Carmen Cuesta / Mi Bossa Nova

ギタリストとしても有名な旦那様「Chuck Loeb（チャック・ローブ）」との共同名義「Carmen Cuesta - Loeb」でのアルバムが続いていたスペイン生まれのジャズ・ヴォーカリト「Carmen Cuesta（カルメン・クエスタ）」...（^^）

2010年の最新作（とは言え出回ったのつい最近の気がするんだけど..^^;）は、単独名義による「ボサノヴァ」集...♪

■ Carmen Cuesta / Mi Bossa Nova　(Care Music, EU, 0205622GLA, 2010)

01. Triste　(Antonio Carlos Jobim)
02. Fotografia　(Antonio Carlos Jobim)
03. Retrato em Branco e Prieto　(Antonio Carlos Jobim / Francisco Buarque De Hollanda)
04. O Barquinho　(Roberto Menescal / Ronaldo Boscoli )
05. Pois E　(Antonio Carlos Jobim / Francisco Buarque De Hollanda)
06. Jobim　(Carmen Cuesta)
07. Modinha　(Antonio Carlos Jobim / Vinicius de Moraes)
08. Tormenta　(Carmen Cuesta)
09. Manha de Carnaval 　(Luiz Bonfa / Antonio Maria)
10. Chega de Saudade 　(Antonio Carlos Jobim / Vinicius de Moraes)
11. Meditacao　(Antonio Carlos Jobim / Newton Mendonca)

Personnel : Carmen Cuesta (vo), Chuck Loeb (g,kb,b), Matt King (p), Brian Dunne (ds), David Charles (per), Christian Diener (b), David Mann (fl), Howard Levy (her), Christina Loeb (fl), Lizzy Loeb (fl)

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内容的には前述のとおり「ボサノヴァ」作品となっており、なんでも「Antonio Carlos Jobim（アントニオ・カルロス・ジョビン）」と「Elis Regina（エリス・レジーナ）」の『Tom & Elis』 (1974年作品) に深くインスパイアされて生まれた作品とのことで、

収録曲も「ジョビン」の曲を中心に（前記アルバムから5曲）、「ホベルト・メネスカル」の「04（小船）」、「ルイス・ボンファ」の「09（カーニバルの朝/黒いオルフェ）」といったブラジリアン・クラシカルに、彼女のオリジナルを2曲加えたもの...（^^）

これまでのアルバムは「スムース・ジャズ」的な指向が強くて（ダンナさんの活動フィールドなのでいた仕方ないけど）、ジックリと聴き込むには個人的にちとツライものがあったものの...（^^;）

当作は生音中心の正統派「ジャズ・ボッサ・バンド」をバックに歌っており、これまでにない活き活きとした歌唱（これまでが悪いと言っているわけではない...念のため）が実に好印象...（^^）

クラシカルなブラジル・ナンバーは言わずもがな、「クエスタ」のオリジナル2曲も良い出来でアルバム通して聴ける内容に...（^^）

落ち着いた内容なので、「灼熱の炎天下」よりも、秋を感じさせるこれからの季節にオススメできる1枚...♪

ちなみにフルートで参加している二人の「Loeb」は娘さんとのこと...（^^）

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