今回は、今までの記事を参考にして
インストールで詰まった所や注意点などをピックアップして
まとめにしたいと思います。
※ただし、ここでは全ての手順を記述するものではありません。
あくまで注意点のみ記述してあります。
基本手順はoracleのマニュアルを参照して下さい。
■準備編
①oracleユーザー作成時
○手順に従い/etc/auto_homeを修正。
○その後でユーザーの作成を行う。
※仮にホームディレクトリが出来ていなかった場合、
/export/home/oracleを手動で作成する。
②カーネルパラメータについて
○「noexec_user_stack」はリソースコントロールではないので
/etc/systemに記述する必要がある。
○「max-sem-ids」「max-shm-memory」「max-shm-ids」は
リソースコントロールなので、prctlコマンドで確認・変更すること。
/etc/systemに記述する方法は不整合を起こす場合があるので
やめたほうが良さそう。
○「max-sem-nsems」については、リソースコントロールとして
認識されてない?Oracleのマニュアルが間違ってるのかな…
③環境変数について
○管理者であれば常識だと思いますが、
ログインシェル(.login)は最初に作っておきましょう。
○きちんとインストールする環境に合わせること!
結構この辺りは見落としがち。
ネットでコピペで済まそうと思わないように。
④rsh設定について
○自動起動スクリプト内部でrshコマンドを使用しているようなので
これを使用できるようにあらかじめ設定しておく必要がある。
$HOME/.rhostsまたは/etc/hosts.equivファイルを
適切に設定しておく。
■インストール編
①Xサーバの起動について
○DISPLAY環境変数をきちんと設定しておきましょう。
○oracleユーザーでログインした後、
時計がきちんと表示されることを確認しましょう。
「Xサーバの起動コマンド」 → xhost +
「時計の起動表示コマンド」 → xclock
○私が行ったときは何故かrootで起動した後で無いと
oracleユーザーで起動できませんでした。この辺は未だに謎。
suの切り替え前や後に依存しているのか…。
というか、私がDISPLAYの仕様をわかってないだけです。多分。
②OUI(Oracle Universal Installer)について
○インベントリディレクトリ・オラクルホームディレクトリは
デフォルトではなく、事前にoracleユーザー用に作成した
ディレクトリを指定しましょう。
当たり前の事なんですけど忘れる人も多いようです。
○データベースの作成はここでは行わないようにしましょう。
○途中でシェルの起動を促されるので
忘れずにrootユーザーで起動しましょう。
○今回の環境では「スワップ領域が足りません」の警告が表示されたが
ギリギリだったので無視。ギリギリだもん。
③DB作成時について
○ハード的な問題だと思いますが、
デフォルトだとSGAが構成できなくて
「out of memory」エラーが発生したので、
割合を最小値(40→22)に減らしました。
④起動・停止スクリプトについて
○dbstartとdbshutのスクリプト内部をsolaris10用に編集する。
ORATAB=/var/opt/oracle/oratab
⑤自動起動の設定について
○基本的にrootユーザーで行う。
○kshを叩いてkornシェルにしておく(構文エラー対策)
○/etc/init.d/dboraは、oracleのマニュアルに記述されている
dboraファイルをコピペし、ローカルの環境に合わせてスクリプトを書き換える。
またこの時、1行目の/bin/shは/bin/kshにしておく。
○dboraが正常に動作するか単独で実行してみる。
私の環境ではフルパス実行(/etc/init.d/dbora start)でないと
うまく行かなかった。
今回は何故か設計書まで書かされました。何でだ。
会社には本気で臨時手当出して欲しい。本気。
でもまあ楽しかったです。ありがとうSolaris、そしてoracle・・・
また、インストールに関しては
こちらのサイトを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
http://www.asahi-net.or.jp/~ij9t-oon/dream/oracle/solarisx86/hajimeni.html
インストールで詰まった所や注意点などをピックアップして
まとめにしたいと思います。
※ただし、ここでは全ての手順を記述するものではありません。
あくまで注意点のみ記述してあります。
基本手順はoracleのマニュアルを参照して下さい。
■準備編
①oracleユーザー作成時
○手順に従い/etc/auto_homeを修正。
○その後でユーザーの作成を行う。
※仮にホームディレクトリが出来ていなかった場合、
/export/home/oracleを手動で作成する。
②カーネルパラメータについて
○「noexec_user_stack」はリソースコントロールではないので
/etc/systemに記述する必要がある。
○「max-sem-ids」「max-shm-memory」「max-shm-ids」は
リソースコントロールなので、prctlコマンドで確認・変更すること。
/etc/systemに記述する方法は不整合を起こす場合があるので
やめたほうが良さそう。
○「max-sem-nsems」については、リソースコントロールとして
認識されてない?Oracleのマニュアルが間違ってるのかな…
③環境変数について
○管理者であれば常識だと思いますが、
ログインシェル(.login)は最初に作っておきましょう。
○きちんとインストールする環境に合わせること!
結構この辺りは見落としがち。
ネットでコピペで済まそうと思わないように。
④rsh設定について
○自動起動スクリプト内部でrshコマンドを使用しているようなので
これを使用できるようにあらかじめ設定しておく必要がある。
$HOME/.rhostsまたは/etc/hosts.equivファイルを
適切に設定しておく。
■インストール編
①Xサーバの起動について
○DISPLAY環境変数をきちんと設定しておきましょう。
○oracleユーザーでログインした後、
時計がきちんと表示されることを確認しましょう。
「Xサーバの起動コマンド」 → xhost +
「時計の起動表示コマンド」 → xclock
○私が行ったときは何故かrootで起動した後で無いと
oracleユーザーで起動できませんでした。この辺は未だに謎。
suの切り替え前や後に依存しているのか…。
というか、私がDISPLAYの仕様をわかってないだけです。多分。
②OUI(Oracle Universal Installer)について
○インベントリディレクトリ・オラクルホームディレクトリは
デフォルトではなく、事前にoracleユーザー用に作成した
ディレクトリを指定しましょう。
当たり前の事なんですけど忘れる人も多いようです。
○データベースの作成はここでは行わないようにしましょう。
○途中でシェルの起動を促されるので
忘れずにrootユーザーで起動しましょう。
○今回の環境では「スワップ領域が足りません」の警告が表示されたが
ギリギリだったので無視。ギリギリだもん。
③DB作成時について
○ハード的な問題だと思いますが、
デフォルトだとSGAが構成できなくて
「out of memory」エラーが発生したので、
割合を最小値(40→22)に減らしました。
④起動・停止スクリプトについて
○dbstartとdbshutのスクリプト内部をsolaris10用に編集する。
ORATAB=/var/opt/oracle/oratab
⑤自動起動の設定について
○基本的にrootユーザーで行う。
○kshを叩いてkornシェルにしておく(構文エラー対策)
○/etc/init.d/dboraは、oracleのマニュアルに記述されている
dboraファイルをコピペし、ローカルの環境に合わせてスクリプトを書き換える。
またこの時、1行目の/bin/shは/bin/kshにしておく。
○dboraが正常に動作するか単独で実行してみる。
私の環境ではフルパス実行(/etc/init.d/dbora start)でないと
うまく行かなかった。
今回は何故か設計書まで書かされました。何でだ。
会社には本気で臨時手当出して欲しい。本気。
でもまあ楽しかったです。ありがとうSolaris、そしてoracle・・・
また、インストールに関しては
こちらのサイトを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
http://www.asahi-net.or.jp/~ij9t-oon/dream/oracle/solarisx86/hajimeni.html