「なんで、文化を第三者に価値認定されなきゃならないの？」
「前にも言っていましたね……
世界遺産に認定されれば、国際的に有名になりますし……
観光資源として、地方の財源につながりますよ？」
「今、日本は沖ノ島のにーーん？」
「どうしました？」
「さーんーけーいー！
神様は一柱、二柱って数えるんだよ！
全部一緒って意味の『一体』って使いたかったら、前に三位とか付けんかい！
……沖ノ島をねーー」
「いきなり、なんですか！？」
「産経が超紛らわしい見出しつけやがったから……
産経の昔は知らんが……ほぼ唯一の右翼紙何だからクオリティには気をつけよう……
いつか、竹田恒泰氏から鉛の新聞で殴られるぞ？」
「あんまり、知らない人の人格捏造は辞めたほうがいいですよ？」
「閑話が過ぎたな……元に戻すよ？
沖ノ島っていう所を文化遺産にしようとしてるんだけどさ……
これって、超不敬だよね？」
「どういうことですか？」
「そもそも、神様の価値、序列にするのはどうかと思うけど……
認定されるってことはさ、ユニセフが『沖ノ島』よりも格上ってことでしょ？
神様よりも格上なんて、不敬！罰当たりな話だね……
本当に罰当てようか？」
「呪いでもかけるんですか？」
「掛けてかかるならやってもいいけど、揺り返しが世界規模だと、咒返しで日本が滅ぶ可能性があるな……
と、考えると割りと格上なのかもしれない」
「言ってることが、滅茶苦茶ですよ？」
「まあ、自然遺産もそうだけど……
西欧列強の罪滅ぼしに付き合う気はない。
相手から、土下座して頼んできたら登録してやる！
くらいの反応で良いはずなのに、国連とかありがたがっているのが、傍目から見て滑稽だ。
そもそも、国連なんて、できて70年程度……
しかも、前大戦でやらかし切ったならず者国家の組織だから、その横暴に対抗した勢力が蔑ろにされてる。
その下部組織だから、ユニセフもやりたい放題だよね……
児童基金なだけの組織のはずなのに……
僕は小２の頃、ユニセフの活動を知って、世界の中で僕らがどれだけ恵まれているかということを知ったんだけど……
これって一種の『洗脳』だったのかなぁ……」
「えらく長い愚痴ですが……
要するに国連にもユニセフにも、世界を語る資格はないってことですか？」
「……時々思うけど、僕の電波発言を上手くまとめてるね？」
「慣れましたし、情報妖精を載せてますから？」
「ああ、あのエニグマを解読した……え？僕の電波ってエニグマレベル！？」
「烏滸がましいにも程がありますが……
確かに時々、意味不明な魔術用語は理解に苦しみますね」
「んー脱線してビルに突っ込むレベルの話題展開になりそうだから、このへんで終わるよ……
ユニセフと国連には、気をつけて！
もはや、共産党の一派になりつつあるからね？」
