富士山「御庭」でまず出迎えてくれたのはかわいらしいコケモモです
コケモモはツツジ科の常緑性小低木で
果実が熟した今頃はおいしいのかな
カラマツが生育することで厳しい生育環境を緩和し
コケモモの定着や成長を助けるそうです
おみやげは「奥庭荘」こけもものジャムにしましょう
溶岩上にハイイロキゴケでしょうか (?_?)
なかなか同定できません
もじゃもじゃのなかにハナゴケの仲間たち
高山のやや乾燥した場所に生育し
「地衣ツンドラ」と呼ばれています
さらに10倍のルーペで見ると
アカミゴケの仲間は子器に赤い色素を含むので
鮮やかな紅紫色となりますが
多くのハナゴケ類はこの色素をもたないので
子器の色は茶褐色なのだそうです
地衣類は菌類の仲間で、緑藻やシアノバクテリア(藍藻)と
永続的な共生関係を維持しながら生活する。
地衣類は共生の結果「地衣体」と呼ばれる安定した植物体を
つくって生きている。菌類は地衣体のなかで安定した生活の場と
水や無機物を藻類に与え、代わりに藻類が光合成でつくる
栄養(炭水化物)を得ている。
「地衣類のふしぎ」柏谷博之著
(ソフトバンククリエイティブ)
霧の通り道にはサルオガセ それともホネキノリ (?_?)
「奥庭」でミヤマハナゴケをみつけました
ふわふわの可愛らしさ