毎度わけのわからないタイトルで恐縮ですがなんとなく察していただければ幸いです
ところでこの写真、よーく見て下さい。 右タイヤから青白いケムリが出ています。
これは接地の瞬間にタイヤと滑走路との摩擦で発生したものです。こんな煙が発生するのはほんの一瞬ですが、偶然シャッタータイミングと合って撮れたカットです。
わが県央空港のフィールドオペレーションは771フィート。場周経路の高度は約800フィートプラスの1600フィート。ベースレグでは高度処理をしながら同時に速度も下げていきます。
エアスピードの維持に注意しながらベースレグからファイナルへと移行。だいたいこの時点で高度は1200フィートになっています。
滑走路のセンターラインに機軸を合わせるのはけっこう難しく、ラダーはパッパッパッという感じで素早く、思い切って踏んでいかないとなかなかセンターには持っていけない。飛行機を操縦する時、これがまた足が言うことをきいてくれない。自分の足なのに
これはたぶん小型機の場合は両足をそろえたような格好で乗っているからではないだろうか。ほとんど言い訳だけど。
もともと運動神経の鈍い自分の場合、着陸進入時のようにどんどん滑走路が迫ってくるような緊迫した状況の時には、左右どっちへ踏み分けているのか、感覚がつかめない。
しまいにはどっちの足を踏み込んでいるのかさえわからなくなってくる
今、流行りの鈍感力?が皮肉にも自分の足元でその才能を発揮している。
滑走路末端の最終コース、教官の指示でパワーをアイドルにする。機体はすぐに沈んでくる。操縦輪を引いていく。さらに引く。姿勢が上向いてきているのはわかるが引きが甘く、どんどん機体は沈む。
教官の指示にしたがい引く、さらに引いてそれでも足りずにもっと引く。
今度はつい引きすぎてフワーっと浮いてしまう。でもここで引きを緩めすぎてはいけない。こないだのタッチアンドゴー訓練ではビビッて操縦輪をつい緩めてしまったたために、ドドンッときた経験がある。
最後はまるで体ごと幽体離脱でもしたような感じですーっと滑走路へ・・・これがなかなかうまくいかんとですねー。ソフトランディングなんて夢のまた夢。
まぁはっきり言って
『ドカン、ボコー、ガシガシッ』
って感じですかね自分の場合は
ここはやっぱり『しらしんけん』標準語で『無我夢中』これしかないでしょうね。頑張れ訓練生たち
あっと、自分も訓練生でしたっけ・・・他人事じゃないっ