on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

東京リーグまつり2011

2011-08-28 22:37:24 | スポーツ

夏祭りも終盤に差し掛かってきましたが、27日に「東京リーグまつり」に参加してきました!(^^)!

ほとんどの方が「東京リーグまつり?何それ???」と言われると思いますが、知らないのも道理で、「東京カーリングクラブ」で明治神宮スケート場や東大和市スケート場での練習会の際に練習試合形式で毎回開催されている個人ポイント制の「東京リーグ」というのがあって通常は1試合2シートなのが、この日は最大3試合3シート開催ということで「東京リーグまつり」なのです。

時間もいつもより早いので5時45分に家を出て、がらーんとした商店街を駅へと向かいます。軽井沢で試合の時と同じくらいの早起き・・・。

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今シーズンの東京リーグに参加するのは初めて(^_^;)、スケートリンクでの試合は専用のカーリング場と勝手が違うのであまり参加していなかったのです。

一応スタッフでもあるので、試合前のリンクへのペブル撒き(水撒き)などの準備を行って、いよいよ試合開始!

人数が多いのでじゃんけんを繰り返して即興チームを組みます。私のチームは初心者2名に経験者2名、自然の流れで私にスキップ(指示する人)のお鉢が回ってきました。

そして、試合開始です。初心者の第1投目・・・届かない、アイスが重い(滑りが悪い)ので初心者には特に辛いコンディションなのです。届かないのは初心者だけではありません。経験者の方も・・・そして私も(^_^;)

普段は練習にしか使わないリンクの端に作ったシートなので特に酷く、どこを狙ってもストーンが1方向に流されてゆきます・・・。「酷い氷だ~(*_*)

それでも氷の上にストーンを滑らせ続けると徐々に滑るようになってゆくので、中盤からは何となく試合っぽくなってきたものの、今度はストーンによって滑り具合が全く違うという第二の問題が浮上してくるのです(-_- )。つまり、1投目が狙いよりも手前で止まったので2投目はそれより強めにしたらスルーしてしまった・・・という具合。相手チームも同じように苦戦していましたが、強め強めに投げてきてそれが得点に結びついていました。

結局、この試合は負けましたが、負けたことよりも思うようにできなかったことの方が悔しい試合でした。

次の試合は狙っていなかった所にストーンが入り込んでくれてのミラクルショットでの逆転勝利(^^)v、第3試合はスタッフ業務もあるかと欠場したのでトータル1勝1敗でした。

終了後は近くの公民館で懇親会・・・。

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会費千円でこんな感じでしたが、始めて同席される方々もいらっしゃって楽しいひとときでした。

その席でベテラン会員さんがあいさつで「カーリングが上手くなるためには3つの重要なポイントがあります。」と言われました。

「1つ目は『氷を好きになること』、どんなアイスコンディションでもその日の氷を好きになることです。」

「2つ目は『ストーンを好きになること』、個々のストーンの特徴を自分のものにするには重要です。」

「3つ目は『相手チームを好きになること』、“汝の敵を愛せよ”、相手をよく知り相手から学ぶこと。」

そうです(・・;)、今日の私は1つ目と2つ目がダメだったのです(^_^;)

まだまだ試合以前の基本ができていないことを知った「東京リーグまつり」でした。次は頑張りますo(^o^)o

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姨捨伝説と無言館…

2011-08-17 13:22:32 | 旅行記

夏休み・・・いつもは短いのですが、今年は節電対策のせいか9連休なんです。休みが短い方、休みが取れない方、ごめんなさい(^_^;)

カーリングの練習と講座ぐらいしか予定がなかったのですが、ぼーっと過ごすのも勿体ないと思い立ったのが休みの5日前でしたが、長野へ一人旅してきました。先月に京都に行っているので贅沢はできないと「青春18きっぷ」で出掛けたのですが、お盆休み中は普通列車もめちゃ混みで座れないことが多くてしんどかったけど、久し振りに自然に解け込んだ景色を目の当たりにしてリフレッシュしてきました。

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その旅で訪れた姨捨駅。松本から長野への途中にあって、名の通り浅岡ルリ子出演の映画「デンデラ」の元になった「姨捨伝説」の地にある駅で、以前にテレビ番組でこの駅からの壮大な景色を見て行ってみたいと思っていた場所でした。

姨捨伝説は老人排斥の象徴みたいにいわれていますが、「老人の知恵に助けられた殿様が生活の知恵を持った老人を大切にしましょう。」と改心する話です。詳しくはこちら!

