政府は10日、21年に及ぶ内戦が終結したスーダンのため、総額1億ドル(約108億円)を拠出することを決めた。11日にノルウェーで開かれるスーダン支援国会議で逢沢一郎副外相が表明する。中東・アフリカ情勢を左右するスーダン和平の行方には国際的な関心も高く、国連安保理常任理事国入りを目指す日本として「アフリカ重視」をアピールするうえでも積極的な関与が必要と判断した。
日本が拠出する1億ドルは「当面の支援額」（外務省幹部）で、「平和の定着」を目指し、地雷除去▽避難民の帰還支援▽武装勢力の社会復帰促進－－などを実施。22日からインドネシアで開かれるアジア・アフリカ会議(バンドン会議)50周年記念首脳会議で小泉純一郎首相が打ち出すアフリカ支援策の柱となる。
日本は92年以降、スーダン国内の人権侵害に抗議して緊急・人道目的以外の支援を中断してきたが、今回の1億ドル支援を契機に政府開発援助(ODA)を再開する。ただ、スーダン西部ダルフールで、政府の関与が疑われる虐殺行為が続いているため、大規模な開発援助などは見合わせる。 (毎日新聞のサイトから)
スーダンへの援助が必要なのは事実だが、なんだか的外れの援助のような気がしてならない。本当に必要なのは、スーダン政府への政治的圧力ではないのか?
日本が拠出する1億ドルは「当面の支援額」（外務省幹部）で、「平和の定着」を目指し、地雷除去▽避難民の帰還支援▽武装勢力の社会復帰促進－－などを実施。22日からインドネシアで開かれるアジア・アフリカ会議(バンドン会議)50周年記念首脳会議で小泉純一郎首相が打ち出すアフリカ支援策の柱となる。
日本は92年以降、スーダン国内の人権侵害に抗議して緊急・人道目的以外の支援を中断してきたが、今回の1億ドル支援を契機に政府開発援助(ODA)を再開する。ただ、スーダン西部ダルフールで、政府の関与が疑われる虐殺行為が続いているため、大規模な開発援助などは見合わせる。 (毎日新聞のサイトから)
スーダンへの援助が必要なのは事実だが、なんだか的外れの援助のような気がしてならない。本当に必要なのは、スーダン政府への政治的圧力ではないのか?
