'ROUND MIDNIGHT

ソウルにジャズ、ボサノバ、シティポップ、そしてビールが大好き(^^)お気に入りの曲やアルバムを紹介しています... ♪

Birgit Lystager / Birgit Lystager

2007-12-11 18:25:02 | Rock/Pop/AOR

先(2007-06-28)に紹介した『Salt Water Taffy / Finders Keeper』以降も、いわゆる「Soft Rock(ソフト・ロック)」周辺はそれなりに聴いていたのですが、コチラで紹介するまでには至らずにいたところ...

北欧はデンマークの歌姫「Birgit Lystager(ビアギッテ・ルゥストゥエア)」が1970年にリリースしたというコチラは、ジツに心癒される好内容...♪

Birgit Lystager / Birgit Lystager (1970) (Reisue; Vivid, VSCD9339, 2007)

01. Vores Eget Lille Sted (Pretty World) (Antonio Adolfo)
02. Manden Pa Hojen (Fool On The Hill) (lennon/McCartney)
03. Naer VedDig (They Long To Be Close To You) (Burt Bacharach)
04. Jeg Venter Pa Et Vink (Gimme Little Sign)
05. Birger (Sunny) (Bobby Hebb)
06. Ga Din Vej (Wight Is Wight) (Michel Delpech)
07. Christina (Tristeza) (Lobo/Niltinho/Gimbel)
08. Pa Regnbueve (Make It With You) (Bread)
09. Aldrig Bli Forelsket Mer (I'll Never Fall In Love Again) (Burt Bacharach)
10. Sa Har Vi Hinanden (Melting Pot)
11. Vis Mig En Vej (Sometimes)
12. Smilende Susie (Pretty Belinda)



まずはご覧のとおり、「ボサノバ」のスタンダード、「Beatles(ビートルズ)」「バカラック/カーペンターズ」、「ジャズ」のスタンダードなど、選曲のセンスがジツにヨロシイのと(^^)、

コレら原曲が多岐に渡りながらも、アレンジにより一環した雰囲気作りがなされ、デンマークの一流ジャズメン(ワタクシは名前を知る由もないが...笑)による洗練された演奏も、ナチュラルな「ビアギッテ」の歌声を引き立てるものに...^^

捨て曲ナシの全曲聴ける内容だと思うけど、とりわけ「アントニオ・アドルフォ」の「Sa Marina」のカヴァー「01」、バカラック作「カーペンターズ」の名曲「03」「09」、「ボビー・ヘブ」の「05」あたりの完成度は高し...^^

そして極め付きは「Goodbye Sadness」としても知られる「07」で、キッズ・コーラス(コレがまた少々不安定なんだけどナチュラルで可愛いのよ...笑)に囲まれながら歌う「ビアギッテ」の楽しそうな歌声には思わず頬が緩んじゃって、数ある「Tristeza」のカバーの中でもかなり得点高し...^^

というわけで、ソチラ方面がお好きなヒトにはかなりオススメかもしれない...♪

ジツを言うと、同時発売の↓「Cravo E Canela / Preco De Cada Um」のほうが、購入前は期待していたのですが(MPB系でコレも悪くはないけど...^^)、今のワタクシには断然コチラでした(ジャケもキュートだし...笑)


Birgit Lystager / Birgit Lystager  Cravo E Canela / Preco De Cada Um


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