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「キルトの家」・・・骨太な台詞「辛抱しない人生一筋」

2012年02月05日 | 衣食住
  2月4日、NHKドラマ山田太一作「キルトの家」後編を見ました。
前編を見ていないし、特に期待していた訳ではないけれど、・・・骨太な台詞がしみました。

  ・・・実は、訳ありの若い夫婦が「津波」に遭って、心に深い傷を負っていた事・・・
・・・「キルトの家」を主宰する女性(松坂)と、団地でボランティアを主宰する女性(余)との対立と理解・・・・
 
でも、あの台詞が一番凄いな~・・・
・・・杏ちゃんが、何気なく語る「辛抱しない人生一筋じゃないですか~」。
その言葉を繰り返す山崎努「・・・ちょろっと事もなげに人の人生をまとめてくれた。俺、辛抱しない人生一筋だったんだ~・・
・・・・若いヤツは凄いなあ~、嬉しいじゃないか。どうしてそんなことに気付かなかったんだろう。」

もう1つは、松坂慶子が父親を語る場面・・・亡くなった父親の残した包装紙の裏に書かれた文字・・・
私は一老人ではない。血も涙もある、桜井慶一郎である。」

ズキッときましたね。私も自分の母の最期の頃に、彼女の人格を守ってやれていたかな?って。
今、地元で個人ボランティアをしてて、自分の心の中に「奢り」はないか?って。
そうそう、頑固ジジイばかりが集まった「○○○千葉」に、いつも「メンドクセーな~」と思っていました。
頑固っていうか、個性的っていうか、飲む時以外は意見があわな過ぎて、悩みの種でした。
正に一人一人が「私は一老人ではない。血も涙もある、○○○○○である。」と思っているのかも・・・。

・・・思えば、あの団地に憧れた世代で、その団地の抽選にも外れ続けて、・・・その団地が取り壊しになる・・・
私たち団塊族は、あの集合団地の最期を看取る最初の世代でもあるんだな~と思いました。

私自身、35年間大型建築物やマンション建設に携わってきて、建物の人生にも付き添わなきゃならないだな~改めて思いました。

     

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