研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

Nehalem-EP での Turbo-mode と C-STATE。

2009-05-09 17:18:04 | Weblog
Nehalem-EP では、デフォルトで Turbo:ON / C-STATE:ON であるが、この状態では 8 スレッドで早くても 1, 2 スレッドで激遅になってしまう。そこで 4 パターンすべてで実験を行ってみると、以下のようになる。最短路ソルバーは OFF/OFF がよさそうであることがわかる。

直感的には Turbo は ON で、C-STATE は OFF が良いと思うのだが、Turbo の方がこちらの予想を裏切り、あまり効果がないように見える。

Turbo:OFF / C-STATE:ON  1023.40   529.00   201.43   111.59 
Turbo:ON  / C-STATE:ON   955.12   502.56   189.37   104.06 
Turbo:ON  / C-STATE:OFF  660.89   348.48   183.99   107.82 
Turbo:OFF / C-STATE:OFF  660.88   348.05   183.39   107.67

※グラフの横軸は間違いで、正しくは「1, 2, 4, 8」です。

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