【スタートゥデイ】東方神起“去った3人にかけたい言葉”[インタビュー2]

2011年01月13日 | ニュース記事
いつからかミッキーユチョン、シアジュンス、ヨンウンジェジュンは去った者、ユノユンホとチェガンチャンミンは残った者になった。
だが1年以上の間、裁判所と記者会見場で繰り広げられた主張と論争は、去った者達と残った者達との間の話ではなかった。
そして一定期間、去った者達と残った者達は互いに対し沈黙を守った。
去った者達が先にアルバムを発表し先に口を開いた。
次は残った者達の話を聞く番だった。

先日、東方神起の5枚目の正規アルバム「なぜ(Keep Your Head Down)」の発表に際して開かれた記者懇談会で、ユノユンホとチェガンチャンミンは公式席上で初めて、今やJYJと呼ばれるミッキーユチョン、シアジュンス、ヨンウンジェジュンに対し考えを打ち明けた。
残った2人にはもしかすると去った者達に対する恨みがあったかもしれない。
理由がどうであれ、3人が去った為に2人は一時期東方神起としての活動が全くできなかったからだ。

ユノユンホは「大変ではあった。辛かった。人に対する辛さがあった。恨むよりは辛かった。その辛さをそのまま全部受け入れた。実際、誰かを恨む時間は僕にはなかった」と言った。

チェガンチャンミンは「メディアを通じ報道され討論を呼び、とんでもない攻防戦が行き交う状況だった。多くの方々が5人がどう考えるか知りたがるのは当然だと思う。僕が言えるのは5人が大事だったし、大変だった時間があったから今の地位と今の僕達が存在すると思っている。僕は思い出を否定することはできないようだ。」と言った。

だが、チェガンチャンミンは3人にかけたい言葉があるかとの質問に「ない」と短くきっぱりと答え、質問を飲み込んだ。
ただ、「僕達2人との問題ではなく、会社と3人の問題なので会社と対話が必要だと思う」との立場だけは明らかにした。

ユノユンホは「僕ら5人はただ音楽を通して出会った。時間が流れてみると、価値観が少しずつ変わったようだった。そんな部分は認める。各々の選択が生じ、お互いよく考えなければいけないようだ。僕が彼等に言えることは元気でいろという言葉だけだ。ただ、ファン達を混乱させるようなことがなければいい。」と言った。

2人はいくつかの誤解と明らかな相違は指摘していった。

まずユノユンホは「ニュースを通じて3人が僕達に連絡をしようとしたという話を聞いた。だが、連絡をもらっていない。僕からも連絡を取ったことはない。こういった話がメディアを通して伝えられること自体、心が痛いことだ。」と明かした。

チェガンチャンミンはシアジュンスがTwitterに投稿した文に対し言及した。
シアジュンスは自身のTwitterで「僕ら5人の敵だと、同じようにそう思っていたのに全員の敵だということではなかったようだ」という文を上げた。
「敵」が指すのがSMエンターテイメントだと解釈でき、SM所属ミュージシャン達が一斉に自身の考えをインターネット上で明かし、物議を醸し波紋を拡げた。

チェガンチャンミンは「数年間共に過ごした方々に対し敵と表現すること自体が、人間が持ち合わせるべき道理を逸している」と言った。
いつになく強い語調であった。

ユノユンホの場合、シアジュンスの文で直接的に言及された。
ユノユンホは「ジュンスの文で“ヒョン”と言われていたのは僕のことでしょう?」として「彼の立場もあるとは思うが、その言葉に対しては正しいとは言えない。直接聞いた訳ではないので言いにくいが、共に過ごした師匠、大切に思う人たちを敵という一文字で表現するのは違うのではないか」と言った。

まもなく公開される予定のJYJミッキーユチョンの自作曲が、SMを辛辣にディスしたことに対してもチェガンチャンミンは積極的に胸の内を明かした。
「事実を持って話すのがディスでしょう。有りもしない事をディスるなんて言葉がない」と一蹴し「受け取る側にしてみればそう思えることもあったかもしれないが、度を越している」と言った。

反対に東方神起の曲“なぜ”の歌詞がJYJに対するものだという解釈に対しても明らかにした。
ユノユンホは「東方神起の曲は元々歌詞が強いものだ。“なぜ”は男性から女性に対する内容というだけで、歌詞そのままの内容だ。僕達が置かれた状況がそのような印象を与えただけに過ぎないと思う」と説明した。
チェガンチャンミンはこれに対し「そういった解釈は望ましくないと言っても、違うと言ってもそう捉えられると思う。その様に解釈したにせよ関心を持ってくれたのだから有り難い」と言った。

最後にユノユンホは「東方神起がこれ以上傷つくのは望まない。理解して欲しい。力になって欲しい。」と訴えた。
2人ができる恐らくギリギリの、最善の立場表明だった。


【毎日経済 スタートゥデイ イ・ヒョンウ記者】
2011.01.13 08:00:06

元記事 http://star.mk.co.kr/new/view.php?sc=&cm=%C0%CE%C5%CD%BA%E4&year=2011&no=26555&selFlag=&relatedcode=000100087&mc=ST