続・トリコニッキ!

カニンヘン・ダックスの赤ん坊、ゆきが娘になりました☆

大気汚染:AQI数値と警告がサイトによって違うわけ

2013-01-30 | 上海 * 暮らす
上海在住の日本人の方は、だいぶ見慣れてきたであろう、大気汚染指数サイト。

私の場合は日々3つのページをチェックしてますが、いつも数値がバラバラ!

ま、測定する場所によって誤差が出るだろうとは思うんですが、現在の空気質量指数の色(※)も違うことがあるので、なんで~?って思ってました。

上海市の公式発表のページが低い…なら、あ~いつものアレね…って思うんですが、逆に上海市の方が高い日も。


※空気質量指数






で、じっくり比較した結果、なぜそれぞれの数値がバラバラになっているかが分かってきました。



1.上海市空气质量实时发布系统

上海市の公式ページ。
空気が良いと女の子がニコニコしてて、空気が悪いと泣いちゃう。
ちなみに、日本人学校で戸外活動可否の決定の根拠にしてるのがこのページ。



↑のページの場合、女の子の左にある数値というのは過去24時間の平均値です。
現在の数値(この1時間の平均値)は、右下の折れ線グラフの左側となりにある数値。
(日本人学校でもこの数値を基準にしています)
だから、急激に汚染がすすんだ日などは、女の子はニコニコしてるのに、実際には空気がすごく汚ないことも。



2.上海米国領事館

独自調査値。
観測機は准海路に設置。
ツイッターで提供してる数値を、サイトでも右列に表示してます。



これは領事館ページにも書いてあるように観測機1台のデータによるものなので、一概に上海市の汚染度であるとは言えません。
ただし、中国においては信用できる数値のひとつなので、チェックは欠かせないですよね。



3.Insdio(※)

中国各都市だけでなく、日本・韓国の数値も提供する民間ページ。
汚染レベル表と同じ色で直感的に見られる。



この数値は一体何を根拠にしてるのか?と思ってたんですが、現在は以下の3ヶ所の数値をベースにしているようです。

●上海米国総領事館
●静安観測所(中国環境保護部)
●上海師範専科学校付属小学校(中国環境保護部)



以前はPM2.5の測定が採用されてたりされてなかったり、まちまちの測定だったらしいですが、今年に入ってからは全てにPM2.5が採用され、また民間レベルでも測定しているので信用度は高いと言えるのでは?

気をつけなくちゃいけないのは、上海市の女の子!

この子がニコニコしてるからって、それは前日からの平均値で笑ってるんであって、必ず現在の数値を見なくちゃダメなんですね。

自分でも色々と参考になりました。





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