10時にスタートしたマイティデューロ24時間レース。
今回の目標ですがまずは同じピットのTKPさんには負けないこと。そして最大の目標は、ソロクラス5連覇中のハッシー(敬称略)に勝つこと。そんな壮大な目標というよりは夢を持って走り始めました。
昨日の予選は出ていませんし、実は試走もしていないのでどんなコースかな?と考えながら走ります。
オートキャンプ場とマレットゴルフの敷地内にコースが作れているので、大きな変化はないですが今回も多少変更されています。下りは高速でなく低速でくねくねと曲がらされるのですが、24時間で夜間も走ることを考えると本当に良くできているコースだと思います。初心者でも安心して下れるし、上級者はスムーズに走ることでタイムアップができるという具合。寝てしまいそうな区間が無いのが一番助かります。雨対策で敷き詰められたウッドチップも当初は漕ぎが重く不評でしたが年月がたつことで走り易くなっています。
そんな1周約5km弱のコースを22分位で走り始めます。
補給計画は、1時間前後でピット前に止まって何かしらを補給。2~3時間でピットインして腹持ちのするあほ嫁さんの料理を食すことにしました。レギュレーションで走行しながらの補給が禁止されているので、とりあえずピットに止まらないといけないのがなんとも辛いですがまあ、みなさん条件が一緒なんで良しとしましょう。
さて、ハッシーは1分先にスタートしていて、私、TKPさんの順で走ります。
調子は良さそうですが、3時間後くらいから軽い頭痛が始まりました。『いかん!昨年の二の舞や!』と思い、ジャージの前ファスナーを下ろして少し涼し目で走ることで乗り切りました。
毎年のことですが、明るいうちにベストラインを見つけて頭に叩き込みます。最速ラインはもちろん、最優しいラインも。ギャップなどは元気なうちは良くても繰り返し衝撃を受けることでダメージは蓄積されていきます。少々遅くてもダメージの少ないラインを選んだほうが結局速く走ることができます。
4時間目でピットインしてスパゲッティを食して次はライトを装着する17時ごろの予定と家族に告げてピットアウト。まだまだ元気です。
カレーライスを食べる道場ぐるぐる。家族じゃないですよ
仮装は今年はあまりお目にかかれなかったんですが、水着のお姉さんの後ろでのんびり走ることができたのは凄い目の保養になりました。写真の人は仮装じゃなく正装です。
頭痛の心配も無くなり順調に走り、予定通り17時にピットイン。ライトを取り付けるべくごそごそしていると、TKPさんがピットインしてライトを取り付けてピットアウト。てっきり何か食べるんだろうとのんびりしていたらあっさりと抜かされましたね。TKPさんはここまでゼリー等の補給ストップだけのようですね。
そんなTKPさんを19時頃に追い抜いて順調に走ります。昨年もそうでしたが同じピットに同じクラスで速さが同じくらいの人がいるというのは非常に辛いですね。
ライトは、ヘルメットとハンドルの2個装着です。ヘルメットの方は今回新しくしたのですが、光の色が同じなので非常に見やすいです。電池交換は、どちらもカタログ上5時間なので4時間の3セットの計画。
順調にゼリーで補給しながら走っていたのですが、この調子でゼリーを食べると足らなくなることに気が付きました。予想以上に速いペースで走っているようでゼリー以外の物を食べる気にならないようです。これはいかんと計画変更。娘にパワーバーをキャラメルサイズにちぎってもらい、ゼリーの変わりに毎周回3個食べることにしました。気温が低いので顎が疲れますが、ゼリーは最後にハッシーを追い上げるために残しておきましょう。(ちょっと場面は違いましたが大正解でした)
交代で走るのも別の意味で辛いです
ハッシーとは徐々に差が開き1周差。TKPさんは追い抜かして同一周回で淡々とレースは進みます。
1時頃にTKPさんをラップすることに成功。二人のラップタイムを見ると抜き返されることは多分無いと思うのですが、長距離・長時間になるほど頑張れてしまうTKPさん。何を隠しているか分からないのでちょっと心配です。
ラップタイムは30分辺りで走っているのですが、3時頃に無性に眠くなり無理せずに15分仮眠。この仮眠が良かったみたいですね。何かが降りて来たようです。
ラップタイムは25分台。ハッシーとの差がどんどん縮まります。
次の周で抜けそうなタイミングの6時半にピットインして食べ物を補給。作戦としてはここでしっかり食べて後はゼリーのみでゴールするつもりです。
そして7時頃に夢にまで見たハッシーの前を走ることに成功。しかしここからが苦痛の始まりでした。
これまでのラップタイム差で離せるかと思っていたら驚くようなペースでハッシーが追いかけてきます。優勝インタビューのセリフを考えながら走ってたのですが、これじゃいけません。ということで、必死で逃げます。
パターゴルフ場やグラウンドで差を見ることができるのですが、タイム差は分かりませんからピットで前の周のタイム差を教えてもらうことにします。ラップタイムは23分台と自分でも信じられないタイムで1周で30秒くらいは離せているようですがこっちも一杯一杯。
こんなんで後2時間も走るって無理!って思っていたんですが、流れてる曲が何故か私の好きな曲ばかりだったこともあり何とか走りきることができました。
なぞのローレライシステム。ようはカイロをあほみたいに貼っただけ
最後まで楽しそうなTKPさん
レース中ですが、ソロ3名で反省会?