駅に着いて電車を降りると、私の背後で電車は反対方向へと動きだし、一瞬、狐につままれたような感じになりました。これは平らな土地がない場所に駅を作るために引き込み線に駅を設置したスイッチバックで、阿蘇に行った時も確かにありました。

駅からの眺めはこんな感じ。

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1枚では収まらなかったので3枚を繋ぎ合わせましたがちょっと失敗(^_^;)・・・。山と川が広がる風景、被災地ではこの当たり前な風景が見られなくなってしまったと思うと心が痛みます。

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駅にある「思い出ノート」には福島県いわき市から来られた方の「この駅の景色に癒されました。」の書き込みもあって景色の癒し効果の大きさを感じさせてくれました。

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駅舎の軒下には燕の雛が親燕を待ってました。

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棚田は穂が実り始めた頃でしょうか…

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駅の中には夜景の写真も飾られ、今度は夜に来てみたくなりました。

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盆踊りが行われていた「善光寺」を掛け足で巡った翌朝、上田市の別所温泉にある「北向き観音」へ行きました。南向きの「善光寺」と相対している「北向き観音」は片方だけ詣ったのでは「片詣り」なのだそうですが、長野からは電車を乗り継いで2時間もかかります。電車がなかった頃の話でしょうから、徒歩では1日以上かかったでしょう。

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善光寺と比べると小じんまりとしていました、立派な石垣を持つ風格あるお寺でした。

その別所温泉からコミュニティーバスで「無言館」に向かいました。戦没画学生の遺作が展示されている美術館で絵を前にした誰もが無言になることから名付けられたそうです。終戦記念日の翌日ということで、夜には名前が判明している画学生の名を書いた絵筆を前に千本のロウソクを灯す「千本の絵筆の祈り」が行われるそうです。

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夜の8時なら上田までタクシーで出て新幹線で帰ることもできますが、倹約旅行なので断念しました。

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外は人の気配が少なかったのですが、コンクリートの打ちっ放しの館内に入ると無言で絵を見る人・人・人・・・。家族や恋人の絵、故郷の風景、花の絵など、画学生の心に映った光景がカンバスや紙に描き出されていました。反戦につながる言葉を口にすらできない時代であっても、描かれた絵は画学生たちの心の内を巧みに物語っていました。絵には絵が描かれた状況とともに画学生の戦死した場所などが記されており、混乱した戦場にあって戦死した状況が記録されていたことには人道的な配慮も感じられるのですが、人道的な考えがあったなら何故戦争を早くやめなかったのかという新たな憤りを感じました。

そして、一緒に展示されていた戦死通知の書類。日付と氏名と戦死場所が手書きであとは印刷になっている紙切れでした。こんなもののために犬死に(これを聞いた犬が怒ったという歌がありましたが…)した画学生が哀れでなりませんでした(;_:)

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無言館を出ると、塩田平を見下ろす丘・・・この平和な景色や人の命が奪われる戦争は起こしてはならないと強く思いながら長野をあとにしました(^_^)/~

帰宅して母に無言館の感想を話すと、館長の窪島誠一郎氏の著作『「無言館」の坂道』『「明大前」物語』が出て来て、2005年の日付でしたが私が先日手にした『約束』と同じ氏のサインが書かれていました。

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プレハブの暑さ対策!

2011-08-04 00:37:45 | 社会・経済

ここ暫くは涼しい日が続いていますが、台風直前までのあの酷暑はプレハブ仮設事務所には辛い環境でした。

昔のプレハブは暑さの象徴みたいに言われていたけど、今は南極の昭和基地だってプレハブだし断熱だってしっかりされている筈・・・。と、思った私がバカでした。

5月中旬位から日差しが強い日は既に暑かったのです(^_^;)

まず、壁と天井と柱が熱い。換気扇はたくさん付いているのでそれを回したけど、涼しくはなりません。エアコンは節電で極力使用しないというので、扇風機を回したら・・・熱い風が吹いてきました(>_<)

暑さで仕事に集中できず、回ってきた書類はタイトルから間違っている始末。体調不良で休む人が続出して輪番休日状態・・・。

そこで、まず日が当たる窓の外に“よしず”を立てました。

続いて、屋根にも“よしず”を敷こうと思ったら“よしず”が品薄で入手できなくなったので、農業用の日除けを屋根に張り巡らすことになりました。

色が黒いのでかえって太陽熱を吸収してしまうのではとの不安もありましたが、何もしなければ確実に暑い!何かすれば多少は涼しくなるのではと淡い期待を胸に作業開始・・・。

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屋根の上は直射日光とスレートの屋根の反射で暑い。とにかく涼しくなるための暑さということで耐えながらの作業でした。

3メートル近いロールに巻かれた日除けシートの端を屋根の端に結束バンドでしっかり留めてロールを転がしながら広げる。シートの合わせ目は番線を縫うように通して繋ぎ、風に飛ばされにくくしました。(実際、台風の余波の風には耐えられました。)

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敷き終わったあと、園芸用の散水ホースを屋根の上にくねらせて工業用水を散水するようにしました。

そして水を流すと、水は屋根から軒下に緩やかに流れ始めました。軒下に落ちる水を手で受けると、40度近くあるんじゃないの?と思うくらい暖かい。建物の中は、天井の熱さがやわらいでいます。エアコンの効きもよくなりました。

井戸水や農業用水が手に入るところなら、仮設住宅などでも応用できそうです。費用は大してかかりませんし、水を撒かなくても効果はあるようなので試してみる価値はありそうです。

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