これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

広島、67回目の原爆忌 、核軍拡を歩む中国は欠席、なぜ!

2012-08-07 | 安全保障

広島、67回目の原爆忌
  広島市中区の平和記念公園で開かれた平和記念式典(原爆死没者慰霊式・平和祈念式)には、約5万人が参列。原爆投下時刻の午前8時15分に黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。松井一実市長は平和宣言で、高齢化する被爆者の悲しみ、苦しみと「切なる願い」を世界に伝えたい、と被爆体験の継承と核兵器廃絶への思いを共有する重要性を強調。東京電力福島第一原発事故を受け、政府に「市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策」の早期確立を求めた。
 式典には被爆者や遺族代表、野田首相らのほか、海外71か国と欧州連合の代表が出席した。核保有国では米英仏が3年連続で参列し、今年はいずれも大使が出席。ロシアと、事実上の保有国イスラエルも参列した。
 平和宣言で松井市長は、昨年に続き、公募した被爆者の体験から3人の声を引用し、核兵器がもたらす悲惨さを伝えた。市が、被爆者の体験を後世に伝える「伝承者」の養成事業を始めたことにも言及。政府には、核兵器廃絶に向けたリーダーシップを発揮するとともに、「黒い雨」の援護地域拡大についての政治決断を求めた。

 この後、子ども代表の市立比治山小6年三保竜己(りゅうき)君(11)と同安北(やすきた)小6年の遠藤真優(まゆ)さん(12)が「平和への誓い」を読み上げた。

 野田首相はあいさつで、「被爆体験の『記憶』を確かに伝承する取り組みを様々な形で後押しする」とし、「脱原発依存の基本方針の下、中長期的に国民が安心できるエネルギー構成の確立を目指す」と述べた。
 式典では、この1年間に死亡が確認された被爆者5729人の名簿が原爆死没者慰霊碑に納められ、名簿は計102冊、死没者数は28万959人となった。 全国の被爆者は3月末現在で21万830人で、前年同期から8580人減少。平均年齢は0・66歳上がり、78・1歳となった。
            (2012年8月6日11時08分  読売新聞)
  原爆は一般市民の居住地に投下された
 日本軍は真珠湾の米海軍基地を攻撃したが、アメリカ軍は一般市民を大量に虐殺した。一般市民の虐殺は最大の戦争犯罪である


          原爆資料館の展示写真)

(参照)中国政府の意向を”代弁”した広島と長崎の“おめでたい”平和記念式典、欠席した中国は大満足だろう!2010年08月10日 00時43分14秒 

 以下、中国が平和記念式典は出席したくない背景を考えてみた。

その1 軍国主義と無縁の式典の模様を中国国民に知らせたくないだろう
     
愛国反日教育の出鱈目さ
 
読売新聞によれば、海外71か国と欧州連合の代表が出席した。核保有国では米英仏が3年連続で参列し、今年はいずれも大使が出席。ロシアと、事実上の保有国イスラエルも参列した。核保有国の中国は今年も参加しなかったとある。

 中国が式典に参加すれば中国国内で行ってきた「軍国主義日本」「南京大虐殺」の愛国反日教育や宣伝の出鱈目さを中国国民が気付く契機となったり、教育や宣伝の矛盾点を分からせることになる。
 長崎原爆料館、広島原爆資料館、新宿平和祈念展示資料館などは日本政府も関与しており、平和記念式典も首相が参加する行事である。この事実は、日本政府と国民が確かに戦争に対して反省していることを示すものであり、中国共産党は愛国反日教育で洗脳された中国国民に知らせたくないであろう。

  中国は「軍国主義」と言う言葉で中国の意に沿わない日本人を非難するが、「軍国主義」とは、国或いは政府、或いは軍隊を左右する力がある人の行為であり、侵略を目的に軍力を発展させ、軍事威力で他国を脅かし、教科書、テレビ、ラジオ、新聞、小説、歌などなどを利用して、国民に侵略戦争を正義的戦争として宣伝することだろう。このようにしなければ「軍国主義」を主張しているとは言えない。日本国内でこのようなことを声高に唱える者はいない。それどころか日本国民は自国の防衛にすら関心がない。せいぜいアメリカが守ってくれるだろうという幻想を持っているくらいであるから、「軍国主義」とは無縁である。

