つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2017-07-06 10:33:19 | 日記
心身の洗はる夏の秘境かな  つゆ草

3日から昨日まで、高知の方に旅行に行って来ました。美しい仁淀川を撮りに写真仲間と3人の旅だったのですが、4日は予定外の台風にぶつかり、素晴らしい雨龍の滝という奥地に行った所で危険を感じて戻り、ちょっと大変でしたが、他は噂どおり仁淀川の美しさに見惚れました。初日は、四国在住の俳句の仲間が空港から名所旧跡を車で巡って下さり、それはそれは大助かりでした。ブルーの色は真夏の太陽の光が左右するらしく、今は淡い緑色の川面でしたが、何処を巡っても底石が透けて見える程水は澄んでいて、やはり感動の光景で、NHKの取材が何度も来る理由が納得です。道中、小説『仁淀川』を書いた作家宮尾登美子の出た小学校(廃校)やら、桜で有名なひょうたん桜の箇所に連れて行ってくれたり、増水すると埋もれて消えてしまう沈下橋等、めずらしい所や、又地元のトマト、スイカの美味しいお食事処に案内してくれたり、最後は「宝来荘」という安居渓谷のほとりにある宿まで送って下さり本当に感謝の1日でした。地元のカメラマン高橋さんが撮った安居渓谷の仁淀ブルーは本当に美しく、写真仲間と宿の近くの安居渓谷を、高橋さんには叶わないまでも、澄んだ川の流れや滝を撮り、たっぷりと森林浴も小鳥の声も浴び、夕食にはとりたての鮎の塩焼き等も頂くという、とっても幸せなひとときを満喫しました。カメラを向けていると無心になれるのが何とも楽しく、時間を忘れます。私はともかく、同行した2人は大先輩で撮り始めると動きません。腕が違うのです。宿はバンガロー的で、部屋にはテレビもラジオも無く、久し振りに川の流れる音だけを聞いて休みました。疲れが取れてないので取り敢えず今日は此処まで報告です。
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