ん~と、半年ぶり?の更新。サマーフェスタ in 下総に行ってきました。
航空祭と違って、よその基地の航空機は来てませんでしたが、代わりに色々面白いことやってましたんでちとご紹介
まずは駐機場に駐機していたP-3C。下総基地はP-3Cの乗員の訓練も行っているので、まぁ当たり前のようにいます。 |
んでもって格納庫で展示されていたP-3Cをマジマジと見てたら気付いた、垂直尾翼にあるアンテナらしき物。近くにいる隊員に聞いたんですが、専門が違うとかでよく判らず。なんなんでしょ? |
SH-60Jの機体整備を教育するための教材。機体のフレームや動力系統を主に教育するための物で、用廃機を利用した教材ではなく、専用に作られた物らしいです。 外板がはずされたスケルトン状態の機体はなかなか見る機会がないと思います。 |
テールローターの折りたたみ機構の部分の拡大。テールローターに動力を伝達するシャフトの接合部がよく判ります。 |
同じく尾輪部分の拡大。ショックアブゾーバの取り付けがよく判ります。 |
教材の左舷部。左舷部は外板が張られてます。機首は真っ裸ですけど(笑)。 ちなみに、コックピットにも一通り座席や器材が装着されてますけど、機長席(右舷側)だけで左舷部の座席は取り外されてました。 |
別の格納庫で展示されていたP-3C用T56ターボプロップエンジン。のカットアウェイモデル。左側が先頭方向になります。もちろん教材用。素人目にはあまり詳しいことはわかりませんでした(汗)。 |
SH-60Jで使用する T700-IHI-400C エンジン。のカットアウェイモデル。やっぱり左側が先頭方向で、その先にシャフトが伸びて出力軸になるそう。 ちなみにSH-60Kではコンプレッサーが1段増え、全長も伸びているとのこと。型番もT700-IHI-400C2になるらしいです。よく似たエンジンに思えますが、全長が違うしマウント部分の位置も異なるらしいので、互換性はなさそう。 |
管制塔から見た駐機場のP-3C。やっぱり気持ちいい(笑)。 管制塔からはスカイツリーも見えます。 |
P-3Cの動翼部分の動きを示す教材。奥にコクピットのモデルがあって、操縦桿やラダーペダルを動かすとラダー(方向舵)やエレベータ(昇降舵)、エルロン(補助翼)が動きます。それぞれちゃんとトリムタブまであって、さすがに芸が細かい。 動作は油圧(3000psi)ですが、油圧を切ったときの動作もシミュレート可能。油圧が入っているときもそれなりの手応えがありますが、油圧を切るとムチャクチャ重くなります。かなり鍛えてないと動きません。P-2Jの頃まではそれが状態だったらしいですから、相当大変だったんじゃないかなぁ。 |
今はもう引退したP-2J。今年のサマーフェスタはこれを見に来たようなもの…というと大げさですね。 ガラス部分も曇ってて、さすがに年月を感じさせました。 |
各自衛隊に1台ずつしかないという移動通信車。説明聞いたけど、どういう運用をするのかが今一つつかめませんでした……。一応衛星通信対応なんで、見通し外の通信も可能とのこと。通信帯域は教えてくれませんでした |
シェルター。通常は中に無線機を入れて、移動通信に使用するみたいです。 内部は空調が設置されており、最大4名までの座席兼ベッドがあります。本体はコンテナなんでいざとなれば別のトラックに固定して移動することも可能。 電源は発電機を接続したり、商用電源を引き込んだりと多用な供給元を利用可能であるみたいです。なかなか面白い装備ですね。 |