友坊主の頬づえ

日常をとりまく物事について

Tさんの送別会

2010-03-15 | お酒


昨日(日曜日)は近くのイタリアン「LA CASA」で、Tさんの送別会がありました。
Tさんというのは、「LA CASA」のスタッフさんです。昨年ソムリエの資格をお取りになって、来月からはフランスのワイナリーで1年間働く事になったそうです。実はとてもファンの多い方で、みんなで送別会をしよう、という計画が立ちました。会には20人くらいが集まっていました。本当はもっと多くのファンがいると、マネージャーが仰っていました。

今回、Tさん含めて3人の方に「ブログで顔出しOK」という許可をもらいました。その方々については、このブログでは珍しく顔をドカンと載せます(基本的に人は撮らない事にしてる)。上の画像が、Tさんです。




会は主に「お酒持ち込み」という事にしていました。
4000円くらいを上限に、それぞれが好きなお酒を持ち込みます。そして一本ずつ出てくるんじゃなくて、あらかじめカウンターにワインとグラスを置いて、好きな時に好きなものを呑めるようになっていました。
このシャングリラを見たとき、僕は完全に態勢に入りました。




そして、お料理が出てきます。僕は最近、肉や魚は全く食べない生活になっていますが、昨夜はあまりそういう事は考えず、食べたいものを食べるようにしていました。肉にはあまり手をつけず、魚介類は結構食べてました。




会の途中に届いた「生きたイカ」。こういう風に届けられるとは知りませんでした。ビックリした。
このイカを使ったお料理も出てきました。とても美味しかったです。




アップする画像がかなりの数に上っていて、どういう順序で書いて行こうかちょっと迷いましたが、あまり考えず画像の順序どおりに進めていこうと思います。
僕が選んだワインです。

Domaine des Bois Lucas Touraine Blanc Sauvignon Blanc 2006
(ドメーヌ・デ・ボア・ルカ トゥーレーヌ・ブラン ソーヴィニヨン・ブラン)

ソーヴィニヨン・ブランが好きなのでこの品種の中から選ぼう、と思ってました。ネットでいろいろ検索した中から、Tさんにちなんでみたものにしました。このワインの作り手は、日本人の女性です。
見つけた時、これからフランスで夢を追いかけるTさんの事が頭に浮かびました。これにすることにしました。因みに、Tさんの持ち込んだワインも、これでした(カブッたのでTさんは他のワインを選択)。Tさん自身が、このワインの作り手さんと深い関わりを持っているという事を、その時聞きました。
このワイン、すごく美味しかったです。今まで飲んだソーヴィニヨン・ブランの中で一番好きかもしれません。酸味がとても綺麗で、複雑な味わいもあって。持ち込んだ自分が言うのもなんだけど、結構その場の評判も良かったんじゃないかな。アッという間に空になりました。




真ん中のワインが遮那王さんが持ち込まれた、ジュブレ・シャンベルタン。
この銘柄も、実は一瞬頭をよぎったんです。呑んだことがなかったから。一度呑んでみたいなあと思ってたんです。
これもすごく美味しかった。今回の持ち込みワインはどれもとても美味しくて、もう、至福のひとときでしたね。




このタコ坊主がカブッてしまったために、Tさんが変更したワインがこちらです。
これは完全に自分の好みの味でした。何回か書いてるような気がしますが「酸味が綺麗に立っている」ワインがとにかく好きなんです。
このワインと、遮那王さんのジュブレ・シャンベルタンを取っかえ引っかえ呑んでました。なんとも贅沢な時間です。




魚料理。これも何回も書いてるけど、本当に魚の美味しいお店です。ホクホクしていて、臭みが全くないし、噛み締めると旨味に思わず顔がほころびます。久しぶりに食べる魚が、このお店の魚で良かったです。




お酒はワインだけではありませんでした。焼酎、日本酒、ウイスキーとなんでもあり。しかもウイスキーはトリス。最強。
画像の日本酒がこれまたびっくりするくらい香りが綺麗で、甘みはスッキリしてるけど味わいは豊かな、すごく美味しいお酒でした。でもこれ、度数が20近くあるんですよね。クイクイいってると、後でキそうです。というか、キました。というかあらゆるものを呑みまくってるからこない筈がない。このあたりになるとテーブルに戻るのがメンドくなっていて、カウンターで思いっ切り立ち呑みしてました。なんか串揚げ食いたくなった。




