談合で決まった疑いのある公共工事の割合が最も高いのは北海道、適正な入札をしているのは宮城県――。全国市民オンブズマン連絡会議は16日、福岡市で始まった全国市民オンブズマン全国大会で、自治体別の「談合疑惑度ランキング」を発表した。都道府県が05年度に発注した原則1億円以上の工事で、落札率が95%以上の工事を「談合が行われた疑いが強い」として抜き出し、自治体別に割合を集計。最も疑惑のある工事の割合が高かったのは北海道で、全体の84.3%。最も低かったのは宮城県の0.9%で、自治体によって大きな差が見られた。
調査は今年で4回目。47都道府県が05年度に発注した予定価格1億円以上の工事(東京都は3億円、神奈川は1億5000万円以上)計5525件についてそれぞれ予定価格や落札価格を調査。落札率が95%以上の工事は「談合で落札された疑いが強い」とし、全体におけるそれらの工事の割合を談合疑惑度として集計した。
集計によると、北海道に次いで疑惑度が高かったのは鹿児島で76.3%。熊本73.8%、宮崎72.9%が続いている。北海道は802件の工事のうち、676件の落札率が95%を超えており、落札率が90%以上の工事は全体の92%に上っている。
■ お役人天国が続く限り談合も続きます。
調査は今年で4回目。47都道府県が05年度に発注した予定価格1億円以上の工事(東京都は3億円、神奈川は1億5000万円以上)計5525件についてそれぞれ予定価格や落札価格を調査。落札率が95%以上の工事は「談合で落札された疑いが強い」とし、全体におけるそれらの工事の割合を談合疑惑度として集計した。
集計によると、北海道に次いで疑惑度が高かったのは鹿児島で76.3%。熊本73.8%、宮崎72.9%が続いている。北海道は802件の工事のうち、676件の落札率が95%を超えており、落札率が90%以上の工事は全体の92%に上っている。
■ お役人天国が続く限り談合も続きます。
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