oboegaki

備忘録 ただの日記みたいなものです

穂高 四つの尾根祭り

2017年04月12日 16時09分19秒 | バリ
ずっと前からあたためて、あたためすぎて発酵してしまうくらい
念願だった積雪期の北尾根に行きました。
結果的に、天候、トレース、パートナーに恵まれまくりでした。

いちおうレポート。

時期は春分の日からみの連休と決めていた。
それに1日お休みを足して4日間。
毎年そうなるわけではないので今年はチャンスだと
以前から思っていた。

あとは、パートナーである。
年々衰える力を補ってくれる強力なパートナーが必要だ。
そういう意味でも今年はまたとないチャンスだった。

自分の体調的にも大丈夫そうな感じになってきたので
1月頃からそれとなく計画を話してなんとなく同意を
取り付けた(つもり)。

行程は、北尾根~前穂~奥穂~新穂高とした。
積雪期の涸沢岳西尾根に行ってみたかったので
新穂高から沢渡に停めてある車までもどるのは遠回りに
なるが、奥穂も行けるしいいかと思って決めた。

食糧はIGSMさんに任せて軽量化に努めた。
でもひもじい思いはしない程度には食べさせてもらった。

3月17日
いつもより気持ち早めに新宿を出発。
天気予報はまずまずということなので気分は明るい。
順調に沢渡に着いて仮眠。

3月18日 晴れのち曇りのち雪
沢渡で客待ちしているタクシーで中の湯まで。
トンネル入り口には中千丈沢にいくのであろう人々が沢山いた。

上高地、明神を過ぎて徳沢。しっかりしたトレースがあるので
苦労しなかった。

さてここからはずっとラッセルだよなー、と思っていると
新村橋を過ぎてもトレースがある。それもワカンでの新しい
トレースだ。どこまで続くのかと奥又白の右岸についた
トレースを辿っていると、どうやら北尾根にむかうもののようだ。
なんと、ドンピシャで慶応尾根の取り付き付近のコルに上がって
いた。この先8峰までライン取りが絶妙なだけにかなり体力、時間を
セーブ出来てしまった。

まともにラッセルしていたらどこまで来られたかわからないが、
結局先行Pのトレースは8峰まで続いていた。
彼らは今日8峰の先で幕。我々は8峰手前くらいのシュルンドの
隙間に幕。
夕食は美味しい鶏鍋。初めて使うジェットボイルはテントの中は
寒いけど、熱効率が良く燃料の使用量がとても少ない。

つづく





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