置く場所を草かきでならし、稲わらをしいてまず土台作り、たたんだ落花生を中心に置き、それを取り囲むように畳んだ落花生の根っこを上にしたものでぐるりとかこむ、荒縄でぎゅっと締めて、これは女の人ではちょっと難しい、こちらが荒縄の位置を押さえて別の人にぎゅっと荒縄を縛ってもらう。こうして畳んだ落花生を時計周りに崩しながら土台の上に並べてその都度膝を使って押してゆく一周りしたら其の上に乗って体全体で重しをかける。落花生で井げたを組み、また同じように繰り返して積んでゆく。説明すると長いが石井さんは結構器用に積んでくれたので、午後もひと山積んでもらう。私はほどにの人なので‘まあまあよいか‘の積み方なのだが性格がでてくる。80歳になる高久さんにも教えたら、おじいちゃんは以前勤めていた会社でコンクリートの配合なんかをやっていたということでとにかくきちんとぴったり積んでしまう。今年就農したばかりの
健夫は早いが雑なので山がぼさぼさだ。つれあいは身長があるので大きくピッチリつんでくる。石井さんも空調関係の仕事をしていたということできちんと積んでゆく。最初にしては上出来、本人は‘汚いかな‘と気にしていたがO.Kでした。この中心に‘うろ‘を作るという積み方をしない農家もある。うち家で違う。こうして二週間から一カ月自然風乾してから天気を見計らって脱穀。北西風がふくのを願うばかりだ。

ぼっち積み終わりました

2012-10-18 13:31:46 | 日記
 先週佐倉の西川整形外科を受診、いっしょに連れていった母は「もううごかさないほうがいいよ」と言われがっかり、ついでに診てもらった私は「リハビリやっていったら」と先生にいわれ一時間ほどかけて四種類のメニューでリハビリ。帰ってからも出来る体操をやってみて、翌日右足のふくらはぎの重だるさがかなり軽くなっていてこちらがびっくり。これは効果てき面とこちらが驚きももの木でした。とにかく六反分の落花生のぼっち積みが待っているので、そうそう痛いなどといっておられません。朝晩リハビリ体操をやり、気持ちも体も前向きに、シルバーのおじさんや新しく来た石井さんらに手づだってもらい二日で終了。こぼれた豆やカラスよけの糸張りをやってとりあえず‘ほっと‘しております。水曜日は午後は雨という予報がずれ、遅れていた葉物を撒いて人安心。昨年と違い雨が多く、気温が低くなりがち、でも秋の収穫作業ひとつひとつやってゆきますよ。