埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

2006年の指針-建築家・安藤忠雄 氏のコラムより

2006-01-07 10:51:10 | ライフ&ワーク
上毛新聞1月1日の折込紙に、建築家・安藤忠雄氏のコラムが掲載された。『身近なもの大切にする心』との見出しをつけ書き綴られたコラムを読みながら、元旦早々涙が止まらなかった。

「日本はこれから何を目指し、人々は何に希望をたくして生きていくのか。」そう始まるコラムには、私たちが育ってきた高度経済成長期の「豊か=経済」といった価値観を背景に、個人の生き方、教育、家族、情報化社会、人間同士のコミュニケーション、しつけ、環境、感性、国際的視点、これからの希望について、すばらしく簡潔に書かれていた。

無駄な言葉も足りない言葉もない。私が今まで自分の問題意識として持ち続け語ってきたことがこの1枚の紙面にこんなにも簡潔にまとめられているなんて!とにかく驚き感動し、氏を尊敬した。安藤忠雄氏に会いたいー。話が聞きたいー。

そうして私は、ひとりの人間としてかなり大きな決断をする。私のライフワークである「生きることの中に豊かに働くということがあるべき」ということを、あいまいな言い回しではなく、はっきりと述べていこう。はっきりものを言うことには勇気がいる。もっともっと勉強をしなければいけない。私はそれを始める勇気を安藤忠雄氏のコラムからいただいた。

2006年2月18日。さいたま市・内閣府が主催する「女性のための起業セミナー」。これより本気で講演事業を始める。説得力を持った言葉で、私の思いを伝えたい。
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