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[第2ステージ第2戦]あの1球が勝負を分けた!? ロッテが夢のリーグ制覇へ"マジック1"

2005-10-13 | 過去のはむすぽ
阪神・岡田監督や矢野選手も偵察に訪れたこの試合。
序盤はバティスタや西岡の好プレーなどもあり、こう着状態となる。斉藤と清水直の力投も光る。
5回裏にカブレラの2試合連続HRでホークス先制。清水直は今季、対ホークス2勝5敗と相性悪し。
データはやはり嘘をつかないのかな…と思わせる一発であった。しかし…。

6回表。1点を追いかけるロッテの攻撃。一死一・二塁で4番・サブロー。
カウント2-2から斉藤が投じた5球目。真ん中低めのフォーク。
球審・柳田の手が上がりかけるもボールの判定。マウンド上で"そりゃないぜ"と
なかばあきれ顔で判定に不服そうなポーズを見せる斉藤。

この1球がどう出るかですねぇ…と、実況席も言う。はたして、どう出たのか…。

 ◇プレーオフ第2ステージ・福岡ソフトバンク×千葉ロッテ2回戦(ロッテ2勝/福岡ヤフーD・31696)
Marines000003000360
Hawks000011000240
HR:カブレラ2号(5裏=ソロ) 川崎1号(6裏=ソロ)
(ロ)○清水―薮田―[S]小林雅=橋本
(ソ)●斉藤―吉武―三瀬―馬原=的場

【勝】清水 1試合1勝 【S】小林雅 2試合2S 【敗】斉藤 1試合1敗


結果、サブローは四球を選び一死満塁。続くフランコの左中間へのタイムリー二塁打でロッテ逆転。
ベニーの三塁ゴロの間にサブローが好走塁を見せ生還。この回、2安打で3点をあげた。
そう。あの1球が流れをロッテへ傾けた…ということになるのだろう。

逆転直後、清水が川崎にソロHRを浴び1点差に追い上げられたものの、
その後は清水―薮田―小林雅の継投で、ホークスに1本のヒットも許さない。
プレーオフ第1・第2ステージの過去3試合とまったく同じ、ロッテペースの試合運びだ。
小林雅、ポストシーズン4試合連続セーブ。公式戦中の劇場ぶりから思えば、まるで別人だ。

ともあれ、ポストシーズンに入ってからのロッテの勢いはとどまるところを知らず。
プレーオフ第2ステージもロッテ2勝。31年ぶりのパ・リーグ制覇へ一気に王手。
あすは休養日。あさっての第3戦でロッテが勝てば、福岡でバレンタイン監督が宙に舞う。

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