こちらのワインは、どなたが持ち込まれたものか、失念したか聞くのを忘れたかなんですが、これも美味しかった。とにかく美味しいお酒しかなかったです。こんなに良い日、めったに無いですねえ。




テーブルはこんなふうに、何台か使って大きく広くなっています。最初はもっと細かったんですが、人が増える度に変形を繰り返しました。




ここから、人の画像が増えていきます。
この方が「Tさん」です。顔を出させてもらってるのに何故か名前を「Tさん」と隠して書いてるっぽくなってますが、特にそういうつもりも無いんですが最初から「Tさん」と書いてるし、まぁいいかなと思って。
ご覧の通り、とても綺麗な方です。でも性格は気さくで、ファンが多いのもうなずけます。




そしてまたワインの画像。本当に脈絡なく書いてます。
この会は後から後から「そういえばあった」みたいな感じでお酒が出てきました。どこまでも酔って行く夜です。




リゾットが出てきました。
一番ビックリしたお料理がこのリゾットでした。中にグリーンピースが入ってます。僕は、グリーンピースがあまり好きじゃないんです。結構そういう人、多いと思いますが、あの独特の匂いが子供の頃から苦手でした。
でもこのリゾットの中に入っているグリーンピースは全くその臭みがなくて、ひたすら豆のホコホコとした味わいでした。シェフは確か、皮を一枚一枚剥いていく、と言ってたかな?すごく手間をかけて、この美味しいお料理が出来上がってるんだな、と思いました。




上で書いたとおり、Tさんにはファンがいっぱいいます。そのお一人が「Tさんのために」と持ってきた、シャンパンのマグナムサイズです。実際間近で見ると、もっと大きい印象を受けます。




カウンターに置くと他のワインと比べられて、より大きさが分かりやすいでしょうか。一升瓶の1.5倍くらい、という感じかな?ちなみに、F1の表彰式の時に実際に使われているシャンパンだそうです。




抜栓をするTさん。
その場にいる人達みんながご相伴にあずかりました。




そしてもうひとつ、今回は別れがありました。
シェフのアシスタントを務めていたTさんが、あれ、スペルだと同じになる、「男性のTさん」が、3月いっぱいで「LA CASA」を離れて堺のレストランに行く事になったそうです。その場でシェフからお話があって、みんな「え!!」と声を上げて驚いていました。
残念・・・。僕はカウンターではシェフと話すことが多いんですけど、時々Tさんともお話させてもらっていました。とても笑顔のやさしい、良い方でした。次のお店はオープンキッチンじゃないらしいので、お顔を見る機会は減るのかもしれません。

上の画像は「出てきて、シャンパン呑んで!」とみんなに言われてグラスをあおっているTさんです。「LA CASA」でお会いできる機会が減るのはとても残念ですが、これからのご健勝を心からお祈りしております。




お客さんのひとりに「Tちゃんの写真撮っといて下さい!あとで写真代渡します!」と言われました。
僕もさりげなくファンのひとりだったりするので、「撮りたいなあ」とは思ってたんですが、人様にカメラを向けるという事をあまりしないし、何より恥ずかしいしで、ものすっごい遠くから望遠使って撮ったりしてました。




でも「人に言われたから」という大義名分ができたので、 少し積極的に近づいて撮る事ができました。さっき数えたら、50枚くらい撮ってました。ブレてるのも結構あって、泣けました。




そして、大好きなギタリストのAki Miyoshiさんが到着。AkiさんもTさんの送別会に駆けつけて、Tさんのためにギターを弾きました。






ギターを弾いている時のAkiさんは、本当にカッコイイ。
でも話すと、とても面白い。この日お会いできて、本当に良かった。
来週はで大阪狭山市でライブがあって、すごく行きたいんですけど、この送別会に資財のほとんどを使ってしまい・・・。また機会があったら、是非行きたいです。




Akiさんの演奏を最前で見つめるTさん。
いろんな人が、Tさんの門出を祝うために集まっています。




これが最後の画像です。
堺のレストランに行く事になった「男性のTさん」が、最後に作ってくれたクリームソースのタリアテッレ。
めちゃくちゃ美味しかったです。お世辞なんかは全くなくて、本当に、本当に美味しかった。あらためて、Tさん、堺でもお元気で。


* * * * *


・・・という送別会でした。
このお店で、これだけの大人数でワイワイガヤガヤするのは始めてでした。みなさんとても楽しくて、いい人達で、ワインも、食事も、すべてが素晴らしい送別会でした。

