『ハリーとうたうおとなりさん』 ジーン・ジオン 文 マーガレット・ブロイ・グレアム 絵 小宮 由 訳(大日本図書)
ハリーの家のおとなりさんは、大きくてかん高い声でうたをうたい、ハリーはいつも耳が痛くなります。
猫たちも逃げていくし、消防車のサイレンよりも大きい声なので、消防士さんたちも耳をおおうほど・・・。
ハリーはどうにかしてうたをやめさせたいのですが。
ハリーに家でパーティをしたときも、おとなりさんがうたうものだから、やさしくて声のひくい牛をつれてきたり、消防の音楽隊の音がとても心地よいのを耳にし、
指揮者の指揮棒をうばいとって走りだし、家の前まで音楽隊をつれてきたりと、奮闘するのですがなかなかうまくいきません。
公園で音楽隊の演奏があるとき、またおとなりさんがコンテストに出て舞台でうたおうとしたとき、ハリーはゲコゲコうるさいカエルをつれてきました。
おとなりさんはそれでもやめることなくうたいつづけ、ついに優勝までしました!
そんなおとなりさんがもらった優勝のごほうびのおかげで、なんとハリーとそのまわりの人たちは、このおとなりさんのうるさいうたごえから開放されるのです!!
さいごにハリーがきいたある音は、これまでで一番いい音だなあって、ハリーは思ったようですよ^^
さて、いったいどんなことでハリーはおとなりさんのうたごえを聞かずにすむようになったのでしょう?
それはこの絵本をよんでのおたのしみ!!