社長のコラム

仕事の事や、日常の事、なんでも書いていきます。

年の瀬

2007-12-28 | 日記
皆様今年も大変ありがとうございました、本年も残すところあと3日と成りました。
 一年が本当に短く感じる年代になってしまいました。
子供の頃は一週間でも長く、早く日曜日が来ないかなーとよく思ったものでした。
働き出して間もない若い頃も、同じ気持ちで一週間を過ごしていました。
今は早く月末の給料日が来ないかなーと思う人は多いでしょうが、仕払う側はもう一ヶ月が過ぎたのか!と思う、更に一年単位で考えれば物凄く早く、先に述べたようにアット言う間ですね。きっと人生も同じかもしれませんので一日を大切考え行動しましょう。
来年は子年となり十二支の最初の干支です、壱からのスタートと考え、「初心忘るべからず」の精神をもう一度心に刻み、創業の精神を大切に実践いたしますので、宜しくお願い致します。
皆様に取っても幸多い新年になる事を祈念して今年の御礼を申し上げます。

温泉

2007-12-13 | 日記
 昨日は温泉に宿泊する事が出来ました。岩手住環境技術研究会(岩手の住まいを考える会)の定例会と忘年会を兼ねての集まりで、雫石鶯宿の長栄館様に泊まった。此処の温泉は以前にも何度も泊まってはいるので、此処のお湯の善さも知っています。
 夜はお酒も飲んでいたし、寝る前だったので汗を流したり、温まったりして普通の入浴で終え、其のまま部屋で仲間とお話しそのうちに何時しか眠ってしまった。
 翌朝四時半頃に外の天気も気になってか、なんとなく目が覚めてしまったけど、外は未だ薄暗く両隣の2人は気持ち良さそうにまだ寝ている。動きだすと皆を起し兼ねないので、まずは横になってぼんやりし30分位した頃、トイレに行きたく成って来た。
 「部屋のトイレだと水を流せば皆が起きる?、未だ早い?しかし?、そうだ!「出入
りは引き戸なので音がしない」これは幸い、「ついでに風呂も行こう」そーっと布団を抜けた。足をしのばせ、気配を感じながらタオルを用意しスリッパを履き、引き戸に手おかける、此処までは完璧だった。開けようとしたが内鍵が掛かっていた、少し重いが廻したら「ガッ~チャ~ー」苦労が水の泡、更に戸を引いたら今度はすべりがよく「ドーンバッタ~ン」皆は気づいてしまった。ああ~何なんだったんだーと思いながら1Fの温泉に行くはめになった。
 時間が早くてもすでに10人ほど入浴していた、殆どは目覚めの早い年配の人たちが多かった、自分もそのグループになったのかな?と思わされた。
身体を洗い、少しぬるめの大きな方の湯船で沈んだり座ったりして30分もいたが、又体を洗いに行き今度はワンランク上の、少し熱い源泉流しの木船に入った、やはり少し熱かったが我慢した、隣は少し老人で首まで浸かってたので、私は波を立てないようにすーと浴槽に入った。
 そんな状況の少し後、別の人が「ドッポン」と波を立て入ってきた、顔に当たっても老人は顔をゆがめ我慢していた、なのにそいつは直ぐに「熱いな」と言って今度も「ダバーット」大波を立て出て行った?老人は黙ってはいたが私は凄く気になった。中年くらいのやつだ、悪気は無いと思うが全く他人の事に気を使わないやつも居る。
 そんな中でも老人は浴槽で温まっていた、私は熱くなって来たのでもう出るかと思ったが、さっきと同じ想いをさせては悪いので「老人が出るまで待つ」と決めた、しかし時間が経ちだんだん汗が出てきたので数をかぞえる事にした、子供の頃に娘や息子と風呂に入ったとき遊びながら入ってる子供に「湯冷めしないように少し長く入れよう」と子供に数を押し付けた想いが甦った。30迄とか100迄とか、数えたら風呂から出ても良いよとか言ってた。
 汗をかき、顔を真っ赤にして数を叫んでいた娘や息子の子供の頃の顔が一瞬走馬灯のように浮かび懐かしく、嬉しく思い出しながら自分も数をかぞえ出した。数が29迄かぞえた頃に老人が湯船から立ち上がり、ゆっくりと出て行った。
 私も顔が赤く成って出た事と思いますが、温泉での出来事から「子供を育てた頃の懐かしい思い」を甦らせて頂きました。
部屋では仲間が未だ布団に入って居ましたが、気持ちの良い朝を迎える事が出来ました。