 ところが、中国は日本とは正反対、好戦的な国だ。1979年、中国はベトナムを侵略したことがあるが、中共は未だにそれを侵略戦争と認めず、「自衛反撃戦」と主張している。中共は中越戦争に関する映画やテレビ番組をたくさん作っている。例えば、『自衛反撃戦』、『高山下的花環』、『自豪吧!母親』などだ。
 中国にはまた、侵略戦争を美化する歌がたくさん残っている。例えば、「望星空」、「血染的風采」、「十五的月亮」、「再見吧、母親」など。これらは誰一人の行為でもなく、ある団体の行為でもなく、政府の行為、共産党の行為である。これこそが「軍国主義」を主張しているのではないか。しかも、中国軍部高官・朱成虎少将は2005年、国防大学でスピーチをした時、「我々は先制核攻撃により中国以外の人口を減らすと共に自民族を温存させる事に力を注ぐべきであり、この核戦争後に百年余りの屈辱に満ちた歴史を清算し、未来永劫この地球を支配するようになるだろう」と発言したことがあるが、これこそ軍国主義ではないか。

その2 死没者数が正確に把握されている
   
   出鱈目な“南京大虐殺”
 
読売新聞によると「式典では、この1年間に死亡が確認された被爆者5729人の名簿が原爆死没者慰霊碑に納められ、名簿は計102冊、死没者数は28万959人となった。全国の被爆者は3月末現在で21万830人で、前年同期から8580人減少。平均年齢は0・66歳上がり、78・1歳となった。」とある。

 原爆投下から67年経過したが、「死没者数は28万959人」と一桁まで仔細に把握されている。死没者数は28万959人であることと、中国が愛国反日教育に大々的に利用している“南京事件”、“南京大虐殺”を対比すれば、中国の出鱈目さが際立っている。
  原爆の熱で人骨と泥が溶けて固まったもの


          原爆資料館の展示品)

 中国政府や反日教育を受けた中国人は、日本が第二次世界大戦の時に中国を侵略し、南京で虐殺を遂行し、30万人の無辜の中国人を殺害したと言う。確かに聞くだけでも残忍であり、良心さえある人ならだれもが日本人を恨むだろう。しかし、「30万人というのはどうやって統計したのですか。死者の名前はありますか?」と問えば、「戦争の時期に統計できるわけがないでしょう」と答えないか。この話は理に適っているように聞こえるが、自己矛盾ではないか。そこで、「戦争の時期に統計できないと言っているのに、どうやって30万人の数字が統計できたの。29万でもなく、31万でもなく、ちょうど30万ですか?」と問えば、中国人同士であれば「あなたの愛国心はどこに行ってしまったのですか!あなたは日本人のために弁護しているのですか」と言わないか。


  これは中国共産党が国民を扇動して日本を恨ませる典型的な例である。まず、中国国民を騙そうとする。もし中国国民がこのデマゴーグに騙されず、話に疑問を持てば、政治を以って脅かす。一旦政治にかかわると、中国共産党に「反革命者」の烙印を押され、生涯批判される恐れがあるため、ほとんどの中国人は黙ってしまう。そのため、多くの中国人は何も考えずに、政府に教えられた通りに意見を述べることになるのだろう。

 私は広島市の広島平和公園に行き原爆資料館で原爆により壊滅した広島市内の惨状や一般の市民が焼き殺されたことを示す資料を見て回った。ここには原爆による死亡者の人数を1桁まで把握しており、死亡者数、氏名、身元不明者などを明らかにする努力がなされている。
 
米軍が原爆で虐殺した日本人が広島市内では約18万人、長崎市内では10万人にも満たない。日本軍が原爆を使わずに30万人を虐殺できたというならば、その戦法で戦えば中国以外の戦線で圧倒的に有利な戦いが可能となる。日本軍が原爆と同等以上の威力のある兵器を持っていれば、太平洋いおいても中国大陸でも連合国に負けることは断じてない。第二次世界大戦で敗北することはなかったであろう。
 日本軍が貧弱な装備で行った南京の市街戦で殺傷した中国人はせいぜい数万人か・・・・・これでも残忍なことであるが゛・・・・針小棒大、誇大広告ならぬ誇大宣伝である。
 昭和の同じ時期に起こった戦争なのに、何故中国は統計できないのか。統計する能力がなかったのか、それとも統計するつもりもなかったのか。

     原爆死没者の遺影
 国立広島原爆死没者追悼平和記念館の大きなスクリーンに映し出されている死没者の遺影。氏名のあいうえお順に遺影がスライドーショウで映し出されている

