銀子の部屋

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「夏草や 兵どもが 夢の跡」

2017-07-09 18:18:32 | 日記
「大館城」

長橋交差点の国道6号から分岐し国道旧49号に入り緩やかな上り道を進んだ左前方に権現山が見え、
その山が城址丘陵でその頂上に大館城址は有ります。
高いコンクリートの土留めで覆われ、そこだけぽっかりと口をあけ、
まるで「ここだよ」と案内しているみたいな所が大館城址入口です。

階段状にならされた住宅地から千畳敷と呼ばれている山頂へと舗装道が続き、
左右の住宅地も畑地も城の曲輪であったところです。
現在は駐車場となっている二の丸には、立派な石碑が建てられています。 
頂上の大館城址は、千畳敷と呼ばれるだけあって結構広く
、二段に分かれていますが現在は中央部に忠魂の碑が建てられています。





夏なのに寒く感じるのは高さの所為ではなく何か圧倒されるものがあるからなのか。

近年(2014.11頃?)発掘調査が行われ、
現実に目の当たりにすると身震いし鳥肌が起つ思いがする無数の穴を有する出土跡。

無数の穴は、100年余りの長い支配の中で何回か建て替えられた柱の跡か?
しかし現在は、出土した跡を守る為埋め戻し、
さらに新しい土が盛られ見ることは出来ません



領主岩城氏は、文明15年(1484)大館権現山の頂上に「飯野平城=大館城」を築き、
拠点を白土城から移して本城とし、慶長7年(1602)岩城領12万石が没収されるまで続いた。

その支配区域は、現在の双葉郡から茨城県北茨城市までに及んだと伝えられています。

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