三菱UFJ証券、顧客情報「売却」問題～社長は何故、出てこないのか？

常務が代わりに出てきたようだ、、、。


顧客情報「漏洩」問題ではなく、より悪質な「売却」問題が発覚した。

元社員が自らの利益目的で、約５万人分もの顧客情報を名簿業者に￥３２８,０００で売却したようだ。

情報の中身は「名前」、「住所」、「携帯電話の番号」、「勤務先」、「年収」などのようだ。

元社員と言う事で、リストラ等で辞めさせられたのかもしれない。



信頼が「絶対条件」である金融機関は、特に顧客情報のセキュリティには注意しなければならない。

しかも、今回の事件、「証券」会社だ。

別の意味での、顧客への「安全なセキュリティ環境、提供」が必要だ。


又、銀行、証券会社などは、大抵の場合、このような問題に関しては「ほとんど、握りつぶしている」状態のようだが、今回の事件が「何故、発覚したのか？」、、、と言う事も深く考えなければならない。

このような事件が発覚すれば、「この証券会社の株は安くなる」と言う事だ。

利益を得られる者が「意図的に情報暴露」した可能性もある。


そう言えば、この証券会社の社長は、同族行からスピンアウトし、少し前に「大量な資金」を手にしたのでは？、、、。



記事参照

三菱ＵＦＪ証券管理職、全顧客１４８万人分の情報持ち出す

　三菱ＵＦＪ証券（東京都千代田区）は８日、同社システム部の男性部長代理（４４）が、同社の個人顧客のほぼすべてに当たる１４８万６６５１人分の個人情報を不正に社外に持ち出し、うち４万９１５９人分を名簿業者３社に売却していたと発表した。

　同社は同日付で部長代理を懲戒解雇にするとともに、刑事告訴の準備を進めている。

　同社によると、部長代理は今年１月２６日、業務を装って、社内データベースからサーバーに顧客情報を抜き出し、２月４日、ＣＤ―ＲＯＭ１枚に保存。同月中旬、自宅の私有パソコンから、名簿業者に個人情報をメールで送信していた。業者から計３２万８０００円を受け取っていたという。

　名簿業者に売却したのは、昨年１０月３日～今年１月２３日に同社に新規口座を開設した顧客や、「投信ラップ」の口座を開設した顧客の情報で、氏名、住所、電話番号、性別、生年月日のほか、勤務先や役職、年収区分まで含まれていた。

　名簿業者に渡った情報は、先物取引業者や不動産会社など１３社に販売されたという。三菱ＵＦＪ証券は、このうち１１社に情報の使用中止と破棄を申し入れ了解を得たが、残る２社とは連絡が取れていないという。

　３月中旬、顧客からの問い合わせなどで流出が発覚した。部長代理は社内調査に「消費者金融からの借金があり、返済に困っていた」と話しているという。

（2009年4月8日18時07分  読売新聞）


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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090408-OYT1T00872.htm


同義記事

三菱ＵＦＪ証券：元部長代理、顧客情報５万人分売却
毎日新聞　2009年4月8日　19時29分（最終更新　4月8日　21時07分）
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090409k0000m040044000c.html

三菱ＵＦＪ証券の顧客情報５万人分売却　社員を懲戒解雇
2009年4月8日20時41分
http://www.asahi.com/national/update/0408/TKY200904080232.html

三菱ＵＦＪ証券、業績下押し懸念も　顧客情報流出
2009.4.8 23:38
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090408/fnc0904082340012-n1.htm

元部長代理、指導役の立場悪用　三菱ＵＦＪ証券顧客情報売却
2009.4.9 00:19
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090409/crm0904090021000-n1.htm

三菱ＵＦＪ証券、元社員が148万人の顧客情報を不正引き出し
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20090408AS1G0803J08042009.html

三菱ＵＦＪ証券、元社員が顧客情報売却　4万9000人分
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090408AT2C0800K08042009.html




顧客情報に関連した関連投稿

本当に誤って廃棄？～三井住友銀行　顧客情報紛失！
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上記投稿の追加のコメントを見たが、三井住友銀行の窓口担当等は、「外部からの入行したリクルーター」のようだ、、、。

銀行だけではないが、「新卒で採用された純粋な行員」と「外部からの入行したリクルーター」では、やはり企業への忠誠心は異なってくるのではなかろうか、、、。

窓口であれば、それぞれ、客の対しての対応なども、異なってくるであろう、、、。

「ハケン労働」が問題になっているが、「リクルーター」なども、企業への忠誠心は「ゼロに近い」のではなかろうか？。

「新しい風」、「気風」を取り入れるのは刺激になるが、上記投稿のコメントで、関係者らしき方の文章を読んでいると、隠蔽工作は「問題が発生する度、行われている」ようだ。


その他の大手行も「同じ状態」なのではなかろうか？、、、。


特に金融関連の「情報漏洩、資料紛失」などは、個人的には「以前から業者に売却しているのではないのか？」と言う事を数度にも渡り、投稿してきたが、国会議員もこの事を知りつつも、全く改善していない状態だ。

監督官庁と協議し、真剣に「対応、対策」すべきだ。

「罰則の強化等」の適切な「法整備」が必要である。



過去の関連投稿

「泥沼化している政財界、金融、不動産業」と「検察と選挙」
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*銀行、証券、保険など、吸血金融関係者は、ろくな奴はいない！。