高知大学生ワークショップ★GUEST.安田純平

11/6に、高知市のカフェで学生16人+安田純平さんで行ったワークショップ(座談会)の報告blog (^■^)v

参加者コメント☆(福井藍)

2004-11-22 09:53:21 | Weblog

「武装するより、人を笑わせることを考える」
人質になったときのことを話していたときにでた言葉だった。世間一般の常識。少なくとも私の中にあった常識はひっくり返された気分だった。人質事件が起こったとき、周囲の人は言った。
「危険地帯にいくのにどうして武器をもってないの!?」
「武器も持たずにイラクに行くなんて死にに行くようなものじ
ゃない」
私も不思議だった。なぜ彼らは自分の身を守るために武器をもたないのか。

身を守るために、武器を持つ。

私の中に浸透していたこの考え方は、誰が持たせたものだろうか。この考えを持つことによって、利益を得る所はどこだろう。この考え方を持っていて、私自身は徳をするのだろうか。ふとした拍子に産まれた疑問に耳を傾けてみると、おかしいことがたくさんある。

武器を持って自分を守るために、武器を買う。
武器屋が儲かる。
武力で自分自身を守る。
その考えを持つことで、国が武力抗争を行うことの手助けができる。暴力で自分自身を守って、私にはどんなメリットがあるのだろうか。武器を持って、相手と対峙することで怪我をする確立は武器を持っていない場合よりも高くなる。そのまま死んでしまう確立も高くなる。
・・・・おかしい。

いつのまに、私は、武力抗争賛成派になっていたのだろうか。

人の口から言われるまで、このことに気づかなかった私に、私は少しショックを受けた。


というわけで、
決意表明
<<暴力<笑>>


1 コメント

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笑いを取るのは大変 (西村健一)
2004-12-05 17:47:25
安田順平さんが言っているのは「究極のコミュニケーション能力」ではないかと思う。

 これは普段気をつけておかないと身につくものではありません。



 露天市の人達の掛け合いが参考になると思います。はりまや橋商店街では、金曜日にやっています。