最後はハッシー、TKPさんらソロライダーでゴール。もう夢みたいな結末ですね。
新帝王に平伏すしもべたち
道場ぐるぐるはペアトリオで優勝
ソロ優勝私(52周)、2位ハッシー(50周)、3位TKPさん(47周)ちなみに年齢も優勝。
レース順位以外の賞では、家族でライダーをサポートしたということでMD大賞を頂きました。優勝とMD大賞で来年は無料招待かと思ったら50%の50%で25%ということでした。
全員で写真。もっと参加者が多いと良いんですがね。
さて、その後は片づけをのんびりして、同じピットの人たちと写真。
はかったるわ~計測データ
http://www.tomscraft-mtb.com/blog/20111009/20111009.pdf
途中結果はMighty-Duro24時間ブログ!
http://d.hatena.ne.jp/md24h/
オフィシャルページ
http://bikejoy.web.fc2.com/KPT/MightyDuroNineteen.htm
今回の目標ですがまずは同じピットのTKPさんには負けないこと。そして最大の目標は、ソロクラス5連覇中のハッシー(敬称略)に勝つこと。そんな壮大な目標というよりは夢を持って走り始めました。
昨日の予選は出ていませんし、実は試走もしていないのでどんなコースかな?と考えながら走ります。
オートキャンプ場とマレットゴルフの敷地内にコースが作れているので、大きな変化はないですが今回も多少変更されています。下りは高速でなく低速でくねくねと曲がらされるのですが、24時間で夜間も走ることを考えると本当に良くできているコースだと思います。初心者でも安心して下れるし、上級者はスムーズに走ることでタイムアップができるという具合。寝てしまいそうな区間が無いのが一番助かります。雨対策で敷き詰められたウッドチップも当初は漕ぎが重く不評でしたが年月がたつことで走り易くなっています。
そんな1周約5km弱のコースを22分位で走り始めます。
補給計画は、1時間前後でピット前に止まって何かしらを補給。2~3時間でピットインして腹持ちのするあほ嫁さんの料理を食すことにしました。レギュレーションで走行しながらの補給が禁止されているので、とりあえずピットに止まらないといけないのがなんとも辛いですがまあ、みなさん条件が一緒なんで良しとしましょう。
さて、ハッシーは1分先にスタートしていて、私、TKPさんの順で走ります。
調子は良さそうですが、3時間後くらいから軽い頭痛が始まりました。『いかん!昨年の二の舞や!』と思い、ジャージの前ファスナーを下ろして少し涼し目で走ることで乗り切りました。
毎年のことですが、明るいうちにベストラインを見つけて頭に叩き込みます。最速ラインはもちろん、最優しいラインも。ギャップなどは元気なうちは良くても繰り返し衝撃を受けることでダメージは蓄積されていきます。少々遅くてもダメージの少ないラインを選んだほうが結局速く走ることができます。
4時間目でピットインしてスパゲッティを食して次はライトを装着する17時ごろの予定と家族に告げてピットアウト。まだまだ元気です。
カレーライスを食べる道場ぐるぐる。家族じゃないですよ
仮装は今年はあまりお目にかかれなかったんですが、水着のお姉さんの後ろでのんびり走ることができたのは凄い目の保養になりました。写真の人は仮装じゃなく正装です。
頭痛の心配も無くなり順調に走り、予定通り17時にピットイン。ライトを取り付けるべくごそごそしていると、TKPさんがピットインしてライトを取り付けてピットアウト。てっきり何か食べるんだろうとのんびりしていたらあっさりと抜かされましたね。TKPさんはここまでゼリー等の補給ストップだけのようですね。
そんなTKPさんを19時頃に追い抜いて順調に走ります。昨年もそうでしたが同じピットに同じクラスで速さが同じくらいの人がいるというのは非常に辛いですね。
