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婚活に勝ちたいやつは、これを聴け

自分の意思で行動する     

2019-11-16 15:17:55 | 日記











自分の意思で行動する     


 アドラーは、 「賞罰教育」 について、警告を発しています。
 賞罰が過ぎると、誉めてくれる人がいなければ、適切な行動を取れなくなる。

 反対に、 罰する人がいなければ、不適切な行動を取る ようになる。
このように、 「賞罰教育」 には、表裏のある人を育てる恐れがあるようです。


人は、他人に誉められたいとき、しばしば、他人の期待を満たそうとします。
 これは、適切な行動をとれば誉められる、という 「賞罰教育」 の流れだと、アドラーは指摘しています。

 以前もお話ししましたが、他人の期待を満たそうとすることはよくありません。
 他人の期待を満たすためではなく、 自分でよいと判断したことを、素直に実行すべき です。


仕事を任せる場合も、 「誉められたい」 という気持ちが強い人には、注意が必要です。

 他人に誉められたいばかりに、余分なことまで引き受けて、本来の仕事が疎かになっていることがあります。

 また、 誉められないと、気分が不安定になって、責任を放棄したり、誰も見ていない場所で、異なる行動を取る ことがあります。

本人の成長のためにも、誉められなくてよいことを、伝えなければいけません。


自分が何かをするのは、 「人に誉められたいから」 「他人が見ているから」 「他人に罰せられるから」 ・・・

 行動の動機を、他人に求める人は、心の底で、自分のことを信用していない と思います。

 他人に振り回される自分を、もう一人の醒めた自分が、自覚しているからです。
 さらに、わかりながらやめられない自分の弱さに、嫌気が差しているかもしれません。







17.「自分の課題」 と 「他人の課題」 を、分離する 

 

対人関係のトラブルの多くは、次の2つのことが原因で発生します。

① 自分が、他人の課題に土足で踏み込むこと
 ② 他人に、自分の課題に土足で踏み込まれること

だから、 「これは誰の問題なのか?」 という視点から、 「自分の課題」 と 「他人の課題」 を、分離させる 必要があります。



 それでは、どうすれば 「誰の課題か」 を、見分けることができるのでしょうか。
 アドラー心理学では、きわめてシンプルな方法を用います。

 「その選択によって、もたらされる最終結果を、引き受けるのは誰なのか?」 について、考えてみる ことです。

 最終的に引き受けるのが、自分であれば 「自分の課題」 、

他人であれば 「他人の課題」 、お互いであれば 「お互いの課題」 です。



 これにより「自分の課題」 と判明した場合は、全責任を負って、取り組む 必要があります。

 もちろん、課題によって、重要さは異なりますが、いずれも責任は自分にあるということです。

 また、ここで、他人の期待を満たそうとしてはいけません。

 他人から過度な干渉を受けたり、他人に過大な援助を受けることも、避けなければいけません。



 逆に、 「他人の課題」 と判明した場合は、自分の課題ではないことを、自覚 しなければいけません。
 相手の状況に介入したり、過度に注目することは、一切、やめることです。

 ただし、 「もし、困ったときにはいつでも援助する」 というメッセージを送っておきましょう。
すると相手は、自分の課題として認識し、何をすべきかを、考えざるを得なくなるからです。





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