月明かり行路-すい臓がん徒然記-

暗夜行路ではなく、月明かりの中を歩いていきたいなぁ

恵みの雨

2009年07月01日 | 術後 補助療法
 今日から7月ですね。6月は、ダムや地下水の水位が下がり過ぎていたために、松山市内の小中学校では水泳の授業ができませんでした。本格的な取水制限は始まってなかったのですが、恵みの雨のおかげで水不足が解消されるといいです。
 娘は「雨でもプールに入りたい。」と水泳の授業を心待ちにしているようですが、先生方は学期末が押し迫って忙しい時期でもあり、プールの水質管理等で大変なのではないでしょうか・・・。来週あたりは個別懇談が始まるし、1学期の成績処理などお忙しい中、水泳の授業があるから「やった~」なんて、浮かれているのは子どもたちだけかもしれませんね。
 
 さて、6月後半にも定期的な血液検査をしましたが、やはりリンパ球実数も白血球数も低いままでした。抗がん剤の副作用を脱するのには、かなり時間がかかるようです。もう一つ不可解なことに・・・、抗がん剤を休薬した4月頃から手術の傷口が化膿しました。皮膚の表面でなく、体内の臓器や筋肉組織をつないだ「吸収糸」が、術後8か月も経過しているのになぜか吸収されず、体内で化膿しちゃったのです。なんでだろ~。なんでだろ~。なんでだ、なんでだろ~?(古いフレーズで)手術の傷跡(表面はきれいなのに・・・体の中の縫合部)が、今頃になって化膿するなんて、これも免疫力の無さ故でしょうかねぇ。「膿を出す出口がないからよけい治りにくいのかも」と言って、外科の先生が腫れてるところの皮膚表面に出口(切れ込み)を作ってくれましたが、これがまた痛かった。ガーゼを当てて消毒してますが、やっぱり治りが悪くじくじくしています。

 最近、娘が台所に「みかん薬局」とやらを開業し、見習い薬剤師になって管理をしてくれています。私が、日常的に飲んでいる薬は6種類(主に消化剤)ですが、時々飲み忘れることもあり、だんだんいい加減になってました。それを見かねて、朝、昼、晩「ちゃんと飲んだら○。忘れたら×。」厳しいチェックのおかげで、最近はきっちり飲めるようになりました。「すまないね~。おかげで助かります。」何~て言ってると、すっかり年をとったみたいだけど、そばで声かけてくれる人がいるって嬉しいことですね。調子に乗って「ちょっと薬剤師さん、肩ももんでくださらんか?」というと、「別料金をちょうだいしますが、よろしいですか?」だって。むむ~。なかなか、手ごわい奴め。