旅するウメボシイソギンチャク

アートと自然を私なりの視線で紹介します。虫眼鏡を持って歩くも好し。深い海を夢想するも好し。

富士山御庭奥庭地衣類編

2014-10-28 15:55:23 | 日記

富士山「御庭」でまず出迎えてくれたのはかわいらしいコケモモです
コケモモはツツジ科の常緑性小低木で
果実が熟した今頃はおいしいのかな 

カラマツが生育することで厳しい生育環境を緩和し
コケモモの定着や成長を助けるそうです




おみやげは「奥庭荘」こけもものジャムにしましょう


溶岩上にハイイロキゴケでしょうか (?_?)
なかなか同定できません



もじゃもじゃのなかにハナゴケの仲間たち
高山のやや乾燥した場所に生育し
「地衣ツンドラ」と呼ばれています






さらに10倍のルーペで見ると






アカミゴケの仲間は子器に赤い色素を含むので
鮮やかな紅紫色となりますが
多くのハナゴケ類はこの色素をもたないので
子器の色は茶褐色なのだそうです



地衣類は菌類の仲間で、緑藻やシアノバクテリア(藍藻)と
永続的な共生関係を維持しながら生活する。
地衣類は共生の結果「地衣体」と呼ばれる安定した植物体を
つくって生きている。菌類は地衣体のなかで安定した生活の場と
水や無機物を藻類に与え、代わりに藻類が光合成でつくる
栄養(炭水化物)を得ている。
                「地衣類のふしぎ」柏谷博之著
                (ソフトバンククリエイティブ)




霧の通り道にはサルオガセ それともホネキノリ (?_?)





「奥庭」でミヤマハナゴケをみつけました






ふわふわの可愛らしさ 
 
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富士スバルラインから御庭と奥庭を訪ねる

2014-10-27 17:20:36 | 日記
ウメボシ夫婦は三島グランドワーク・田村和幸さんのガイドで
富士山北西山腹の「御庭」「奥庭」を歩きました
富士スバルラインを上がるのは初めてです 
10月最終の日曜日

「御庭火口列」とよばれる側火山群が並んでいます
2000~1500年前に噴火でできた割れ目火口
かつての火口にあたる凹地の連なりと
溶岩のしぶき(スパター)が火口の周辺に降り積もってできた
なだらかな地形の高まり(スパター丘)がみられます




 富士スバルライン奥庭駐車場で取材していたSBSテレビの人たちが
遠くのスパター丘に 


かつての御庭山荘がいい感じの廃屋に
 








カラマツは森林限界で最初に森林をつくる種のひとつ
古くなった松かさは樹についたまま年を越します






富士スバルラインを横切って石畳の道を「奥庭」に向かいます
雪崩や土石流で移動する石畳の整備はたいへんだそうです

 山の斜面を切る道からみえる谷側の景色




 山側の景色



コケに覆われる山側と枯れた谷側 
植物の水環境を考えるいい機会になりました













こんなんなっても生き続ける生命力に感動 
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三嶋明神から錦田一里塚まで

2014-10-23 14:00:53 | 日記
10月18日(土)ジオツアー三島16に参加しました

普段は車でスッと抜けてしまう国道1号線
旧東海道愛宕坂の急坂を歩きます
現在東海病院の敷地内に
「愛宕権現」の石碑のみが残っています





東海道・錦田一里塚あたりの松並木を往復
川原ケ谷の陸軍墓地に立ち寄りました





境界石には「陸軍用地」となっているけれど
そこにあったであろう門の表札はもうないし<(_ _)>



川原ケ谷の「願成寺」
三島大社宮司矢田部家を始め社家一族の祖先を供養をしているそうです

軒下には魚鼓(ぎょこ)
木製の鯉の形をしたもので、木槌で鳴らして告知に用いたもの


「ごはんですよ~」かな(?_?)








花崗岩の墓石にカマキリが
 





コメント (5)
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まったり沼津港

2014-10-23 11:51:28 | 日記
ウメボシ夫婦のんびり沼津港を散策
「松楅」でラーメンを食べ
パンパンのお腹で「びゅうお」の展望台に 




久しぶりに訪れた千本松原の海岸
夕暮れはほっとする…










オヤジも絵になるひととき
 

コメント (2)
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