晴れたら野山に出かけよう!

おいしい空気をいっぱい吸って 愛しい花や小鳥に会いに出かけよう

素敵な岩湧の森の CAFE

2015-06-28 06:10:35 | 日記

退屈だったので また アオバズクに会いに行こうと 小雨が降りそうな中 岩湧の森に出かけた。今日もまた アオバズクの番兵が 同じ場所でこちらを見張っている。        「赤ちゃん 孵ったの?」  

ハイキングに来ていた人にも 双眼鏡を貸してあげて 一緒に楽しむ。 私は 古いカメラだが テレコンバージョンレンズをつけて写真を撮ろうとするが・・・・・ あまりきれいに撮れないなー 

 

岩湧の森は 今 紫陽花のなんてきれいなこと。 今年はとりわけきれいように思う。 目の覚めるような青  白い青 紫 ピンク 白。 本当に心が洗われるような美しさだ。

 

蚊がうるさいのでお寺の杉木立から離れて 四季彩館を訪ねた。 今日は cafeが開かれている。スタッフの熱意が伝わってくる素敵なビジターセンターだ。 館内は とてもセンス良く いろんなものを紹介されている。 あちこちに飾られた紫陽花がとてもおしゃれ。 常に 次々と新しい発想のイベントが企画されている。 半日ここで過ごすだけでも楽しいところだ。 小鳥がさえずり テラスから涼しい風が通り抜ける。  春にはシャクナゲ、秋には秋海棠の大群落があり ビジターも多いが 私は梅雨の今咲く紫陽花が一番好きだ。 そこに咲く紫陽花がとっても素敵に飾られているのでちょっと紹介です。おいしいコーヒーと 障害者の作業所で作られているというおいしいクッキーを頂いて 森でリフレッシュ。 ありがとう。

 


今年も会えた「キヌガサタケ」

2015-06-25 05:14:51 | 花探索

今年も 昨年と同じ場所にキヌガサタケが出た という知らせをもらった。 昨年 「きのこの女王」といわれるこのきのこを初めて見た。 それは真っ白なレースをまとった 優雅な姿でしたが 3時間もすると色が黄色くなり ドレスも縮かんでぐったりとして地面に倒れてしまうようだ。知らせを聞いて飛んでいったのは am8;45。 ドレスを開いて1時間ばかりたった姿だ。高さは20センチほどで ドレスの中には直径1.5センチぐらいの軸が透けて見えている。教えてくれた彼女は 毎朝のwalkingで 今、ドレスを開けんとするところを通りかかり しばらく開く様子を観察して帰宅後真っ先に知らせに来てくれたのだ。 数時間前までは まだ 直径3センチぐらいの白い卵のような蕾だったのが 急に先を破ってニョコニョコと伸びるようだ。上に濡れたように光った黒い傘がチョンと乗っている。 梅雨時に 竹林などでみられることが多いというが ここは 竹林でもなく 近くに少しの竹藪があるが 今年はなぜか花が咲いて一斉に枯れたような姿を呈している。 それにしても こんな珍しいキノコが近くで見れたのはうれしい。pm2:00頃には 女王様はそばの草むらにあられもない姿で倒れこんでいました。

 

 

昨年見た「キヌガサタケ」です


ササユリの山 岩湧山へ

2015-06-21 20:39:34 | 花探索

今日は 近々、千石谷の林道で市が草刈りをするので 希少な植物が 草刈りに会わないように保護活動をする予定だったが 天気が不安定で雷鳴があるかもしれないということで延期になった。 が、午後 低気圧が東に移り 青空が見えたので ササユリを見ようと 一人で岩湧山に出かけた。

日曜日というのに 天気が心配だからか 登山者は少ない。岩湧寺は 今紫陽花が境内を青く染めて とてもきれいだ。

 

山に入ると ヤマアジサイ も今を盛りと美しい

ゆっくり 花を探しながら歩く。 やっと着いた山頂は ススキが青々と茂り その中に たくさんのササユリが見ごろを迎えていた。昨年は もっと多くの花をつけたが 今年は裏年になったのか 例年より少なめだ。 みんなで大切に守っているので ここへ来ると 必ずササユリに会える。 とりわけ甘い香りがあたりに放っている。

山頂から俯瞰する。 私の住むのは 一番山寄りの住宅地です。 真ん中にそびえるのは 富田林市のPL教団の塔です。

甘い香りをいっぱい吸って 下山しました。

 


アオバズクがやってきた

2015-06-14 18:45:18 | 野鳥観察

ネットをみていると岩湧の森にアオバズクがやてきて 営巣しているようなので 今日はアオバズクを見にやってきた。 アオバズク は 夏になると 東南アジアから日本などにやってきて ひなを育て 冬になると帰っていく。以前は 毎年 山間の神社の大木にやってきて 子育てをしていたが 10年位前から来なくなってしまった。 今年は 岩湧寺の杉の大木の中で営巣したようだ。 昼間は木の枝で番兵のように じーっとしているのは きっと近くのうろの中で オスか メスか どちらかが 卵を抱いているのだろう。 巣穴がどこにあるかわからないが ひなの顔も見てみたいものだ。もう少し明るい日に 再度来てみよう。 肉眼でかろうじて見える距離だが こんなぼろカメラじゃうまく撮れないな。


