今日の天っちゃん

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明治座公演(S50年8月)

2008年11月19日 | 舞台公演
(公演パンフより引用)

天知茂――愛嬌と色気――

ある週刊誌で、整形手術の座談会で、男の人の希望に“天知茂”のようにというのが一番多いと書いてあるのを読んだ。
という事は天知茂の風貌は、万人から見てもっとも“今日的”だということかもしれない。
一昨年の“木暮実千代35周年記念公演”に明治座に初出演して以来、昨年は8月公演をあけ、本年は又、競演と、天知茂の舞台の人気はあがるばかりだ。

天知茂の魅力というと、あのすごみのある渋みをあげる人が多いが、舞台の場合は、渋みだけでは通用はしない。彼のもっている派手な一面――愛嬌といってもよいし、色気といってもよい。
「花と龍」の金五郎の黒の紋服の姿のよさ。「本所あづま亭」の芸人のぞろりとした感じ、又、「濡髪小僧」の髪のほつれに切れ長の目の悲壮さ――、ご婦人方にはたまらない魅力だろう。

今後、舞台をつづけていく天知茂には、映画やテレビのスゴミや渋みは、そこにおいておき、舞台の上では、歯をくいしばって悪と対し、甘い恋に身を投じるとかいう二枚目がいい。もっと、その美貌を活用すべきだ。

(記事となりにあった美貌の写真こちら


*そうだったんですか当時の整形希望のおとーさんたち!
たしかに二重瞼で鼻筋通ってて整った面立ちではあるけども、そこまで“今日的”とは思っていなかった。…まあ、散髪屋で希望聴いてるわけじゃないし?(←おい)

*というより、あんまり男前だとモデルにしにくいから、庶民的な顔、ってことなのかもしれない。あんなコワモテの庶民はどうかと思うが。
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2 コメント

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・・・・・ (とめ)
2008-11-20 00:46:44
お顔よりも、このYシャツにびっくりしてしまったのですが・・・これカラーだったらどんなのだったのでしょうか?(^^;
この方の衣装にはホントびっくりします。
「天知さんのような服(シャツ)をお願いします」 (mami)
2008-11-20 23:45:40
…なんてことは当時のおとーさんたちでも言わないような気が…(^^;)

ま、怖いものみたさ(笑)でカラーでちょっと見てみたい気もします。

ちなみにこの写真、ちょっと若い時のものっぽいです(髪型から察するに)。

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