五十歩百歩2

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。

いたずら電話の正体

2009年12月28日 | 仕事
先日、仕事納めとなりました。
都合上、例年よりかなり早い日に設定されているため、
仕事納めの翌日も出勤、というのが普通です。
かくいう私も30日まで普通に出勤です(しかも30日は終電で帰れるかどうか)。
蕎麦を持って出勤する予定です。

そんなワケで、一応軽い忘年会をしてきました。
しっかり飲みたい連中は二次会三次会へ行くワケで、
私のように飲みたくない連中は、帰宅するなりお出かけするなり自由です。
時刻はまだ夕方4時半。7時まで営業時間なので、当番のひとりが職場に残ります。
私としては帰宅には早いので、同僚の買い物に付き合うことにしました。

同僚は男性、奥様にクリスマスプレゼントを買っていないということで、
自分では絶対選ばないようなローズの香りのハンドクリームをチョイスさせることにしました。
私なりの嫌がらせです。
そこへ上司登場。
上「俺も一緒に行っていい?」
私「いいですけど、かなり乙女チックな売り場ですよ」
上「大丈夫。俺、そういうの好き」
変態です。

売り場に到着。
遠目ですでに乙女な雰囲気を醸し出し、私でさえ近づきにくい空気を漂わせています。
同僚、腰が引ける。私、動揺を隠しながら突入。上司、ギャル並にはしゃいで早々にはぐれる。
上司が戻ってきたときには、手にお香を持っていました。
上「買ってきちゃった」
同「こんな売り場で、よくひとりで買えましたね」
上「俺の心は乙女だから」
変態です。

上「紳士物、見に行かない?」
私「いいですよ」
上「じゃぁ、H&Mにも行きたい」
私「はいはい、お付き合いします」
上「じゃぁ…」
私「7時には岐路につきますからね?」
上「えー」
甘えるんじゃない。

私「もうすぐ7時ですよ。帰りましょう」
同「熊さん、ちゃんと当番してるでしょうか」
上「よし、電話してみよう。非通知で」
なぜ非通知。
上「うん。ワンコールで出ない」
私「ワンギリですか」
上「今ので電話を取る体勢になったはず。今度は3人で一斉にかけてみよう」
パワハラです。
私「イヤですよ、熊さんきっとちゃんと仕事してますって」
上「いいもん。俺ひとりで電話するから。非通知で」
今度はワンギリせず、ずっと鳴らしている様子。
上「くっくっく」
私「笑ってる…」
上「無言電話してやった」
私「ちょっ」
同「俺、明日当番なんですけど、いたずら電話来たら真っ先に上司を疑います」

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