「神戸で訪ねた旧移民収容所」
読売新聞8月16日(日曜日)朝刊の付録
記事には、「昨年、6月21日、ブラジルのサンパウロで行われた日本人のブラジル移住100年祭を祝う祝典は、日本から迎えた皇太子さま・・・・」との記述が見える。
読売新聞のこの記事は、時期遅れで、しかも”付録”扱いだ。チラシと一緒に束ねて配達された”付録”の記事である。皇室関係の記事は、いつも、目立たぬように小さい活字で、片隅に小さいスペースで掲載するか、付録で掲載されている。
読売新聞、特有の"配慮"が伺われる。
皇太子のマスゲーム観覧を報じた記事
この記事によると、「6月22日(現地時間)、同州ローランジジャ市の『日本移民センター』に隣接する広場で盛大に開催された。ここでは、ブラジルSGIの青年部約500人が演奏と演技を披露した。式典には、皇太子さま、・・・・・池田SGI会長の名代として池田博正SGI副会長が出席した。」とある。
皇太子が外遊する場合、訪問先における行動の仔細は、事前に外務省、宮内庁で綿密に調整・確認するような出来事である。警備上の問題もある。単なる偶然でばったり両者が出会ったということではすまないことだ。外務省、宮内庁の職員の中には、創価学会の会員がいるので、その連中が小細工をしたのだろうか。
皇太子が誰と共に壇上に立つかは、事前に十分把握されるべきものだ。単なる関係省庁のミス、把握不十分、偶然という筋合いのものでない。しかも、このイベントの記事を掲載したということは、イベント会場に取材記者がいたということであり、なぜ、取材直後に報道しなかったのか。
私の推測にすぎないが、昨年の春頃、民主党は池田大作を国会へ証人喚問するといきまいていた。会員の動揺に危機感を覚えた学会が、会員の動揺を抑えるため皇太子がイベントに出ることで沈静を図った(皇太子を利用した)のだろう。
一般のマスコミでは報道されていなかったが、私が今年の春、学会の者から入会を勧められた時、皇太子のイベント参加について質したところ、否定せず、うれしそうに反応していた。
今回の衆議院選挙では自民党だけでなく公明党も苦戦していると報道されている。公明党を支持する学会員に”皇太子がついている。忘れるな!”というようなメッセージを発信したようなものだ。
「言論の自由」と主張するマスコミも、”見ざる”、聞かざる”、”口にせず”が多く、商売第一、広告収入第一のためか、その報道姿勢は、極めて不自然である。
衆議院選挙の投票日にも時期遅れの出来事を掲載している。「皇太子特集」、”今日は投票日、最後まで頑張れ”のメッセージのようなものだ。自己の置かれた立場を理解できない一家が税金を使って”社会体験”をする必要はない。
今頃報道することもない。読売新聞には創価学会関係の広告が連日のように掲載されている。”配慮”したのだろう。
雅子夫人は、公務の話題がとぼしく、”社会体験”にはいつも満面の笑顔で臨んでいる。皇室生活に”適応”しないのなら、いっそのこと、皇室を出て庶民生活をしたほうが本人のためにも国家・国民のためにもいい。
北野誠は「不適切な発言」で芸能界を追放されたが・・・・
マスコミは触れず、触らず、何が?
タレントの北野誠(50)が4月13日、出演している中部日本放送のラジオ番組でコメントした。
冒頭で「他局のラジオ番組、および関連イベントにおきまして不適切な発言をしてしまったため、関係の皆さまにご迷惑をおかけしました。あらためてこの場を借りて深くおわび申し上げます。
私自身と松竹芸能との話し合いの結果、当面、芸能活動を自粛します」と謝罪し、この放送を最後に降板した。
ラジオ番組「誠のサイキック青年団」で彼が言ったとされる不適切な発言の概要を記すと下記のなうな内容だ。
北野「派遣社員って今何人いるのかい?」
アナ「ちょっと分からないですね」
北野「結構いるんだろ?やっぱりね、今の与党はおかし
よ、絶対!首相が漢字すら読めない事態だもの」
北野「それにもう一つの与党は宗教で政治献金を集め
て『大勝利、大勝利』って教祖様が世界行脚し
ている写真を載せているでしょ?有名な新聞
に・・・・」
アナ「それはちょっと・・・・」
北野「お金で幸せを掴もうなんてダメ、宗教がそれをし
ているんだもの笑っちゃうよ」
アナ「ここで宗教の話はしないほうがいいかと・・・・」
北野「何がちょっとなの?」
北野「あと、蟹工船って読んだことあるでしょ。」
アナ「はい、学生時代に読みました暗い話ですよね」
アナ「先程、不適切な発言がありましたことを心よりお
詫び申し上げます」
北野「何?俺が不適切な発言をしたって言うの?俺が赤
旗を読んでいるからって、その宣伝なんてしてね
ぇぞ!」
アナ「それじゃありません」
北野「そうか、そうか」
このようなことを言及しただけで、芸能界から永久追放だ。憲法で保障された「言論の自由」は、どこへ行ったのだ。恐ろしくて、うかつにもが言えない。空恐ろしい。
そして、この事件は、
その後どうなったのか
今年5月2日、愛知県蟹江町で起きた親子3人殺傷事件が起こった。
テレビで事件発生直後の住宅周辺の風景を放映していた。このときは、被害者宅の塀にどこでも見かける公明党(?)のポスターが掲示されていたが、その後このポスターはテレビで放映され無くなった。
犯人は、会社員の三男を襲い、手首を縛った後、「やることがある」などと言って、現場に10時間以上留まっていたことが分かっている。事件がその後どのように展開したのだろうか。
宗教団体が絡む事件は報道しにくいのだろう。マスコミも所詮、売り上げ至上主義、広告収入減収となれば倒産、お客様は仏様ならぬ神様だから「言論の不自由」も我慢するのだろう。
そして、今日、エコポイントで請求した
商品券が送られてきたが
明日が選挙の投票日、宅配のメール便で送られてきた。
受け取った瞬間、やっぱり選挙目当てのバラまきかと思った。
金のばら撒きで一時的には景気を刺激するだろうが、日本経済の発展に大きく貢献するのだろうか。
自民党も民主党も国民に迎合の金のばら撒きしか、策がないようでは、明るい未来がやってくるのか疑問だ。
衆愚政治も極まったりだ。
ついでに、報道されないことをひとつ。私が買ったのはテレビである。
現在、東京で放送用の鉄塔が建設中である。この鉄塔が完成すると東京タワーに代わって、この鉄塔からデジタルテレビの電波が発信される。都内など地域によっては受信用アンテナの向きを変えないと受信できない地域がある。
私の家のテレビアンテナもそのときは、向きを変える必要がある。
このようなことも地デジフ普及のCMで、テレビを買い換えろと宣伝するだけでなく、受信する地域によってはテレビアンテナの向きを変更する必要があると放映すべきだろう。
マスコミの営利主義やご都合主義は、困ったものだ。