高知大学生ワークショップ★GUEST.安田純平

11/6に、高知市のカフェで学生16人+安田純平さんで行ったワークショップ(座談会)の報告blog (^■^)v

参加者コメント☆(渡辺鈴予)

2004-11-22 09:45:50 | Weblog
≪受け取ったことに対してもう一度自分なりに考えること≫

 香田さんが殺害されたことは本当に残念に思う反面、殺されたからこそ分かったことがいくつかあったのではないかと思う。
 まず現地の情報もあまり理解してないような若者ですら、真実が知りたくてイラクへ行ったこと。それはなぜかというと、日本がイラク戦争に荷担しているからだ。また政府は「避難勧告が出てるからあれほど行くなと言っていたのに行ったから、これは自己責任を問う必要がある」と言っているが、政府やメディアが必死になって真実を隠すから、本当のことを知りたい彼らたちにはそうするしかなかったのではないのだろうか?と思った。
 確かに香田さんの場合は、NPOでもなんでもなく旅行者気分だったのではないかと思う。けど、それが失敗に終わったとしても,安田さんの言うように失敗した後が本当に大事なのではないのかと思う。そういう人がたくさんいてもいいのではないかと思う。
 私たちは戦争を知らない時代に生まれてきた。それはある意味、かわいそうなことだと思う。しかし平和ボケしているといわれているが、本当の平和とは、戦争とはを知るために皆必死にもがいている。それなのに、戦争を知る世代は、戦争を起こしたら企業が儲かるだ、経済復興するだの言って、戦争に反対するどころか、賛成の意を示しているようでならない。
 日本は日米安保条約を結び、アメリカと友好関係がある。本当に友好関係があるならば、なぜ私たちは日本がアメリカに追従しているように思ってしまっているのだろか?親友ならば、親友がしていることが間違っていて、大切に思うなら、止めるべきところは言うべきではないのか。日本がアメリカにとってそういう関係であるならば、それは日本の義務なのではないかと思う。
 それから、私たちはなんに対しても諦めるのが早い気がする。例えば、イラクの自衛隊派遣だって、有事法制だって始めは皆反対していた。しかし、そのことがいざ実行されると、途端にみんな反対運動を続けようとはしない。デモも止め、どこかで仕方の無いことだから、政府には何を言っても受け入れてくれないという考えが湧き出てくる。これを政府が分かっていて、これからいろんな政策をしていくとき、日本はなんてやり易い国なんだと思われてもしかたがないと思う。国民はみな騙されていくのが落ちだと思う。
 私たちは今生きていく上で、戦争のことや、めんどくさいことは考えなくても生きていける日本にいる。しかしそれが出来なくなってから、そのことがどんなに恐ろしいことか気づく時はもう遅い。だから今私たちが動かないといけないときなんだと思う。小さなことでもいいから、若者がただこれらのことについて、考えるだけでもいいから、私たちは戦争と平和について勉強をして呼びかけていかないといけないと思った。
そして日本にいる若者全員が考えるということをしたら、日本は大きく変わってくるはずだと信じている。

1 コメント

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やろうとすれば出来るはず (西村健一)
2004-12-05 18:02:59
 たしかに1人尾の力は小さいが、やろうとすれば実は結構大きなことが出来ます。

 イラクから自衛隊を撤退させるには、諸外国同様国会決議が必要。選挙で小泉さんが負けるようにすればいいだけですね。



 本気で国民が実行すれば可能ですね。スペインやオランダで出来たことが日本で出来ないはずはないからですね。



 最初から「出来ない」と自分で勝手に「馬鹿の壁」をこしらえているから出来ないだけでしょう。



 「自分が変われば、相手が変わる。社会が変わる」と思いますね。
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