TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

藤井4段、30勝へ

2017年07月01日 08時05分52秒 | サイコロのある暮らし

「お上手なんですか?」

「上手に見えますか?」

「全然……」

「どうも、勝ち負けのあるゲーム苦手でね……手加減はしないんだけど、本気になれないというか……勝つ気概がないというか……

ま、あまり遊ばないってのもあるね」

「ボードゲーマーなのにですか?」

「一応、盤ゲームはとりあえずルールは知ってるよ?

でも、定石とかの勉強や、考えて勝つ戦術を練るのは苦手だね」

「シミュレーションゲームがお好きなので、てっきり好きかと思ったのに……」

「うん。正直、求める面白さとの違いかな?

僕は、みんなと遊びたい。

あれは、自分と遊ぶゲームだよ」

「対戦ゲームですけど?」

「骨子は、相手の手を読んで最優の手を指すことでしょ?

確かに相手がいるかもしれないけど……

その相手って、別にコンピュータでも務まるだろ?」

「電王戦というのがありますからね……

「盤上のゲームってだけなら、結局、一人ゲームと同じなんだ……

でも、人間がやることで盤上以外の戦いが生まれる。

多分、盤ゲームの面白さってそこだと思うんだよね……

駒の動きにあわせて紡がれる人編模様がなければ、ボードゲームってつまんないと思うんだ。

82マス目と42コマが重要ってことさ」

「ボードゲームって深いんですね」

「ま、僕の拘りは、勝つための拘りよりも楽しむための拘りだからね……

他の人はどうか知らないけどね?」



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