これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

麻生首相は中国になめられっぱなしだが、福田前首相はもっと卑屈だ 中国・台湾船の領海侵犯

2009-06-19 | 安全保障

中国による尖閣諸島周辺の領海侵犯 
  中国の船舶による了解侵犯は2006年7月2日、海上保安庁の巡視船が中国大陸籍の海洋調査船が尖閣諸島・魚釣島の南西約24kmの沖合いを航行しているのを現認した事件、2007年10月28日海上保安庁の巡視船が中国大陸出港の抗議船1隻を発見、この船が尖閣諸島付近の日本領海内を侵犯した事件ある。
 北京オリンピック開催の年には、オリンピックが終わったあと麻生首相らと中韓3カ国首脳会談前の12月8日、魚釣島の南東6kmの日本領海内に、中共国家海洋局の海洋調査船『海監46号』と『海監51号』の2隻が航行しているのを海保11管区本部の巡視船が発見した。 
  海保が退去警告を行なったところ、日本領海外に退去したが、発見から退去までに9時間以上もの領海侵犯し漂泊した。この侵犯事件では麻生首相は中国になめられっぱなしだった。

中国に代わって台湾船舶が侵犯
  2008年は、北京オリンピック成功のため日本を刺激したくなっかたのだ。また、日本のODA援助も2008年度で終了したが、中国は上海万博を控えており、上海・大連など渤海湾周辺の経済圏の確立、内陸部の開発及び環境問題の解決には、ODAに換わって黒田総裁のアジア開発銀行からの金(日本の金がアジア開発銀行をとして中国に流れるということ)も必要だろうし、先端技術の取得など日本の協力が必要なものばかりである。
  中国は、日中友好を叫びながら中国共産党が“日本を管理下におく”という長期的戦略を遂行している。当面、日中友好で日本を篭絡し、日本から取れるものはとってしまえという魂胆なのだろう
 国民党は中国大陸から逃げてきた蒋介石の政党だ。第二次世界大戦では、国共合作で共に日本と戦った相手。両者は紙の表裏、一体だ。尖閣諸島は、当分の間、領有に向けて中国の代理の台湾が侵犯する。中国は友好を叫び日本を篭絡するのだろう。日中外交は、“外交”をするたびに、中国に “奪われる”のだ。

2008年6月10日の台湾の船舶による領海侵犯事件
     結末は極めて屈辱的

 同年6月10日、海上保安庁第10管区本部の巡視船が、尖閣諸島沖の日本領海内に侵入している台湾の遊漁船を発見。逃走した遊漁船を巡視船が右後方から追跡していたところ、衝突し遊漁船が浸水を始めたため、海保はゴムボートで乗員を全員救助。その後遊漁船は沈没した。
 同年12月5日には、同年6月に発生した海上保安庁巡視船と台湾の遊漁船の衝突事故は、海保側が遊漁船船長へ賠償金を支払う事によって示談が成立した。遊漁船の日本領海侵犯についての責任は追及されなかった。遊漁船搭乗員らへの賠償は続けられることになった。  
 2009年4月10日には、2008年6月に起きた海保と台湾遊漁船衝突事故について、当時の搭乗員たち全員が日本側からの賠償金をこの日までに受領した。 対日非難の急先鋒で遊漁船を支援してきた周錫瑋台北縣知事が”勝利”を宣言した。 

“他国が嫌がることはしない”  恥ずかしい首相   
 
2008年6月21日付の台湾紙・中國時報に『日本の福田康夫首相の方から、馬英九総統へ直接謝罪した』という報道がある。それによると、……交流協会台北事務所の舟町仁志副所長(註:当時)が、何鴻義船長の自宅を訪れて謝罪した。
 この訪問は、馬総統と緊密に連絡を取り合った福田首相の命令で、日本側から謝罪の意を示し、この件を平和裏に終わらせたかったから・・・・とのこと。  
 首相自ら謝罪したとは、まったく驚きだ。そして、日本の領海を侵犯した台湾の船員と沈没した船の賠償金をなぜ日本が支払らわななければならないのか。
 侵犯された日本が謝罪し、賠償金を払うとはどういうことだ。他国であるならば、領海侵犯をした船舶の違反を裁くだろう。 たとえばオホーツク海でロシアが言うところのロシア側領海へ日本漁船がが侵入すればロシアの警備艇に銃撃され、漁船や漁具は没収、乗組員は抑留される。
 領海を侵犯した台湾側に謝罪し賠償交渉をするようにしたのは福田首相だ。北京オリンピックで中国に気を使いすぎたのか、発想が逆ではないか。日本の主権放棄を認めたようなものだ。海上保安庁もこんな人物が首相では海上警備の現場の士気は上がらないだろう。 
 無策無能な政治家が日本国のリーダーだった。なんと悲しいことか。  福田前首相と対照的なのは、李登輝元台湾総統の態度だ。2008年9月24日、李登輝元台湾総統が来日し、仲井真弘多沖縄県知事と会食した。その席上「私にいわせれば尖閣諸島は日本の領土である」と述べた。2002年にも同じ趣旨の発言をしているが、改めて表明した。福田前首相が自ら“謝罪”し、“賠償”交渉を指示したと知ったらどう感じるだろうか。
 老獪な中国や台湾は、領海を侵犯しても、福田前首相の“謝罪”、“賠償”の言質を交渉のカードとして使うだろう。 “他国が嫌がることはしない全く”恥ずかしい首相だ。



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