1/18、一夜限りの『ビスえり』こぼれ話。
ご来店くださったお客様が、ワインを差し入れして
くださいました。
ずっと気になっていたけれど、なかなかチャンスが無くて
飲めずにいたワインです。
無農薬有機農法のビオワインの中でも、
最も厳格な条件の下で作られており、種まきも摘み取りの
農作業はもとより、瓶にラベルを貼るのも月や星、太陽の運行に
従って行われるそうです。
頂戴したワインはスペイン産の赤。
そのお味は、と言うと、
「もぉっ♪やーさーしーい♪」という感じ・・・!
香り、味、舌に感じる感触、すべてがふんわりと優しい。
どこをとっても角が無く、丸くてやわらかぁ。
飲むと自分も優しくなっていくような波動を感じました。
「ビオディナミ」。
ビオは生命、ディナミ・・・ってなんだろう?
調べてみたらエネルギーとか、ダイナミックを指すようです。
フランス語なのかな?
ちなみに英語では「バイオダイナミクス」と言うみたいです。
化学肥料の代わりに、牛糞を牛の角に詰めて寝かした物や、
水晶を粉にして牛の角に詰めたものを希釈して撒くなど、
よくぞ考え出したなーと感心してしまいます。
他にもノコギリソウの花を鹿の膀胱に入れて吊るし、
花の持つ硫黄が土中のカリウムを呼び起こして植物の
活性化を促すといったものもありました。
さらに調べてみたら、この手法は19世紀の科学者、
ルドルフ・シュナイター博士が提唱しており、
【ある種の宇宙と人間の合一の思想】に則しているそうです。
シュタイナー博士。
ご存知の方も多いと思いますが、私も色々なところで彼の名を
目にしてきました。
心理学で、教育論で、ヨーガで、或いは宗教や芸術で。
私の中でシュタイナーさんと言えば、すぐに出てくるのは
「超心理学」。
彼であったら、前述の牛の角を肥料にするというのも
うなづけるような・・・。
色々な分野で活躍された偉人は、もはや超人としか
思えません。めっちゃすごい!っていうか、どういう頭してるの!?
シュタイナーさんが提唱した農法は天体の運行に基づくと
書きましたが、こんな話を本で読んだことがあるのを
思い出しました。
確かダライ・ラマ法王にお付きのお坊さんに会ったとき、
著者のお兄さんが薬を調合してもらったという話。
その薬は薬草で、その栽培にはビオディナミと同じく
天体の運行に基づいて種まきやら摘み取りやらするそうです。
さらに種や草は一度神前(チベット仏教だから仏前になる
のかな?)に上げ、決められた時間に決められたマントラを
聞かせるとも。
そして出来上がった薬はお兄様に渡るのですが、
その薬を飲む時間・飲む前に唱えるマントラなど
服用の仕方にも厳格な決まりがあるそうです。
なんとも不思議な話ですが、効き目がありそうですね!
そうそう、その本はヨーガの関連本でしたが、
その著者が先日お知らせした映画「ガイアシンフォニー」の
監督の弟さんでした。
つまり薬を処方されたのは、監督自身ということですね。
あらあら、なんだかシンクロしていますね。
なおワインを差し入れしてくださったのは、
私の大恩人であり、師匠でもある並木良和先生です。
並木先生、ステキなワインをありがとうございました。
またよろしくお願いします(笑)
あら先生、それ私の帽子ですけど・・・!
1/22は並木先生による天使のワークショップ。
果たしてどんなお話が聴けるのでしょうか?
ちなみに私の中で大天使は5人います。
ミカエル、ラファエル、ウリエル、ガブリエル、
そして↑ナミエル↑(笑)
「私にも天使がサポートについてくれているのかな?」と
お聞きしましたら、
「えりりんには観音がついている」とナミエル談。
本当ですか?顔が似てるからとかじゃなくて???
さてさて昨夜の『ビスえり』、楽しい夜はあっという間に更けて、
終バスを逃してしまいました。
一夜明け、楽しかったビスえりのひとときを思い出しては
顔がニヤけ、大して寒くもないのにマフラーに顔を埋めながら
歩く私でした