めざせ!体つくりマスター!!

2023年10月12日 | 学校生活

現在3年生が使用している体育の学習カードです。

領域は「体つくり運動」・・かつて「体操」と言っていた分野ですが、1990年代後半の指導要領改訂に伴い、この領域が位置付けられました。

運動能力の低下や2極化が危惧される中、「楽しく」「心地よく」をキーワードに、様々な動き作りが展開されています。

今日は北教研体育教育研究会会員の先生方にも来ていただき、3年生がK太朗先生と頑張りました。

 

5時間計画の4時間目、自分たちで選んだ、組み合わせた動きの練習です。

 

例えばこれは、跳び箱の上に片足で乗り、ボールをかごに入れる動き。

3年生がみんなで考えた「バランス」「移動」「物を動かす」「パワー」の4つの動きが全て網羅されているとのこと。なるほど。

K太朗先生からアドバイスをもらい、さらにステップアップを図ります。

 

こちらはロープを引っ張り合いながら、ボールをキャッチするという難易度の高い動き。

途中、友だちのアドバイスも入り、ボールの大きさを変えてみます。ふむふむ。

 

学習カードを利用して、ポイントやふりかえりを記入。

それにしてもみんなよく頑張る。そして、

 

ペアで一緒にやることで、自分の体と友だちの体、そして使う道具、空間認知能力を高めます。

片づけももちろんみんなでサッと・・・。頑張ったね。お疲れ様。

 

放課後には、職員でふりかえり。

 

ねらいはどうだったか。場の工夫はできていたか。どんなアドバイスが有効か・・・。

次時に生かすための議論・・。

「友だちのアドバイスに、頷いたり、”そうかぁ”と呟く雰囲気がすごく良かった。」

こんな意見もいただきました。

うっかりすると短調に見える動きも、ちょっとした工夫やルールでより楽しくできるようになります。

友だちも楽しいと、さらに楽しさ倍増ですよね。

終始、否定的意見や批判的な言葉が一切なかったことが、初めての先生方にも驚きとともに高い評価をいただけたことにつながったようです。

それにしても6校時帯に、よく考えよく動いた3年生でした。

 

<日々雑感>

おや?放課後駐車場脇に教頭先生の姿。

なにやら150周年記念に関わるプロジェクトの準備とのこと。

最早”カーペンターS藤”と呼ばせていただきます。