ライトは、ヘルメットとハンドルの2個装着です。ヘルメットの方は今回新しくしたのですが、光の色が同じなので非常に見やすいです。電池交換は、どちらもカタログ上5時間なので4時間の3セットの計画。
順調にゼリーで補給しながら走っていたのですが、この調子でゼリーを食べると足らなくなることに気が付きました。予想以上に速いペースで走っているようでゼリー以外の物を食べる気にならないようです。これはいかんと計画変更。娘にパワーバーをキャラメルサイズにちぎってもらい、ゼリーの変わりに毎周回3個食べることにしました。気温が低いので顎が疲れますが、ゼリーは最後にハッシーを追い上げるために残しておきましょう。(ちょっと場面は違いましたが大正解でした)
交代で走るのも別の意味で辛いです
ハッシーとは徐々に差が開き1周差。TKPさんは追い抜かして同一周回で淡々とレースは進みます。
1時頃にTKPさんをラップすることに成功。二人のラップタイムを見ると抜き返されることは多分無いと思うのですが、長距離・長時間になるほど頑張れてしまうTKPさん。何を隠しているか分からないのでちょっと心配です。
ラップタイムは30分辺りで走っているのですが、3時頃に無性に眠くなり無理せずに15分仮眠。この仮眠が良かったみたいですね。何かが降りて来たようです。
ラップタイムは25分台。ハッシーとの差がどんどん縮まります。
次の周で抜けそうなタイミングの6時半にピットインして食べ物を補給。作戦としてはここでしっかり食べて後はゼリーのみでゴールするつもりです。
そして7時頃に夢にまで見たハッシーの前を走ることに成功。しかしここからが苦痛の始まりでした。
これまでのラップタイム差で離せるかと思っていたら驚くようなペースでハッシーが追いかけてきます。優勝インタビューのセリフを考えながら走ってたのですが、これじゃいけません。ということで、必死で逃げます。
パターゴルフ場やグラウンドで差を見ることができるのですが、タイム差は分かりませんからピットで前の周のタイム差を教えてもらうことにします。ラップタイムは23分台と自分でも信じられないタイムで1周で30秒くらいは離せているようですがこっちも一杯一杯。
こんなんで後2時間も走るって無理!って思っていたんですが、流れてる曲が何故か私の好きな曲ばかりだったこともあり何とか走りきることができました。
なぞのローレライシステム。ようはカイロをあほみたいに貼っただけ
最後まで楽しそうなTKPさん
レース中ですが、ソロ3名で反省会?
最後はハッシー、TKPさんらソロライダーでゴール。もう夢みたいな結末ですね。
新帝王に平伏すしもべたち
道場ぐるぐるはペアトリオで優勝
ソロ優勝私(52周)、2位ハッシー(50周)、3位TKPさん(47周)ちなみに年齢も優勝。
レース順位以外の賞では、家族でライダーをサポートしたということでMD大賞を頂きました。優勝とMD大賞で来年は無料招待かと思ったら50%の50%で25%ということでした。
全員で写真。もっと参加者が多いと良いんですがね。
さて、その後は片づけをのんびりして、同じピットの人たちと写真。
はかったるわ~計測データ
http://www.tomscraft-mtb.com/blog/20111009/20111009.pdf
途中結果はMighty-Duro24時間ブログ!
http://d.hatena.ne.jp/md24h/
オフィシャルページ
http://bikejoy.web.fc2.com/KPT/MightyDuroNineteen.htm
Sugoiさんがあらためて、神が降臨されてる状態が良く解ります。あの時間帯からグラフが下がっていってます。
私はなんと、道場ぐるぐるチームに一周差で勝ってました(^^)/
4時間レースだと単純に右上がりのタイムですが24時間だと乱高下があってデータを見て楽しめますよね。
私のタイムはもしかしたらあほ嫁さんが補給に禁止薬物を入れたからかも…
TKPさんも朝に凄いタイム出してますが何があったんですか。
データ見ながら、打ち上げと来年の戦略を練りましょう。