徒然日記

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有望そうなHDI製品 アセンテック社 リモートPCアレイ(RPA)

2016-11-07 12:09:56 | 製品VDI
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有望そうなHDI製品 アセンテック社 リモートPCアレイ(RPA)
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アセンテック社 リモートPCアレイ(RPA)
https://www.ascentech.co.jp/solution/rpa/rpa.html


過去のポストで仮想デスクトップをしり手段として「VDI」は高コストに過ぎる。と何度も書いた。
なぜなら、
・インフラのハードが高い
⇒たかがパソコンの為にサーバ機器やALL FLAS H統合ストレージを使うんだ
から、高くて当然。無駄の極致。
・仮想化のためにハイパーバイザのコストがかかる
⇒当たり前だが、これが必要でかつ高い。
・マイクロソフトの仮想化ライセンスが別途かかる
⇒Desktop系OSならVDA、Terminal Server なら Windows2016+RDSCAL+CAL
と言った仮想化用ライセンスが必要

ここまでで十分高いのに
・VDIソフトウェアまで追加して
しまうとさらに高い
⇒仮想デスクトップ= VDIソフトウェア必須ではないのに、なぜか皆、これ
がないと駄目と思い込んでいる。これがまた高い。


仮想デスクトップなんてこれで十分じゃあないか?
http://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/cc78d301dc89fef93f55c847bd51f13f

どうして仮想デスクトップにそんなにお金をかけて仮想PCやRDSでやろうとする?
http://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/e4ec9d25637b343a67ea171299a5ea86

VDI/RDS/HDIよりもモバイルPC?+セキュリティの方が良い解かもね
http://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/d7c73fd91f89397b64573405df55e53b

リモートデスクトップを安上がりに実現できないか
http://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/4ddc185d7100134c40cbe5dc3b65dfe6

HPE Moonshot とHDI
http://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/1dfe6c0b09da33801ddf12d9f7def0b3


上の記事で紹介した HPE Moonshot と同じコン
セプトの製品が新たに登場した。
アセンテック社 リモートPCアレイ(RPA)
https://www.ascentech.co.jp/solution/rpa/rpa.html

これはHDI(Hosted Desktop Infra)といわれるジャンルの製品。
ラックマウント型のシャーシに小型のパソコンをみっちり搭載して、個々の物理パソコンにリモートデスクトップ接続する。
要するにこれを特殊ハードで実現しているようなものだ
仮想デスクトップなんてこれで十分じゃあないか?
http://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/cc78d301dc89fef93f55c847bd51f13f

代表例は前述の HPE Moonshot だが、特殊ハードであるがゆえに普通のパソコンより高くつく。
VDIが高い高いといってるのに、ハードが高くては駄目だ。

しかし、このRPAは
1PCあたりの想定コストが5万円程度
を想定しているという… ちなみに、上記の記事「仮想デスクトップなんてこれで十分じゃあないか?」で接続先としてあげた小型PCは1
台あたり5万円程度である。

このコスト感なら仮想デスクトップの基盤として有望なのではなかろうか?



リモートPCアレイ製品の特色
・1Uサイズのシャーシに物理PC×20台を収容する。
他にネットワークスイッチ、管理ソフトが含まれている。
規模の拡大は単純にこのシャーシの数を増やす。

・ホットスワップカートリッジ型物理PCx20
48ポートLANスイッチ×1
KVMスイッチ×1
Local Management Console(ACM)×1
ホットスワップ350W電源×2
ホットスワップファン×4
がシャーシに搭載される

・仮想化は行わず、物理PCに対してリモートデスクトップ接続して使う。
ゆえに、ハイパーバイザライセンスもVDA等の仮想化ライセンスも不要。

・PCカートリッジ
CPU :Intel Celeron Processor N2807 2Cores 1.58GHz
メモリ:4GB DDR3
DISK :64GB SSD or 128GB SSD
IF :
1Gbps LAN ×2

・ネットワークスイッチ
1Gbps x 40ポート(内部)
1Gbps x 4ポート(外部)


CPU、メモリは程ほどだが、SSDなので著しく性能が低いということはないだろう。
GPU搭載など、高負荷な作業には限界がありそうだが、そういう用途には HPE Moonshotを使えばいい。

ブレードPCはコスト面でパソコンに勝てず、衰退してしまったが、これならいけるように思う。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがり)
2017-11-10 13:40:20
詳しそうなので蛇足かもしれないですけどこの方式でもマイクロソフトのVDAライセンス(もしくはSA権)が別途掛かります
1User 1年1万2千程度(VDAの場合3年契約更新の1User 3万6千円程度)
マイクロソフトのライセンスもガツンとかかってくるのがVDIの嫌な特徴の一つですよね

まぁーただこのサーバ小規模ならよさそうですね
集約率考えると2桁台なら良さそうです。 ラックの電源とかユニット数考えると。
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