まちかた奮闘記

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「こんなに素晴らしい制度とは知らなかった 建退共

2007-04-26 21:51:12 | Weblog
「こんなに素晴らしい制度とは知らなかった
 建退共は、一人親方でも退職金が。。。

■紅梅組 「建退共」説明会■ 2007/04/26

「建退共(建設業退職金共済)」っていうのは名前は聞いていましたが、こんなに素晴らしい制度とは知りませんでした」
 (建退共とは、建設業で働く人々のために国によって設立された退職金制度です。詳細はこちらを 1,2,3,4,5,6)

 県内企業交渉で約束していた紅梅組から連絡があり、市連を代表して浜建労神奈川支部の塚原事務局長が4月26日、「建退共」の現場説明会に訪れました。
 紅梅組からは村田常務取締役はじめ20名の現場業者・事業主が集まり、建退共の説明には熱心に耳を傾けました。清水総務経理部長は「せっかくある制度なのに有効に活用されていないので、こうして説明していただくと有り難いです」と語っていました。
 塚原事務局長は、「建退共はかつて現場で人手不足のとき職人にも福利厚生を、と政府に働きかけてできた制度です。この紅梅組さんも入り口に建退共加入の表示がしてありますが、ゼネコン大手5社は20年以上も話し合いを続ける中で、公共工事は勿論民間工事でも張りますよって言って積極的に活用を図っています。土木は公共工事が多いので殆どの方が手帳を持っていますが、建築の場合は残念ながらあまり普及していないのが実情です」と現状を語り、要求があれば応じている元請の姿勢があるにもかかわらず、活用されていない実態を語りました。
 そして出席の事業主の方には、①国の定めた制度で安全②40年間で約320万円の掛金が約563万円の退職金になる③証紙代金は損金・必要経費になる④公共工事では元請に証紙購入義務があり(積算金額に含まれる)下請業者には無償で支給されるなど、メリットを強調して理解を求めました。

 「一つの物をつくりあげるに最大の協力者は現場の技術者、職人です。我々建設会社の者は管理することはできても、ビルを造る技術を持っておりません。我々は建設業の一家として共に現場を続けていかなくてはならないと思っています」と建設業協会の白井会長は組合の旗開きで語っています。元請側は職人との共生の道として、福利厚生を厚くするのは必然でしょう。
 労働者の掛金負担はなく、退職金をもらえる建退共制度ーーー。
一人親方でも退職金がもらえる。これはすごいこと。
組合は、組合員への普及にももっと力を入れるべきでしょう。


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