こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

『信長の棺』を読み始めた。

2005年12月24日 | 読書ノート
信長の棺

日本経済新聞社

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 加藤廣さんの『信長の棺』を読み始めた。『信長の棺』といえば,この本が出版されたころ小泉首相が愛読している,と言っていたので,あまのじゃくな性格から,読むことをやや敬遠していた本だったが,タイミングよく,あたかもクリスマスプレゼントのごとく届けられ手にとった。

 著者の加藤廣さんは75歳。76歳になる私の父親とわずか1歳違いだ。驚くことに,たまたま,昨日からそのおとうちゃんが我が家に来てくれていて,その彼が,今朝,新聞を読んでいて,この加藤廣さんの記事を発見した。この『信長の棺』。75歳から作家に転向した加藤廣さんの処女作だというのだから二重に驚きだ。加藤廣さんとは違い76歳からペンならぬゲートボールのスティックを握りはじめた父親。最近はグランドゴルフに押されやや沈滞気味だが,それでもゲートボールというのは奥が深くおもしろいのだそうだ。孤老を避けるコミュニケーションの道具としては貴重だ。

 さて,今朝の記事。親父と歳がそう変わらぬ人が作家業に転向したことを知って記事でしり大いに刺激を受けたようだ。早速,我が家で過ごした1日のことを日記にしたため,お昼ごはん前に,読んで聞かせてくれた。悪くない。『電車男』とはいかないかも知れないが,ブログにも挑戦してもらいたいなと思った。四十九日の法要が終わって以降,塞ぎこんでいたという父親。陽気で前向きな父親も50年以上も連れ添ったパートナーを失い大きな孤独を味わったようだ。黄泉から母に呼ばれたともいう。これからも色々なことに挑戦して若さを保って欲しいと願っている。

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