悪魔の囁き

少年時代の友達と楽しかった遊び。青春時代の苦い思い出。社会人になっての挫折。現代のどん底からはいあがる波乱万丈物語です。

若葉と青葉と紅葉と・・・

2017-01-09 09:34:45 | 日記
第二話【桜のない校門】


私たち一年坊の一学年上の担当だった、東京村では比較的美人で優しい先生がいた。
男女生徒に人気があり慕われていた美術の20代の田村佳子先公が恋愛で他校の先公と結婚した。
身長は、155cm顔は卵型の色白で緑の黒髪は右から7:3のストレートに分けて肩まで流していた。
眉毛が薄くブラウンの墨を引いていた。
二重瞼にブラウンの瞳は大きく白目は透き通ったライトブルーだった。
鼻筋が通りなだらかな傾斜でイヤミなお高く止まったところがなかった。
鼻の下が短く上下の唇が厚めに整い赤い口紅を引いていた。
すると!!
本性を現し、何かと癇癪起こし眉間にシワを3本深く刻んだ醜い鬼女の顔に変わった。
『何時も、何を怒っていんだろぅな?』とスインピーが言った。
『2階の窓から顔を出して怒鳴り散らすこともないだろうねぁ』とブルが言った。
『誰が怒られているか分からないものなぁ』
『校庭では危ないからボール遊びをしてはダメよ』
『どうしてですか?』とラッキョが聞いた。
『他で遊んでいる生徒に当たたったあぶないでしょう』
『ボールを投げるわけでもないから大丈夫ですよ』
『女生徒も遊んでいるから、それでもダメなの』
『女生徒だってドジボールしているじゃないか』とエテが口を尖らせて言った。
『ドジボールはコートの中でやっているからいいのよ』
『そんなことねぇよ!それたボールが飛んでくるじゃんかぁ』
『そっちの方が当ったら痛いよな』とトンカチが言った。
『それでも男子はダメなの』
小・中学の子供は巨人ファンが殆どで、大勢で遊べるスポーツは野球だった。
しかし、TVの勝呂誉主演の青春ドラマシーリーズでラグビーが放送されていた。
すると、中学校ではボールだけで遊べるラグビーが流行り校庭を駆け回っていた。
『ラグビーで遊んでいて怒られるんじゃ、何処でやればいいんだろう?』
『体育館では室内競技をしているもんなぁ』
『何だか!分かんねぇな?』
『新婚旅行から帰って来てからおかしくなった』
『若しかしたら夫婦仲良くないのかな?』
『顔がきつくなったよな』
『そうかもしれないなぁ』

“また!!”
適当にブスでオールドミスの数学の中村佳子先公は、歳は35歳、身長は158cm、中肉中背だった。
丸顔で顎が尖っていて眉毛を茶色に引いて二重瞼にブラウンの瞳で目尻に五本のシワを刻ませていた。
額が狭く耳が隠れるほどのショートカットで左から6:4に分けてブラウンへャーにパーマをかけていた。
顔全体を白色に化粧をして頬骨は桃色のチークを明るく入ていた。
鋭く尖った鷲鼻をして、鼻の下が短く上唇が薄く下唇が厚かった。
高い声で喋るとアヒル口になり下唇が受け口になった。
授業中語りが熱くなると教壇から降りて来た。
そして!!
真ん中の先頭に座っている私の机の前に立った。
すると!!
中村先公は股間を机の右角全方の位置にピッタリ当たった。
そして!!
角に股間をグイグイ押し付けて熱く話をした。
すると!!
私の机が左横に動きだした。
『あれ!あら!あれ!』
( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄; アリャ?ヽ(`~´)ノ アブナイ!!
と焦り机を抑えた。
しかし!!”
押し返す訳にも行かなく左手で教科書を持ち右手で机を押さえて授業を受けていた。
授業中教科書を見ている女生徒は気が付かなかった。
Bat!!
色気づいている男子生徒は見ていた。
『中村先公!お前に気が在るんじゃねぇか?』とサンスケが言った。
『そんな事ねぇよ。一番近いところに座っているからだよ』
『いや違う!欲求不満だからさ!?』
『たまには相手にしてやれよ』
“ ( ´・ω・`)やーだよ!!”
『なんでやねぇん!!』
『あんなウルトラ・ファイヤーバァバァー』

中学生の目から見ると三十路過ぎると大年増に映っていた。
30分経過して自由時間になった。
『中村先公!何色のパンツ履いているのかな?』と興味津々に大下が言った。
大下は、成績は中の下で、身長は160cm、丸顔の色白で砂利パゲを散らした坊主頭だった。
耳は大きく眉毛が太く長かった。
二重の目で瞳が大きく鼻が大きく広がっていた。
鼻の下が長く上下の唇が厚く裂けて見えた。
舌が短く、ザ行が上手く発音出来なかった。
その為に『ふざけんな!が、ふたけんな!!』と言っていた。
声が低く野太く、茶坊主の藤正樹に似ていた。
『見たいね!?』(・∀・)
『俺が、鏡でスカートの中覗くなら、中!先生呼べよ』
『そうすか!』
『やってみな』
『先生!』と手を挙げた。
“何!!?”
『中くん』
『ここがわからないので教えてください』(?<>?)what?
“何処!!?”
と教壇から降りてきた。
『ここ!ここ?』
そして!!
ケツを突き出して教科書を覗き込んだ。
“チャンス!!”
“今だ!!”
と目で合図した。(^_-)-☆
そして!
前に座っていた大下が鏡を下に入れて覗こうとした。
しかし!!
女の勘でバレてしまった。
“大下くん!!”
『何やっているの!?』
『何もしていません』
『嘘ついてはだめ!言いなさい』と後ろの襟首を締め上げられていた。
しかし!!
鏡はズボンのポケッにしまい込み白状しなかった。
『危なかった』ヽ(`~´)ノ アブナイ!!
『やばかったな』( ̄□ ̄;)!!
『近づきすぎだよ』
『真後ろからやれば良かったなぁ』
『それで!見えた』
『暗くて、ダメだった』
『残念だったなぁ』
それからは、中村先公も警戒して、私が呼んでも来なかった。
“先生!!”と手を挙げた。
“(?<>?)what?!!”
『中くん!!』
『ここがわからないです』
『それな、らこちらに来なさい』
『いや!いいです』
『大丈夫なの?』
『解りました』と渋々逃げた。
つづく