梅雨は 「カキラン」 の季節

2015-06-10 08:35:13 | 花探索

水田も田植えが終わり 梅雨の季節になると 近くの湿地では カキランが咲く。何の変哲もない田の縁で不思議と珍しい花が咲く。

 この花は 茎の下から上に順次咲き始める。 咲き始めると 茎の先の蕾からしおれてうなだれ 黒く腐っていくことが多いのだが 今年は とてもきれいだ。 花の大きさ1㎝ほどで 草丈は20~30㎝ほどだ。 この辺りで他にこの花の咲くのは聞いたことがない希少な植物だ。いつまでもこの地で咲いてくださいね。

 


和歌山に咲く「カキノハグサ」

2015-06-07 18:19:09 | 花探索

以前 「カキノハグサ」 は一度見たい花でした。 2009年 「高野山で見た」と聞いて 高野山に行き 町石道で4.5株 それらしき植物の固い蕾をやっと見つけ 嬉しかった。 そのあと「かつらぎ町で見た」と教えてくださって また探しに行ったら めったに人の通らない山奥で 人知れず 群生しているのを発見し 飛び上って喜んだ。 あれから6年 ほぼ毎年 その地を訪ねて珍しいその花を楽しんでいる。

高さ20㎝ほどのその花は 「葉」が柿の葉に似ているので 「カキノハグサ」 と名付けられたそうだが、花の終盤は「柿色」になり なるほど 「カキノハグサ」だと思わせる花だ。ヒメハギ科で 2枚の萼片がウサギの耳のように ピンと立ち上がっているが 花の構造はなかなかわかりにくい。 ある人のHPを見ていると 「熊野古道を歩いていると カキハグサ に会った」と書いてあった。 裏六甲でも咲いているということだが 大阪で見たという話は聞かない。 和歌山には多いようだ。  6.7 カキノハグサ を訪ねて。


梅雨の合間に コアジサイ

2015-06-07 05:14:44 | 花探索

岩湧山の 「コアジサイ」を見に行ってきました。今年は どの花も開花時期が早いようですが コアジサイもすでに満開になっていました。その繊細な花と色が とてもさわやかな紫陽花です。

「コアジサイ」は 関東地方以西に咲く日本固有種の花で 大峰山系では 林道沿いなどで 普通に咲いていますが 金剛山や岩湧山では自生するのはほとんどが 「ヤマアジサイ」で 「コアジサイ」 は岩湧山の近くではここでしか見たことがありません。 「ヤマアジサイ」よりも 早く咲きます。 紫陽花といえば 花弁のように見えるのは 虫を呼び寄せるための「装飾花」と言って雄蕊も雌蕊もなく  装飾花の中に囲まれるようにちっちゃく咲くのが「花」(真花)なのです。 コアジサイは その装飾花がなく 花だけで出来ています。  葉は とても薄く まるで「大葉」のようです。

「ヤマアジサイ」も咲き始めていました。ヤマアジサイの葉は 一般の園芸種と違って 細長く艶がありません。 先日紹介した「シチダンカ」も ヤマアジサイと同じ細長い葉です。

梅雨が似合う花です。

 

 

 


和泉リサイクル環境公園  ラベンダー

2015-06-06 13:57:54 | 花探索

和泉リサイクル環境公園は 民間の会社が産業廃棄物を埋め立てて造った広大な公園です。私も時たまそこを訪ねますが そこが公園らしく いろんな季節の花が 次々咲きそろうととても美しく 多くの人の憩いの場となっているようです。とにかく広い土地を存分に使っていろいろなものが植えられていますが 隅々まで手入れするには人手がいくらあってもおっつかないようですが それでもその時々の花園は美しく手入れされています。公園が出来た当初から ラベンダーは大規模で植えられていますが 何度も植え替えられたり 異なった種類のラベンダーを試行錯誤しながら 育てられているようにおもいます。

今日は そろそろきれいに咲きそろっただろうか、と雨上がりの公園を訪ねました。フレンチ系のラベンダーはもう終わっていましたが イングリッシュラベンダー系が いままさに咲きそろわんとしていました。スラリと細い目に伸びた紫色の蕾が 畑を延々埋め尽くしています。やっと 一輪、二輪と咲き始めたばかりで 1週間もすると 見事に紫の花で覆いつくされることでしょう。でも、咲き始めた今も とても初々しく 新鮮で美しいです。ちょっと花畑にしゃがみ込ませてもらい ラベンダーの爽やかな香りをいっぱい吸って 帰路につきました。来週 もう一度この香りを楽しみに来ようと!

和泉山脈を背景に