八ヶ岳田舎暮し 移住のススメ MORISH COUNTRY

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「地震の少ない土地での田舎暮らし」

2011年04月04日 12時03分47秒 | Weblog
okanさんと言う方が、
「地震の少ない土地での田舎暮らし」って検索したら、こちらのブログにたどり着いたそうです。
どういう検索でそうなったのかは、分かりませんが、まあ確かに住んでいて地震には強い土地だなあと実感します。
東北大地震、栄村や上越の震度6強の地震、富士吉田の震度6強の地震の時も揺れはしましやが、棚に飾ってある安定の悪い一輪挿しの花瓶が落ちることはありませんでした。

八ヶ岳で家を建てるときに基礎工事をすると大きな石がごろごろ出てきます。
温泉を掘ると岩盤にあたって、大変だと聞きました。
八ヶ岳高原はその昔、火山の噴火によって形成されたわけですから、
海辺よりは強いと思われます。(詳しくは下記で)
ただ、気をつけなければならないのは、斜面、谷間や湿地帯には家を建てないことです。
斜面は、滑落の恐れがあります。谷間は落石、鉄砲水(土石流)の恐れがあります。
湿地は地盤が緩いので、液状化などの恐れがあります。
現在、そうした場所も土地として売られている場所も多々あります。
売り手は、都合の良いことを並べて、悪いことは話しません。
湿地帯の土地を買って、梅雨時になったら敷地全体が沼みたいになって大変な方もいます。

八ヶ岳が地震に強い土地といっても、場所を選ばないと「危ない土地」になるのです。
終の棲家として、八ヶ岳に家を建てるのであれば、気候が一番悪いときに見聞することをオススメします。
まずは、梅雨時です。
八ヶ岳の梅雨は、カラッと晴天下と思えば、もの凄い豪雨になります。
特に春の雷雨です。
山道は川の様になり、人の頭くらいの岩石さえ押し流します。
雷は、神の怒りのように地響きを立てて落雷します。
かと思うと、それまでの天気がウソのように晴天になるのです。
こんな豪雨の時、湿地や谷間の土地は水たまりになり、道には1m位の深い溝が出来ます。

次に、雪ですね。
これは、災害とは関係ありませんが、平地でも日の当たらない森の中は、春まで雪が溶けません。
また、別荘地でない森の中に家を建てると、普段は静かで最高の環境なのですが、
そんな森へ通ずる小径は、行政では除雪してくれません。
なので、そこに住んでいる方が自力で除雪しなければなりません。
別荘地内は、管理人が直ぐに除雪してくれるので安心です。
県道、国道は、朝の通勤時間までには除雪を完了しているので、これも安心です。
(明け方に大雪が降ったときには、間に合わないときもありますが)

八ヶ岳で自分が気に入った場所があれば、近くに住んでいる方数人に不便な事が無いか聞いてみるのが、一番です。

海辺や都心での生活、今回の東北大地震で弱点があらわになりました。
でも、もっと恐ろしいのは、数年のウチに必ず起こる、東海沖地震です。
太平洋プレートとフィリピンプレートが大きく重なる場所。
東北大地震は太平洋プレートと北米プレートがぶつかり合って起こった大地震。
フィリピンプレートに接している太平洋プレートも同じようにぶつかり合っているでしょう。
太平洋プレートの圧力に絶えきれずフィリピンプレートが崩れたときには、
東北大地震と同じ規模の地震が来ることは、シロウトの僕でさえ理解できます。
マグニチュード9と大津波が、東海、関東を襲うと考えたくは無いですが、
備えや心構えは必要だと思います。

経済産業省もデュアルライフを推進していくようです。

下記に、田舎へ移住した方の体験談を見つけました。(東北大地震以前のコメントです)
都会から田舎へ住む事は、リスクも伴います。そうしたこともコメントされています。
参考にしてください。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/495218/



http://www.kubota.co.jp/urban/pdf/33/pdf/33_1_8.pdf#search='%E5%85%AB%E3%83%B6%E5%B2%B3%E3%81%AE%E7%81%AB%E5%B1%B1%E6%B4%BB%E5%8B%95'

http://www.kubota.co.jp/urban/pdf/33/pdf/33_1_1.pdf#search='%E5%85%AB%E3%83%B6%E5%B2%B3%E3%81%AE%E7%81%AB%E5%B1%B1%E6%B4%BB%E5%8B%95'

http://www.kameyahotel.jp/main/study/Learn1.htm
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