つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2010-11-30 07:01:35 | 日記
冬紅葉曝して渓谷しづかなり

嵐山渓谷は澄んだ水面に秋の風情が溢れとても素敵でした。人出は多かったのですが何か静かな初冬を私は感じました。私自身が心が穏やかだったからかも知れません。この渓谷は京都の嵐山に似ているとのことでこの名が付いたそうですが私は初夏にも来ていて新緑を映して綺麗でした。隠れた美です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の1句

2010-11-29 07:32:21 | 日記
厄除けの結びに淡き冬紅葉

全く写真の説明的句になってしまいましたが、吉野観音というところで出来た句です。厄除けの白い紙が堅く結ばれている木が、本当にそれを見守る如く優しいオレンジ色の紅葉で、私自身思うところがあり「大丈夫よ」と励まされているかのように見えたのです。
今回の吟行では由緒ある神社仏閣や何か哀しい吉野百穴や紅葉の写り込みが美しい嵐山渓谷等など沢山巡ることが出来、紅葉も大銀杏や真っ赤な紅葉やグラデーション紅葉やらと紅葉三昧で心が満たされました。埼玉県にもまだまだ見所が沢山あるのに驚いた2日間でした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の1句

2010-11-27 06:48:27 | 日記
夕べみし夢の続きを冬の朝

今日は今から仲間と埼玉の嵐山渓谷の方に吟行です。紅葉に見とれて句作など出来ないかもしれません。楽しみです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の1句

2010-11-26 07:20:00 | 日記
切干もキンピラも煮て落葉時

ちょっと季重なりですが私は時間がある時や寂しい時はひたすら常備食を作ることにしているのです。気が紛れてアッという間に3、4食が出来てしまい自己満足にもなれて一挙両得なのです。そんな時はジャズなどもかけて猫も嬉しそうに纏わり寂しさは消えてくれます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の1句

2010-11-25 07:33:35 | 日記
黒白の衣装華やか冬の蝶

きのうの続きです。蔦谷重三郎展の中に「画本虫撰」という本があり、歌麿が美人絵師として君臨する少し前に製本刊行された狂歌絵本で、狂歌師30人による狂歌合を試みたものとされすべて「恋のこころのざれ歌」とあります。その中に 
   題4図  蝶 夢の間は蝶とも化して吸てみむ恋しき人の花のくちびる 稀年成
があり、これに対して蜻蛉の歌があるのですが、江戸という時代になんと艶やかな歌が詠まれていることに私は驚きました。 それにしても蔦谷という人の成し遂げた仕事の素晴らしさに感動です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする