へたれエンジニア日記(旧跡地)

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Solaris10にOracle10gをインストールする まとめ編

2007-09-30 02:22:12 | SolarisにOracleインストール
今回は、今までの記事を参考にして
インストールで詰まった所や注意点などをピックアップして
まとめにしたいと思います。

 ※ただし、ここでは全ての手順を記述するものではありません。
  あくまで注意点のみ記述してあります。
  基本手順はoracleのマニュアルを参照して下さい。



■準備編

 ①oracleユーザー作成時
  ○手順に従い/etc/auto_homeを修正。
  ○その後でユーザーの作成を行う。
   ※仮にホームディレクトリが出来ていなかった場合、
    /export/home/oracleを手動で作成する。

 ②カーネルパラメータについて
  ○「noexec_user_stack」はリソースコントロールではないので
   /etc/systemに記述する必要がある
  ○「max-sem-ids」「max-shm-memory」「max-shm-ids」は
   リソースコントロールなので、prctlコマンドで確認・変更すること。
   /etc/systemに記述する方法は不整合を起こす場合があるので
   やめたほうが良さそう。
  ○「max-sem-nsems」については、リソースコントロールとして
   認識されてない?Oracleのマニュアルが間違ってるのかな…

 ③環境変数について
  ○管理者であれば常識だと思いますが、
   ログインシェル(.login)は最初に作っておきましょう。
  ○きちんとインストールする環境に合わせること!
   結構この辺りは見落としがち。
   ネットでコピペで済まそうと思わないように。

 ④rsh設定について
  ○自動起動スクリプト内部でrshコマンドを使用しているようなので
   これを使用できるようにあらかじめ設定しておく必要がある。
   $HOME/.rhostsまたは/etc/hosts.equivファイルを
   適切に設定しておく。


■インストール編

 ①Xサーバの起動について
  ○DISPLAY環境変数をきちんと設定しておきましょう。
  ○oracleユーザーでログインした後、
   時計がきちんと表示されることを確認しましょう。
    「Xサーバの起動コマンド」 → xhost +
    「時計の起動表示コマンド」 → xclock
  ○私が行ったときは何故かrootで起動した後で無いと
   oracleユーザーで起動できませんでした。この辺は未だに謎。
   suの切り替え前や後に依存しているのか…。
   というか、私がDISPLAYの仕様をわかってないだけです。多分。


 ②OUI(Oracle Universal Installer)について
  ○インベントリディレクトリ・オラクルホームディレクトリは
   デフォルトではなく、事前にoracleユーザー用に作成した
   ディレクトリを指定しましょう。
   当たり前の事なんですけど忘れる人も多いようです。
  ○データベースの作成はここでは行わないようにしましょう。
  ○途中でシェルの起動を促されるので
   忘れずにrootユーザーで起動しましょう。
  ○今回の環境では「スワップ領域が足りません」の警告が表示されたが
   ギリギリだったので無視。ギリギリだもん。 

 ③DB作成時について
  ○ハード的な問題だと思いますが、
   デフォルトだとSGAが構成できなくて
   「out of memory」エラーが発生したので、
   割合を最小値(40→22)に減らしました。 

 ④起動・停止スクリプトについて
  ○dbstartdbshutのスクリプト内部をsolaris10用に編集する。
    ORATAB=/var/opt/oracle/oratab

 ⑤自動起動の設定について
  ○基本的にrootユーザーで行う。
  ○kshを叩いてkornシェルにしておく(構文エラー対策)
  ○/etc/init.d/dboraは、oracleのマニュアルに記述されている
   dboraファイルをコピペし、ローカルの環境に合わせてスクリプトを書き換える。
   またこの時、1行目の/bin/sh/bin/kshにしておく。
  ○dboraが正常に動作するか単独で実行してみる。
   私の環境ではフルパス実行(/etc/init.d/dbora start)でないと
   うまく行かなかった。



今回は何故か設計書まで書かされました。何でだ。
会社には本気で臨時手当出して欲しい。本気。
でもまあ楽しかったです。ありがとうSolaris、そしてoracle・・・


また、インストールに関しては
こちらのサイトを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
http://www.asahi-net.or.jp/~ij9t-oon/dream/oracle/solarisx86/hajimeni.html



指輪

2007-09-30 01:05:15 | Weblog
実は今日、こちらで無くしたリングを購入しに行ったのでした。
結局見つかりそうもないし。

で、もちろん同じ指輪に同じ文字を入れるために
当時結婚指輪を買ったお店に行ったわけですよ。
今の時期はサンシャインカードで買うと10%引きですしね。

で、値段見てビックリ。


すげー高いんですけど!Σ(゜д゜lll)ガーン

買った当時よりも30~50%くらい上がってないか?



嫁「あ、あの、私達買った当時より値段上がってません?」

店員「はい。プラチナは半年くらい前から少しずつ値上がりしてますねー」

嫁「やっぱり、今後値段下がったりしないですよね…?」

店員「値段下がることはあまりないですねー」

俺「ですよねー(つД`)」



うかつだった…
せめて無くした時に買ってればもう少し安かったかもしれないのか…


でもまあ、元はと言えば俺が悪いんだからしょうがない!
自業自得さ!
いままで貯めてたお小遣いがほとんど無くなったぜ!アハハ


やっぱり、ジュエリー・アクセサリー系は
相場がよく動くのかな。
世界情勢や景気に左右されそうだしな~
なんとなく。

これからプラチナリング買う予定の方は
相場をこまめにチェックした方が良さそうですよ!

PCパーツ屋めぐり

2007-09-24 00:44:56 | Weblog
来月は時間に余裕ができそうなので
パソコンの自作を行おうかな~と思案中です。
現在のノートPCも5年以上経ってるし、
買い替え時なんですよね。


本読んで多少は予習したので、
本日は秋葉原へ足を運んできました!
やっぱり自分の目でいろいろ見ないとね~。

とはいえ、自作初心者なので
有名どころ中心で回りました。
ツクモ・ドスパラ・T-ZONE・TWO-TOPなどなど…

しかし、実際に数多くのパーツを
目の当たりにすると圧巻ですね!
つか多すぎてようわからん…
パーツはあらかじめ当たりをつけてきたのですが、
その型番でもいろいろ派生があって何が違うんだろうという感じ。
まだまだ勉強不足ですね。
今回は雰囲気を楽しむに留まりましたw

いやでも楽しいですわ。
童心に帰ります。
また明日も行こうかな~



ちなみに、現在考え中の構成は以下の通り。

CPU:Intel Core 2 Quad Q6600 (G0-STEP TDP 95W) 33,590
クーラー:4000円弱のもの
MB:ASUSTeK P5K 17,980
メモリ:DDR2 1G×2 10,000前後
VGA:GeForce 8500 GT 256MB 12,000弱
HDD:HITACHI HDT725032VLA360 7,480
光学ドライブ: SONY NEC Optiarc AD-7170A Ivory 3,980
ケース:Antec P182 21,800
電源:10000円強のもの
キーボード:5000円弱のもの
モニタ:19インチ 30000円強のもの
OS:XP Home

合計180,000くらい?


ゲームとかはやらないのですが、
DB入れたりWebサーバ入れたりVisualStudio使ったりするので
CPUはいいものを入れたいと思ってQuadにしています。
アップグレードしようにもCPUの交換は面倒そうですしね。
グラフィックはまだ良いのはいらないかな。
Vistaにした時に考えようと思います。

…こういうの考えるのも楽しいですね♪

ORACLE小話その17 SQL*Loaderについて

2007-09-23 00:02:57 | ORACLE・MSDE・Postgres
こないだSQL*Loaderについて一つお勉強しました。

というのは以下の現象。
主キーがついているテーブルに対して
キー違反が存在するデータをロードした時、
キー違反しているデータもロードされてしまう場合がある


この「場合」っていうのはダイレクトロードの場合。
一応エラーは吐かれるんだけど、データはロードされちゃうんです。

基本的にプライマリキーって100%生きるんだろうなぁ
と思っていたので、キーが負けちゃう場合があるのには
少し驚きました。


この時に

select count(*) from テーブル;

とかやっても特にエラーは出ないんですが、

select count(*) from テーブル WHERE プライマリキー = XXXXX;

という具合に主キーにアクセスした時点で
ORA-01502:
索引'プライマリキー名'またはそのパーティションが使用不可の状態です。



こんなエラーが出ます。
もちろんデータの重複を直さない限り
主キーを直すことはできません。


勉強になりました(*゜ー゜)


Webプログラミング CPAN・PPMについてまとめ

2007-09-17 23:26:22 | Webプログラミング
前回の続き。


とりあえず、Windows環境でのPerlモジュールインストールについて
これまでのまとめをば。

■Windows+ActivePerlでPerlモジュールをインストールする場合、
 基本的にはPPMで行う。

■PPMで問題があった場合、
 またはPPM形式でまだ配布されていないモジュールがある場合は
 CPANでインストールを試みる。

■CPANで、コンパイルが必要無いモジュールの場合はmakeのみ用意すればよい。
 今回はWindowsなので「nmake.exe」を「Perlbin」配下に置いておく
 (Unix系の場合は「make」)

■CPANで、コンパイルが必要なモジュールの場合はコンパイラが必要。
 「Visual Studio 2005 Express Edition」が無償配布されているのでこれでOK。
 (VC6であれば、今回のようなことにはならなかったかも…) 

■CPANで、Win32APIを含むコンパイル(?)が必要なモジュールの場合は
 「Microsoft Platform SDK」が必要。これも無償配布。
 ただし、マニフェストファイルをモジュールに埋め込むため
 MAKEファイルを手動で書き変える必要がある。



こんな感じですかね。
本来はCPANのみで行ったほうが良いんでしょうけど、
出来ないんだもん…
VC6.0付属のCコンパイラなら大丈夫っぽいのだが。


CPANモジュールやPPMモジュールは
以下の場所で探してみましょう。(他にもたくさんありますが)
CPAN:http://search.cpan.org/
PPM:http://ppm.activestate.com/PPMPackages/zips/8xx-builds-only/Windows/

あそうだ、
PPMのリポジトリにはtheoryx5を追加しておくと良いようですよ