へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

とんと御無沙汰

2007-10-22 | 日記
最近このブログに書き込みをしなくなってしまった。
書きたいと思う事がない訳では無いが
書けば愚痴や不満ばかりになりそうで
あまり面白くも無いと思うからである。
生まれつき虚無的な性格だったのか
ずっと昔、高校時代まで遡って
古い日記を出してみても
今と同じような心境が書き込まれている。

 今から歩こうと踏み出している
 道の先は真っ暗闇である。
 何も見えない。 
 助けを求めようにも
 誰もいない。
 何処までも暗く冷たい
 深い底へと沈んで行く。
 もうすぐ成人と言う俺が
 何と情けない事だ。
 いっそ消えてしまいたい。
 誰にも知られぬ処へ・・・
 ああ頭がズッシリと重い、熱い。
 もう何も考えたくない。
 これではいけないと思っても
 どうにもならない自分の心。
 今はもう考えるのはよそう。
 書くのはよそう・・・

今から40年も昔の日記の一部だが
何とも暗い文章だ。
社会を全て知っていた訳ではない。
それでも未来に夢を持てなかった。
青春を謳歌する年代から
老人の様な生き方を選んでいた。
何とも馬鹿馬鹿しい話だが・・・


赤福よお前もか?

2007-10-12 | その他
今日の夕刊を開いて思わず絶句である。
創業300年を数える老舗赤福まで
製造月日の偽装表示をしていたとは・・・
昔からお土産として重宝され
自分も幾度か購入していた物だが
最近あれだけあちこちで騒がれ
安全性の確認を求められている筈なのに
何故今頃になってこんな話になるのだろう。
自分の口に入れる物は
自給自足でしか信用できなくなってしまうのか。
毒殺されないだけマシと考えるべきなのか?
中国を疑う前に自国の心配をせよと言う事か。
人間としての責任と誇りはどうなっているのだろう。
本当に情けなく哀しくなる。

歴史の容認と否認

2007-10-07 | その他
高校の教科書の検定で
第二次世界大戦の末期で
日本が沖縄において戦った時の
一般市民の集団自決についての項目で
日本軍の関与を削除されたと言う事で
沖縄県民の怒りが爆発して
抗議活動が拡がっているが
何故今頃になって問題になるのか、
日本軍の指示があろうが無かろうが
集団自決のあった事は変わらないし
その責任は国が問われて当然の筈だろう。
軍の命令が無かったとして
それが何の意味があるのか。
市民生活の場を戦場にされ
全てを奪われた上に
何の保護をも受けられなかったのだから
見殺しにされたと同じ事である。
もっとはっきり言えば
市民の援助を請いながらの市街戦を
兵士の方でも期待していた。
それで無ければ敵の上陸前に
女や子供を早急に安全な場所へ移動させ
日本軍だけで防御すべきだったろう。
それをせずに共に戦おうとした。
国民全てを戦いに巻き込んだのだ。
もっとはっきり言えば
あの広島や長崎の原爆にしても
日本のこうした姿勢を米国が実感したからこそ
自国の犠牲を少なくする為に
決断させたと言ってもおかしくは無い。

日本軍の責任が在ったか無かったか
そんな事で騒ぐより
過去にはこんな苦い歴史があったと
それを繰り返さない為には
これから何を反省し何をなすべきか
これからの世代に示す事だろう。