      (国立広島原爆死没者追悼平和祈念館で)
 これを地獄というのだろう。呆然と立っている被災者
 
この写真を見た瞬間、アメリカに対する激しい怒りを覚え復讐したい心境になった。アメリカのいう自由や民主主義が欺瞞に満ちたもの
であり、信ずる気にもならなくなった




    
        (原爆資料館の展示写真)

(参照)原爆の地 広島で思ったこと オバマのノーベル平和賞も広島オリンピックも原爆死没者を冒涜するもの
(2009-10-13 19:06:11 )

 実は、1945年の終戦後、中国共産党は国内戦争を引き起こし、中華民国を覆すことに専念し、戦時中の死亡者数の統計などには関心はなかった。従って、「南京大虐殺」事件があったとしても、死亡者数を統計できなかったというよりも、最初から統計する気がなかったのだ。

 1949年、中国共産党は南京を占領すると、国民に国民党を恨ませるために、国民党が「南京大虐殺」事件を引き起こし、30万人の共産党党員を殺したと宣伝した。雨花台に「雨花台烈士陵墓」を建て、陵墓記念碑に国民党政府が雨花台で30万人の共産党烈士を殺害したと記し、毛沢東は自ら記念碑に「死亡烈士万歳」と書いた。

 中国共産党が「南京大虐殺」事件は日本人が引き起こしたと言い始めたのは、日中の国交が正常化してからのことである。いろいろな情報から見ると、1979年より前の中国大陸の中学歴史教科書には、「南京大虐殺」に関する内容がなかったらしい。

 中国共産党が「南京大虐殺」事件を取り上げる目的は、中国国民に日本を恨ませ、中国国民が日本に対して深く理解しないようにするためである。一旦中国人が、日本が中国より進んでいることが分かれば、・・・・・もっともGDPでは日本を追い越したが・・・・・中国人は中国共産党による独裁政権に反対する。そのため、「南京大虐殺」事件をわざと大げさに取り上げるのだ。中国共産党にとって反日の扇動手段としこれに勝るものがないからだ。

中国共産党にとって大事なこと
日本人を恨ませることさえできれば、それで結構
 中国共産党は中国国民に日本と米国を恨ませるだけで、中国共産党自身は反日・反米で一貫した態度を採ってきたわけではない。毛沢東は『帝国主義』の日本皇軍を大恩人だと言って感謝したことがあり、江沢民も『反華勢力』の代表国の大統領クリントン氏を中国人民の友人だと言ったことがあり、現在の中国共産党の高官達は、皆何らかの方法で自分の子供達をアメリカへ移民させている。温家宝首相、習近平副主席、失脚した薄熙来ら党の要人は子女をアメリカに留学させ、アメリカ企業と組んでビジネスをしているものが多数いる。敵であろうがなかろうが、中国共産党にとって都合の悪いものは「帝国主義」「反動」などと罵倒するが、利用できるものは表面的には“敵”に見えるものでも利用する。

 「南京大虐殺」事件も同じで、事件が実際にあったかどうか、いったいどれぐらいの人が殺害されたのかは、中国共産党にとっては大事なことではない。ただ、中国人に日本人を恨ませることさえできれば、それで結構なのだ。中国共産党が中国政権を握っている限り、「南京大虐殺」事件について徹底的に調べることはないだろう。
 天安門広場で反腐敗と民主化を主張する学生を大虐殺した中国政府、2008年に起きた四川省汶川大地震での死亡人数さえ明らかにしなかったし、昨年起きた高速鉄道の脱線事故は原因の究明どころか事故車両を埋めて隠そうとする中国政府が、数十年前に起きた事件について調べることはないだろう。現在、南京大虐殺」事件をめぐって絶えず論争する人がいるが、激しく論争すればするほど、中国共産党、中国政府は裏で笑うだろう。


 日本人は、中国軍部高官・朱成虎少将は2005年、国防大学におけるスピーチ、「我々は先制核攻撃により中国以外の人口を減らすと共に自民族を温存させる事に力を注ぐべきであり、この核戦争後に百年余りの屈辱に満ちた歴史を清算し、未来永劫この地球を支配するようになるだろう」を忘れるべきではない。
 中国は、被爆体験を継承し核兵器廃絶を願う日本と正反対の道を歩んでいる



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