金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

最近の繕い

2015-09-30 08:39:55 | その他の繕い例
ちょっと繕いの作業から遠ざかっている最近です。

こんな依頼が。
妻の母の三味線のバチです。
だいぶ前にも割れたものを修理してあげましたが、また、落として割ってしまったとのことです。

アラルダイトで接着中です。


アップで。


そして、接着後、磨いて仕上げたところです。
今回の割れた部分の下側にも1本ラインがかすかに見えますが、それが前回の割れた部分。
前回の割れた部分ではなく新しく割れたということは、前回の接着はとてもうまくいっていたということですね。
今回より前回の方が、割れた部分のラインが目立たずにうまくいっていましたね。
それにしてもアラルダイトはすごくいい接着剤ですね。