「Tさん」と「男性のTさん」・・・この書き方でいいんだろうか・・・まあそれはそれとして、今までありがとうございました。
長い間、楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
これからも、どうぞお元気になさっていて下さい。

最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良い会になりましたね。 (遮那王)
2010-03-16 21:56:27
良い写真ばかりですね☆
私の大好きなラ・カーサの雰囲気です。
本当に素晴らしい夜でした。
皆大好きだぁ。
友坊主さん、これからも変わらず一緒に飲みましょうね!
友坊主さんは私にとって愛しきラ・カーサファミリーであり、最高の飲み仲間です!
返信する
Unknown (友坊主)
2010-03-16 22:54:04
会ではありがとうございました。すごく楽しかったですよね。僕は後半死にかけてましたが(笑)、でもとてもいい夜でした。
写真は、本当はいろいろな人が写ってるのを載せたいなと思ってるんです。今回はそういう写真もかなり撮ってまして。そういう写真の方が見てて楽しいですし。ラ・カーサの雰囲気もより伝わり易いと思いますし。
でも、許諾を得てない人の顔がドンッと分かってしまう画像をアップするのは、ちょっと気が引けて、結局載せずじまいになってしまいました。ちょっともったいないので、デジタルフォトフレームを買って、ラ・カーサで皆さんに見てもらうのもいいかな、と思ってます。

もちろん、これからも一緒に呑みましょう!
今回、やっぱりラ・カーサは素晴らしい場所だという事を再認識しました。また、あのお店でお互い呑みまくりましょう(笑)。
返信する
Unknown (いもうと)
2010-03-17 00:11:03
こんばんは。
友坊主さんホントにカウンターに張り付いてましたね。自席にいたのは最初の乾杯のときだけでは(笑)

殆ど飲んでいない私ですら高揚感に記憶が曖昧です。本当に良い会でした。
あの後全員無事帰途につけたのかだけが心配ですw
返信する
Unknown (友坊主)
2010-03-17 20:40:31
こんばんは。会ではありがとうございました。楽しかったですよね。
カウンターに張り付くのは確かに早かったですね(笑)。カウンターと自分の席との距離感が、もはや我慢なりませんでした(笑)。
新世界の串カツ屋さんみたいなノリになってました(笑)。

あの日は本当に、たくさんの人が来て、たくさんの人とお話が出来て、みんな盛り上がって、すごく良い会でしたよね。
僕が帰る時もまだ人がいたと思います。もしかしたらみなさん朝までフロアで寝てたのかもしれません(笑)。
返信する
あ、そうだ・・・ (遮那王)
2010-03-19 03:21:57
リオのワインはS本さんが持って来て下さったやつですよ!
S本さん、ワイン飲まないので、ラベル買いしたって言ってました(笑)。
返信する
写真お願いした者です! (CASA)
2010-03-19 22:50:34
ブログ楽しく拝見しました!

アタシ今回の送別会のシステム知らなくって、皆さん持ち寄ったワインと知らずおいしく頂き楽しんで帰ってしまいました…

ホント反省してます…

今月末Tさんとは約束があるので、そこできちんとしてきますね。

こんなアタシですが、CASAで会ったらまた一緒に呑んで下さいね。

ではまたブログの方も楽しみにしてますね!
返信する
Unknown (友坊主)
2010-03-20 09:42:27
遮那王さん>
情報ありがとうございます。
あのワインもかなり美味しかったんですよね。ラベル買いであの味わいは、凄いと思います(笑)。確かに綺麗なラベルですね。
あと、会ではS本さん、かなり面白かったです(笑)。

CASAさん>
会ではありがとうございました。
確かCASAさんの差し入れだと記憶してますが、セロリ、美味しかったです。
お酒の持ち込みについては、全然大丈夫です。他にも持ち込まれていない方がいたと思いますし。
それに僕のいた最後あたりにはマネージャーもビール大放出みたいになってましたし(笑)。
Tさんの写真は、上手い具合に手元に「カメラのキタムラ」のプリント20枚無料券があるので(笑)、この3連休中にプリントして来ようと思ってます。
ただ渡し方が分からないんですが(笑)、今度お会いした時か、ラ・カーサに預かって頂くかしようかなと思ってます。
こちらこそ、これからも宜しくお願いします。また一緒に呑みましょう。
ブログは、たまに見ると、たまに更新してます(笑)。お暇な時にでも見て頂けると嬉しいです。
返信する