とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

お味噌を作ろう~天地返し篇~

2010-07-08 | 日々の呟き
今年の一月。私は初めて手作りのお味噌作りにチャレンジした。

お味噌を作ろう~仕込み篇~

この時から早5ヶ月半。
この時のエントリーにも書いたが、この梅雨明けの前後に一度お味噌を空気に触れさせる「天地返し」という作業をやると、より風味が増すという事がありましてね
まだ梅雨まっ盛りなのですが、私も「天地返し」の作業を行う事にしました。

・・・いやね、梅雨が明けるのを待つと、ぶーちゃんが夏休みに突入するじゃないですか?
こういう作業は絶対子供のいない時間にやりたいんでねぇ・・・。

さて、早速しまっておいた味噌かめをとりだしました。



しっかり密閉しておいたので、ほこりなども一切なし!
参考にしたおいしい手づくりコミュニティ」のレシピによると、本当は3カ月位たったらカビなどが生えていないか確認した方が良かったらしいのですが、すっかり忘れていましてね
仕込んでから今回本当に初めてお味噌の状態を見る事になりました。

ある意味すごーくドキドキです。
・・・カビがビッシリ生えていたらどうしよう~ってね

ごたーいめーん!!



おぉ!!見事に「お味噌色」になってるじゃありませんか
しかも見た処、カビなどの変色部分も無し。
しかも・・・



わかりますかね?
うっすらとたまり醤油が出始めているんですよ~

色が劇的に変わっているのには本当にビックリですよ。
どの位変わったかと言うと、

↓仕込み時はこんな感じの色だったんですもの~↓



いやはや、こうじ菌ってすごいですね!!
ちょっと感動しました。

と言う事で、天地返しの作業開始です!

1.みそ玉を作って一度味噌をかめからとり出す
みそ玉を作るのは、仕込みの時と一緒。
後でまたかめに仕込みなおす時にみそ玉を叩きつけるように入れなおす方が、余計な空気が入りにくくなるからだそうです。



す・・・すいません。見た目悪くて
ちょっと用意したお皿が小さくてみそ玉がこんな風に積みあがってしまいました。
ちなみに、こんな風にとり出してみると、空気に触れていた上部のお味噌は茶色く発酵が進んだ感じになっていて、下の方のお味噌はまだ薄い茶色(黄土色)で発酵がまだまだ不十分って事が良く分かります。

2.味噌がめの内側を焼酎で消毒する
仕込みの時に使っていた奴をそのまま残してあったので、それを利用して綺麗にしました。
梅酒を作る時でもそうですがこの手の消毒は念には念を入れてやっておくにこしたことはありません。



ぴかぴかよー

3.みそ玉をかめに詰めていく
この時のポイントは、さっき取り出した時に上にあった方を先に詰めていくって事。
さっきも書いたけれど、上部の方は空気に触れている事もあり発酵が順調に進むけれど、底の方は若干遅れ気味。
だからこそ、今まで下にあったお味噌を少しでも空気に触れさせるために上にしてあげる必要があるんですね。
このひと手間が、お味噌の風味をより豊かにしてくれるのだと思います♪



入れ替え完了~♪
あとは、殺菌兼ねて塩を二つまみほど振っておきます。

4.重しをして封をして完成♪
ラップを密着させるようにして覆い、その上から再び重しをします。
重しは今まで使っていた塩の入った袋を利用しますが、半分の重さにしたものに変えます。



あとは、いつも通り新聞紙で覆ってほこりよけのビニールに入れたら完成です。



秋口にはもっと発酵が進み、美味しいお味噌になっている事と思います!
楽しみだわ~。

ちなみに、作業中に手についたお味噌をちょっと味見してみた。
お味噌の味はちゃんとします・・・が、さすがにちょっとまだしょっぱい。
お味噌のしょっぱさと言うよりは、塩の味がまだする感じかな。
これが時間をおく事によってどんな風に変化するのか、それもまた楽しみの一つです。

とはいうものの、実はこれからが大変かも
っていうのも、我が家はマンションで非常に夏場は暑くなるんですよね~。
一応気温差の一番少ない部屋に置いてあるのですが、本格的に暑くなってからどんな風に発酵が進むのか(カビも含めてね)ちょっと心配でもあります。

あぁ、無事にお味噌が出来上がりますように!!
そんな願いを込めて再び封印したとんとんであります・・・。

パルシステム おいしい手づくりコミュニティ


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