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ザ・マミー 呪われた砂漠の王女

2017年07月30日 | 映画
ザ・マミー 呪われた砂漠の王女
を観ました。


灼熱の太陽が降り注ぐ現代の中東で、米軍関係者のニック(トム・クルーズ)と考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)は謎の地下空洞に隠された巨大な棺を発見。
調査のため棺をイギリスに輸送するが、想定外の事態により飛行機はロンドン郊外へ墜落。
即死であったはずのニックはなぜか無傷のまま遺体安置所で目を覚まし、脳裏に浮かぶ美しい女性の言葉に導かれるように、棺の行方を捜す。
その棺に眠っていたのは、5000年前にファラオから裏切られ、復讐のために邪悪なモンスターと化すが、封印された古代エジプト王女アマネットであった。
そして彼女は、ついに永い眠りから目覚めようとしていた―。


アレックス・カーツマン監督作品です。

過去のモンスター映画をリブートするダークユニバースプロジェクトというものが始まったらしく、
その記念すべき1作目です。

元ネタをそこまで知らないですし、関心も低いのでその辺は気になりません。
ただの新しい映画を観る気分です。

いつもながらですが、トム・クルーズを主演にした時点でトム・クルーズ映画になってしまいます。
日本で言うキムタク作品みたいなものです。
いい部分も悪い部分もありますが何れにせよ偉大さの証明だと思います。
今作はチャラいキャラでアクションはそこそこ。
トム・クルーズ作品にしてはバックボーンが薄い気がします。
将来トム・クルーズ映画の話をした時にギリギリ思い出せないくらいの作品になりそうです。
あー、そんなのもあったね!と5年後くらいに言いそうです。

映画はアクション要素は勿論、序盤にちょっと戦争シーンがあって、
そこからちょっとインディ・ジョーンズ的なアドベンチャー要素も出てきて。
でちょっとホラーっぽいモンスター映画になっていきます。
なんか色んな要素を詰め込もうとしてるのは伝わりました。
ただそれが消化出来ているとは言い難いです。

夢オチでは無いですが、主人公が幻影を見るようになるので、しょうもないだまし的なシーンは多いです。
コメディ要素もちょっとありますが笑えはしないです。

ストーリー展開はなかなか大胆で、突拍子もない部分があります。
それは既存の定番の裏切りと斬新さの提供はありました。
ただそれが面白いかは別ですが。

映像はなかなかインパクトあって、記憶に残りそうなシーンはありました。
飛行機の墜落シーンはなかなか凄かったです。

トム・クルーズは相変わらずトム・クルーズです。
チャラめでそんなにヒーロー感は無かったです。
相変わらず無茶な事はしてますがトム・クルーズ演技の中ではインパクト薄めだと思いました。

意外ですがちょっとらしくない役でラッセル・クロウが出てました。
化物なのか人間なのか、味方なのか敵なのかわかりにくいですが。
物事をややこしくする様な裏社会人間でした。

ヒロインはアナベル・ウォーリスでした。
トム・クルーズ映画には美女のヒロインは必須ですが、今作はアナベル・ウォーリスです。
見た目、演技的に可もなく不可もなくですね。

いかにもハリウッド映画という感じの企画と商業面が前面に来てる感じの作品ですね。
企画や規模の割にあまり面白いとは思いませんでした。


そんなわけで5点。
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