書きたくないといいながら…

毎日毎日腹の立つニュースばかりで、もぉ世の中どうなってるの？
「公」と名のつくおしごとの、それもいい年ぶっこいた人たちが、
「婦女暴行」「わいせつ行為」「痴漢」に「盗撮」…、
あんたたちの給料は、あたしらのふところから出てんだよ。
上は上で、１万円でゴルフだぁ？アンタ自身がトリプルボギーバカじゃ！
もー税金払わないぞ！

そうかと思えば、赤福の次は、かの「吉兆」ですと。
こういうことがあると、その店の信用もですが、
「大手といえども信用ならん、もしかしたら○○も？」と
いつもお土産に買う、名の知れたお店全部を疑いたくなってしまう。
そういうことでも、社会的に問題ですよね。
お願いだから、自分と自分の仕事に誇りを持つという、
あったりまえのことを忘れんでほしい。

ついでにもうひとつ、ここのブログではゼッタイ
こまごま書くまいと思っていたのですが…「亀田騒動」。
マスコミも勝手で、さんざんこきおろしておいて「会見」したら急にほめる…。
確かにあの兄弟にとってはアタマを下げることは屈辱であろうから、
記者会見場に出てきて、まがりなりにも「謝罪」したということは、
評価できると思います。しかしそれとても、大手菓子メーカーじゃありませんが
「こういう質問が出たらこう答えよ。こう聞かれてもこれは言うな」と
セリフを決めておいても不思議はなかろうと思っています。
「礼儀」というものを、全くおそわっていない人間が、
謝罪会見をやるんです。言葉遣いがどうのこうのより、言ってる中味でしょ。
弟の落ち込みの原因を聞かれて「やっぱ負けたし…」
おい、そーじゃない、元々あれは「試合」ではないのだよ。
「リングを汚すような試合をしちまって落ち込んでる」でなければ…。

父親に対する愛情がりっぱだ…、そりゃまぁイマドキの子供に比べれば、
親子関係は密接でしょうが、多分に親に洗脳されてきた部分があると思います。
人間にとって、子供のころの親は「世界中で一番」「完璧な存在」です。
少しずつ大きくなってくると、あれっ？という思いが出てきて、
やがて「不潔」だの「たいしたことない」だの…、
それは成長することによって「親も毎日悩んだり苦しんだりしてる人間なんだ」と
それがわかってくるということで、それを過ぎると
「そうやって自分を育ててくれたんだ」という素直な気持ちになってくる。
人によってかかる時間は違うでしょうが、親を越えるということは、
親よりえらくなることばかりではなく、一人の人間として
親と肩を並べて歩けるくらい大人になっていく、ということだと思います。

彼らについて、その言葉遣いだの、礼儀を無視した態度のデカさだの、
あれこれはここでは言いませんが、マスコミは煽り立てた側です。
「それを止める人」がなぜいなかったか。
あのジムの会長という人も、なぜ彼らを特別扱いして、
数々のわがままを許したか…。お金になればよかったんでしょ、結局。

彼らは今後、親と別れて一から出直しだそうですが、
さて次の心配は「いじめ」、どっかのナンタラ部屋の親方みたいに、
新しい「ジムの先輩」が、「おめぇは昔っからなまいきだったんだよ」と、
しつけではなくいじめをやっても、「しりまへーん」と
横向くようなことがあったなら…。
昔見たＢ級映画のセリフで、心に残っている言葉があります。

「神が才能を与えたということは、それを使えということだ」

彼らに才能があるなら、使えばいいと思います。
この不祥事でつぶしてしまうより、礼儀から教え込んで、
本当に才能を使い、開花するとはこういうことだと教えてあげてほしいです。
そのためにも、私は今のジムではなく、全く関係のないところへ行くほうが
本人のためにもいいと思うんですけどね。
それと、霧隠サイゾウならぬ「雲隠れシタゾウ」のお父さん、
あなたの「男の美学」は「男の微学」です。もっと大きくなってください。
子供がかわいそうです。

ああ、とうとう書いてしまいました。
もうこれできっぱりさっぱり。
さぁ、美しい着物の話しに戻りましょう。